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ミャンマー:ヤンゴンのインド料理店「Doe Meik Swe」

店内に入ると、さっそく、バナナの葉にのったカレー定食の写真が目に入った。

恰幅がよく、流暢な英語を話すインド人オーナーに、「チェティ・タミンはバナナの葉にのってるんですか?」と質問すると、とんでもない!といった様子で「ステンレスのお皿にのってきますよ!」との答え。ミャンマーでもかつては、チェティ・タミンをバナナの葉にのせて出してたようだが、今は時代遅れと思われているようだ。日本人としては、めったに目にすることがないバナナの葉のお皿の方が嬉しいけど。。他にも色々質問してみたところ、このオーナーはミャンマーで生まれ育ち、インドに行ったことはないそう。ミャンマーとインドは陸続きだというのに意外だった。


カレーは、下の写真左がベジ用のじゃがいも、カリフラワー、ピーマンのカレー、中央が、ノンベジ用のマトン、右がチキン。定食セットは南インドのミールスに似ていたが、特に肉のカレーはミャンマーのカレー(あるいは煮込み料理)ヒンに近いように思った。




左の写真は、バター・ドーシェ。たっぷりのバターでドーシェを焼いたものに、液状のココナツ・チャトニ、サンバルなどがついてきた。
料理は、本場並みとはいかないまでも、どれも中々おいしかった。チェティ・タミンのお店はヤンゴンのあちこちにあるそう。このお店はやや郊外にあったが、ダウンタウンのインド人街等でも食べられるそうなので、機会があったらぜひ行ってみたい。
■インド料理「Doe Meik Swe」:No.232, Bargayar St., Myaynigone, Sanchaung T/S (デパートのダゴンセンター向かい) Tel: (01)709559 Open 6:00-22:30 年中無休
September, 2008
(ゆ)
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by brd
| 2008-10-29 03:30
| ミャンマー
ミャンマー:ヤンゴンの食堂「203」

ということで、面倒くさい入国ビザが何とかとれた直後から、ネットや資料を調べまくり、お腹を壊さず、しかも美味しいと評判のお店をリストアップして、彼の地に望んだのだった。
あせって調べた甲斐あって、どのお店もすばらしく、滞在中は体調も良好だった。というか、ミャンマーの食事、かなりいけるじゃん、という幸せな印象を胸に帰国できた。せっかくなので、今後、ミャンマー(主にヤンゴンですが)に行かれる方の足しになるよう、情報を残しておこうと思う。
まず一軒めは、ミャンマー料理の庶民向け食堂。庶民向けだけど、料理は油っこくなくてとても美味。ガイドブックにものってる有名店なのに、なぜか店名はないというのが、なんだかミャンマーらしくて素朴。番地の「203」が目印となっている。

入口のショーケースに並べられた料理から、食べたいものを選ぶ。お店の女性が英語を話せたので助かった。
選んだ料理は、下の写真中、左下が魚カレー(カレーは現地では"ヒン"と言う)、右下がポーク・カレー、左上が豆(おそらく緑豆)を煮たもの、右上が高菜とキノコの炒め物。すべて美味しかった。後から知って悔しがったんだけど、「高菜と豚肉のスープ」もかなりいけたらしい。その下の写真は、周りじゅうが食べていて気になったので頼んでみた、木の実のようなもの。大きなむっちりした銀杏のような味だった。一体なんだったのだろう・・?


お勘定は、US4ドル払って、300kのおつりが来た。ほんと良心的で感動。(1000kでだいたいUS1ドル)
■ 食堂「203」:ヤンゴン・ダウンタウン37st
September, 2008
(ゆ)
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by brd
| 2008-10-24 04:23
| ミャンマー
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