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タイ調味料で創作料理! 在タイ日本人女子フリペ『Arche+ アーチプラス』Vol.6 

(よ)が応援しているバンコクの女子フリペ『Arche+ アーチプラス』のVol.6の大特集は・・・、

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タイの調味料で創作料理!

チャオプラヤ川を眼前に望むバンコクはヤワラーの古民家リノベ猫カフェ「Samsara Cafe & Meal サムサラ・カフェ&ミール」のオーナー・要美由紀さん、バンコクで活躍中の野菜ソムリエ・田中瑞恵さん、来タイ12年のタレント/主婦の斉藤華乃さん、以上3名の在タイ日本人女子によるタイ調味料を使ったフュージョン料理レシピが満載。

さっそく掲載レシピを参考に、自分で作ってみることに。

まず、調味料を入手。

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手前から、エビを発酵させたペーストのガピ、日本の醤油に近いシーユーカオ、エビや唐辛子やガピやタマリンドなどをペーストにしたナムプリックパオ。

実は通勤電車を途中下車してすぐの場所にタイ食材専門店の「ASIA SUPER STORE アジア・スーパー・ストア」があるので、この種のモノの入手はラクチンなのだった。

お店にいたタイ人のおばさん(たぶん近所のタイ料理店の人)に、シーユーカオとシーユーダムの違いや、どれがガピか、など教えてもらいながらショッピング。

「奥さんタイ人?」と訊かれたので、「違うよー」と応えると、「ガピでなに作るの?」とたずねるので、「スパゲティ」と言ったら、「え~!?」って驚いていた(笑)。

まずは、サムサラの要美由紀さんのレシピ「プラータオウフー」を作ってみる。

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焼いた厚揚げに、ナムプリックパオのソース。

ソースはナムプリックパオに、ナンプラー、砂糖(掲載レシピのガムシロの代用)、レモン汁(掲載レシピのマナオ汁の代用)、パクチー、レモングラス、ホムデーン(タイ小タマネギ)、ねぎ。

レシピにあったパクチーファランは買うのを忘れたので省略。

薬味類はすべてみじん切りにする。

このソースが美味い!

甘辛酸っぱくて、レモングラスやパクチーの薬味類の香味が渾然一体。

厚揚げに合う。

ちょこんと上品な感じで厚揚げのうえに乗せたソースだが、結局うえの写真を撮ったあと、厚揚げを細かく切りわけてソースを増量、混ぜ混ぜしてヤム状態にして食べた。そんな感じの一品。

お次は、おなじく要さんのレシピで「焼き野菜のサラダ」。

タイ調味料で創作料理! 在タイ日本人女子フリペ『Arche+ アーチプラス』Vol.6 _e0152073_2595949.jpg

台所にあった野菜を適当に集めてグリル(使用野菜は掲載レシピとはかなり違う)。

ドレッシングはシーユーカオ、オリーブオイル、酢(掲載レシピではワインビネガーとなっているが千鳥酢で代用)、にんにくとホムデーンのみじん切り、こしょう。レシピにあったマナオ汁は省略。

Arche+の料理写真では野菜とドレッシングを別々にサーブしてあったが、先に和えてから盛り付けた。

これもドレッシングがなかなか。

よくフツーに醤油ドレッシングを作るけど、それに近い感じ。

ところで「サムサラ」は、『Arche+』の創刊準備号の表紙に登場した旅ライターのとまこさん強力プッシュにより、去年の9月に行ってきた。

タイ調味料で創作料理! 在タイ日本人女子フリペ『Arche+ アーチプラス』Vol.6 _e0152073_30085.jpg

すごくムードのあるロケーションで、インテリアもかっこいい。

『Arche+』も置いてある(笑)。

そして、猫カフェでもある。

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サムサラにいた、壺ネコ。

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店のすぐ外にも、美形ネコたちがわらわらと。

さて。

シメは斉藤華乃さんの、「ガピクリームパスタ」。

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生クリームを温めながらガピを溶かして、少しナンプラーも足して味を見つつ、茹で上がったスパゲティとあえて、ガパオ(掲載レシピではバジルまたは大葉とあったがアジアスーパーストアで買っちゃったので使ってみた)をあしらう。

簡単。

この一品、『Arche+』のデザイナーさんもお気に入りで、「たらこスパゲティみたいで美味しいです~」と勧められたが、本当にたらスパみたい。

ガピの発酵臭さが苦手な人もいるかもしれないが、これは多分、そんなに気にならないんじゃないかな。

クリームに、たとえば海苔をぐしゃぐしゃっと砕いて投入して「海苔クリームパスタ」なんて簡単メニューを作ることがあるけど、これも美味い。クリーム+海産物系のパスタソースは、いろいろ研究してみる価値アリ。

なかなか良いぞ、タイ調味料の創作レシピ。

さて。

話はかわって、今号で紹介されているニューオープンしたバンコクの洋食レストラン「SHIO」が、すごく気になる。

日本の服部栄養専門学校に留学したタイ人女性がオーナーシェフの、日本風洋食レストラン。

目玉焼きが乗ったハンバーグや、マカロニグラタン、カニクリームコロッケ、ロールキャベツ、ナポリタン、ハヤシライス・・・なんていう我々にはおなじみの料理がモダンかつコージーなダイニングで供される。

この内容で、シェフはかわいいタイ人女性。

バンコクもここまで来たかーと思わせる店でした。

行ってみたい。

さらに話かわって、タイサブカル好きな(よ)としては常に気になるタイのインディーズ系音楽の連載「アンダーグラウンドで会いましょう」。今号で紹介されていた、インストルメンタルロックバンド「popdub」が良かった。

これとか。

バンド名「popdub」の文字列がかわいい。

popというより、dubというより、むしろポストロックっぽいのだろうか。

ぜひアルバムを聴いてみたい。

というわけで『Arche+』次号はチェンマイ特集です!

<2013年2月>

(よ)

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by brd | 2013-02-18 03:14 | 本や映画


旅の食卓と食卓の旅。ferment booksより『サンダー・キャッツの発酵教室』『味の形』発売中。ツイッターは @oishiisekai @fermentbooks


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