カンペール : バター広場のケルト音楽専門店 「ケルティア・ムジーク Keltia Musique」

~KL-Paris-Quimper #13~

#12の続き。

ふたたびカンペール旧市街へ。

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カンペール焼きは、素朴な絵柄の陶器。

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サン・コランタン大聖堂 Cathedrale St-Corentin.

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Musée des beaux-arts de Quimper.

カンペール美術館。

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ラ・ベル・イロワーズ La belle-iloise.

ブルターニュの老舗缶詰屋さんらしい。

(よ)的には、ふーん、という感じだったので買わなかったけど、あとから写真を見たら、こりゃお土産にバッチリだったなーと後悔。

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とにかく、缶のデザインがカワイイ。

上の写真では、あまりそのカワイさがわからないと思うので、興味ある人はホームページを見てみてください。

値段はちょっと高いらしいけど、マグロ、イワシ、サバとかの魚ほか、オリーブやスープ類など、味もけっこうイイと評判みたい。

そして。

買わなくてちょっと後悔物件、その2。

なんていうお店だったか、いまとなっては不明なのだけど、

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料理用具の店で見かけた、クレープパン。

場所がらなのか、いろんな種類のクレープパンが陳列されている。クレープの生地を鉄板の上でのばす道具も一緒にディスプレイされてる。

しかし。

タタンさんも書いてたけど、悩むんだよね、これ。旅行中に買っていいものか、どうか。

かなりの重量なのだ。

タタンさんは「ドーサも焼けそう」って言ってて、インド好きでもある(よ)的には、うんうん確かに! って感じなんだけど、やっぱり重い。

結局あきらめて、クレープパンと並べて置いてあった、

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シードルカップを購入(笑)。

色違いでセットのようだけれど、グレーのは取っ手がなく、紺のはついているデザインなのが、ちょっと面白い。

そして。

ふたたび、

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愛しのバター広場へ、舞い戻ってきた。

バター広場には、クレープリーだけでなく、CDショップもある。

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Keltia Musique.

ケルティア・ムジークはCDショップであり、かつ、70年代から地元ブルターニュの音楽をリリースし続けている、老舗の音楽レーベルでもある。

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品揃えは、同レーベルの作品を中心とするブルターニュのアーティストの作品。

そして、フランスを含めた世界のケルト音楽。

Keltia Musiqueの「ケルティア」とは、つまりケルト音楽のことで、そもそもフランスのブルターニュって、アイルランドやスコットランドとかに連なるケルト文化圏のひとつ。

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入手したのは、以上の6枚。

上の3枚がお店のイチオシ、ケルティア・ムジークが世界に誇るブルターニュの歌姫、Cecile Corbel セシル・コルベルのアルバム。

子供のような大人のような年齢不詳の、メランコリックだけど澄み切った歌声に癒される。ハープ奏者でもあり、ライブはハープを弾きながら歌うスタイルなんだとか。

そして彼女、実はジブリの「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌を担当したことで、一部で話題になった。ジブリの作品が好きで、自分のアルバムを日本に送ったところ白羽の矢が立ったという。カンペールのバター広場が、こんなところで日本とつながっていたとは。

下の3枚は左から、

Davy Spillane Band
“Out Of The Air”

デイヴィ・スピラーンは、お店の人に「セルティックパイプ(ケルトのバグパイプ)のいいアルバムは?」とたずねたら出てきたCD。この人はブルターニュでなく、アイルランドのアーティスト。あとからwikiで調べたら、坂本龍一ともサントラの仕事をしてたりするんだね。

下の真ん中が、

“Festival Inter Celtique”

インター・セルティックの題名どおり、ブルターニュ、アイルランド、スペインのガリシアなど地域を越えてケルト音楽のアーチストを網羅したケルティア・ムジーク制作のオムニバスアルバム。

右が、

“Musique de Bretagne”

これもケルティア・ムジークの制作した、ブルターニュのアーチストを集めたオムニバス。

このCDはざくっと広くブルターニュのミュージシャンを知ることができてイイかも。

歌姫セシル・コルベルの曲も収録。

そのほかに耳にとまったのは、5曲目に収録のDan Ar Braz ダン・アル・ブラースの曲。ジェフ・ベックっぽいフュージョンがかったロックギターのメロディに、ユニゾンでセルティックパイプが寄り添うインスト。曲がいい。ダン・アル・ブラースさんは、ここカンペール出身のギタリスト。

8曲目のGwennyn(読み方わからない)は、女性ボーカルの小気味良いセルティック・ポップ・ロック。この人はブルターニュのレンヌ出身だそうな。

ほかにも、もっと伝統音楽っぽいニュアンスのものなどもあって、意外と聴きやすい。

ところで、このCD、

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ジャケットを開けると…。

なんと!

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ブルターニュの旗が入ってる!

お国自慢すげ~。

こんなところにも民族の誇りを感じるよなぁ。

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お店の人の、後にあるのがCDについてるのと同じブルターニュの旗。

いろいろ試聴させてもらって、セシル・コルベルは歌声が本当に素晴らしい!って率直な感想を伝えたら、彼、喜んでくれて、CDをオマケしてくれたり、いろいろ良くしてくれた。ありがとう!

彼の右側の棚に写っているけど、ケルティア・ムジークではセルティックパイプなどの楽器も売っている。

カンペールに行ったさいは、ぜひ。

ブルターニュ音楽情報でした!

つづく

(よ)

※2011年9月

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by brd | 2011-11-26 13:03 | フランス


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