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香港クラフトビア・ツアー <その4> 益新

<その3>の続き。

香港・湾仔の有名店「益新」へ。

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名物料理はレモンチキン。

そして・・・、最近は評判の料理とともにクラフトビールが楽しめるというウワサをキャッチした。

カンで、これは今回の「香港クラフトビール・ツアー」でフォローしておかなければと、店に急いだのである。

さっそく、おすすめクラフトビールをくれ、と注文したら・・・

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ノースコーストのPuck、NZのトゥアタラAPA、そして、な、なんと、われらがFar Yeast社の馨和Blancのボトルがテーブルに並んだのである!

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こんな、それっぽいビールのリストもあった。

よく見れば、「益新」のロゴの上あたりに“What is Craft Beer?”とかいう見出しで、お勉強っぽい能書きが書いてある!(笑)

店を何度も利用している地元在住の友人は「クラフトビールなんて置いてるの知らなかったよ」という。

たとえば神田「味坊」が自然派ワイン置いているのと近いニュアンスか、とか誰かが言うが、いや、それとは違うと誰かが否定する。

そんな感じで、「クラフトビールがどうたら」とか言い合っていたら、

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若旦那っぽい人(左)が出てきて、みずからビールをサーブ。

どういうわけかテーブルの周りに従業員が集まり、なんだか沸き始める。おぉ、こんなところでもクラフトビール・ムーブメント!

料理は、もちろんなかなか良い。

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あひるのローストや、

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順徳料理のミルクと蟹の炒めもの、

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五目野菜の南乳風味土鍋煮込みなど、どれも安定感あり。

さらにビール。

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ノースコーストのル・メルル・セゾン、

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スクリムショー・ピルスナー。

ちなみにノースコースト・ブルーイングは『クラフトビール革命』に出てくる88年組のなかの一社。

これでもかとビール。

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アンダーソン・バレーのオートミールスタウト。

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そして、ベルギーのシュフオブロン・ダブルIPAトリペル。

なんとなくクセのあるセレクションで面白い。

いわゆるローグとかシエラネバダとかっていうっ感じでもないし、ブリュードッグやミッケラー、みたいな感じでもない。

香港のこの種の店でワインが揃っているのは珍しくないみたいだが、こうやってビールを揃える店がもっと出てくると面白い気がした。

いまんとこ若旦那の趣味でボトルを置いてるだけっぽいけど、もう、思い切って樽生を置けばいいのにね。

あと、地元や大陸のブルワリーのビールを置いてもいい。

日本人好事家の勝手な意見ですけどね。

つづく、かも。
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by brd | 2016-05-09 22:36 | 香港 | Comments(1)

香港クラフトビア・ツアー <その3> HK BREW CRAFT / Beer & Fish / TIPPNG POINT

<その2>のつづき。

中環のホームブルーイング・ショップ、HK BREW CRAFTに行ってみた(香港はビールの自家醸造が合法)。

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ビルの上の方にあって、ちょっと場所がわかりにくかったので、たどり着くまで少し迷った。

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棚の奥は、ホームブルーイングのワークショップを行うスペースになってる。

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ホームブルーイング関連用品と、ボトルビールも置いてある。

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ボトルビールの棚。

日本の常陸野ネストや馨和もあった。

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スタッフに香港のブルワリーのボトルを並べてもらって撮影。

左からMOONZENgwei-loHONG KONG BEER

こっから何本か購入してみた。



やっぱりクラフトビールといえば、中環。

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かわいらしい概観のビアパブ「Beer & Fish」を発見。

ドラフトは4種。

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<その1>でブルワリー見学してきたヤングマスターのスパイス・ポーター、gwei-loのイングリッシュ・ペールエール、ローグのIPA、エピックのベルジャン・ストロング・ダークエール。

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こういうグラスで出てくる。

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鬼佬(gwei・lo)って広東語で「外人」とか「毛唐」(!)みたいな意味らしい・・・。

The Redefinitionとか言って、ここにいろいろ書いてある。



こんなとこにも寄ってみた。

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TIPPNG POINTというブルーパブ。

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ゲストドラフトの中の香港クラフトとしては(九龍)Nine Dragons Breweryがオンタップしてた。

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<その4>につづく。
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by brd | 2016-05-08 04:29 | 香港 | Comments(0)

香港クラフトビア・ツアー <その2> The Roundhouse Taproom / Q Club

<その1>のつづき。

中環のビアパブ、The Roundhouse Taproomへ。

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タブレットのメニューからあれこれ物色。

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Roundhouseのオリジナルビールや、

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香港のBlack Kiteや、

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上海のBOXING CATやら、

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北京の京Aなどの中華クラフトを中心に味わう。

ベルジャンセゾンに花椒とか、面白い。

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中華クラフト以外のオンタップは、ブリュードッグ、ミッケラー、スティルウォーター・アーティザナル、ローグとか、そういう感じ。

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フードはこういう感じのをオーター。

ビアパブの食事としては、ありがちな気がしたけれど、クオリティは悪くなかったと思う。

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ソースがいろんな種類あったりして。

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フレンチフライも。

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壁に貼ってあったコースターとか。

さて。

このRoundhouseの隣にあるこの「Q Club」というスーパーマーケットのビールの品揃えが、やたらとアメリカンなんですよ。

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外観は、一瞬おしゃれっぽく見えるんですが、中はほんとに普通のスーパーです。

冷蔵庫がこんなことに。

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ローグ、ラグニタス、フルセイルに、ソノマ・サイダー。

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バラストポイント、グースアイランド、アンカー、コナ。

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ドッグフィッシュヘッドとかもあった。

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アンカーのクリスマス用マグナムボトルも。

フツーに洗剤とかお菓子とか売ってるスーパーなんですがね。

Roundhouseに行ったら、話しのタネにちらっと寄るもよし。

<その3>につづく。
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by brd | 2016-05-07 00:26 | 香港 | Comments(0)

香港クラフトビア・ツアー <その1> Young Master Ales

昨年(2015年)末にわれら【美味しい世界旅行!】が(勝手に)催行した香港クラフトビア・ツアーの様子を、さくっと写真中心に紹介していきます。

全体的な印象としては、香港、けっこう盛り上がっていると思いました。

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まず、クラフトビール醸造所「Young Master Ales」のブルワリー見学。

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Young Master Alesは、香港島の端っこにある小さな島、鴨脷洲の、

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こんな工業ビルの一角にある。

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4階です。

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エレベータを降り、殺風景な廊下を歩いていくと、

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Young Masterの看板が。

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5種ビールテイスティングとブルワリーツアーで150HKD。

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テイスティングを行うタップルームはこんな感じ。

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窓の外は海で、気分が良い。

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タップはこんな。

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ライ・オン・ウッドと名づけられたライ麦のビール。

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木の棒のようなものは、オーク樽を使わずしてステンレスタンクに沈めておくだけでビールにオーク香つけるための器具。

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こちらは、ちょうどシーズン(2015年12月訪問)だったスパイシーなクリスマスポーター。

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シナモンやクローブなどなど、ビールに使ったスパイスの入った瓶を見せてくれた。

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テイスティングが済んだら、醸造施設の見学へ。

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見学ツアーは英語と広東語が選べて、所要時間は20分くらい。

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タップルームでビールをサーブしてくれた彼が見学ツアーのガイドも担当。

これから作るサワーエールに使うというライムの実も見せてくれた。

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別れ際、彼に『クラフトビール革命』献本。

日本語だから読めないけど、日本人が来たら宣伝してくれるって^^ 

お返しにということで、Young Master AlesのTシャツくれた。

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これがヤングマスターのTシャツ。

多謝!

<その2>につづく。
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by brd | 2016-05-05 22:41 | 香港 | Comments(0)

分子小籠包で気づいた小籠包そのものの分子料理性

黒トリュフの香る、焼き腸粉。

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こういう、わりと笑っちゃうような中華ベースのモダン料理を食べさせる香港のMic kitchenのランチに、去年のクリスマスごろ行ってきた。

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ミシュラン三つ星を誇るBo Innovationのセカンドライン的な存在で、冒頭のトリュフ腸粉もBo Innovationの名物。

ランチは228HKDで前菜+メイン+デザートのプリフィクス。

トリュフ腸粉はランチメニューにあった「シグニチャー・サイドディッシュ」コーナーからの追加オーダー。

もう一品、シグニチャー・サイドディッシュの一品を紹介するためにこの記事を書いたのだが、ひとまず3人で食べたランチの皿を紹介しておこう。

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臘腸(中華腸詰)入りフォアグラのサラダ。

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いろんな種類のトマト、ビーツ、欖角(中国オリーブ)のパウダー、八珍(香港の甘酢)のソース、山羊のチーズのソース。

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雲南地方シャングリラのヤクのチーズを使ったトーストと、海老でんぶのシーザーサラダ。

以上が前菜。

そしてメインは、

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ロマネスコやカリフラワーなどグリル野菜と、焼きポレンタ。

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マンダリン・フィッシュと、下の付け合せはパンチェッタ、ちりめんキャベツ、白いんげん豆。

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仔牛とアスパラガスとリゾーニ(米粒型パスタ)。

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デザートはこのようなもの。

で、書いておきたかったのは、この料理。

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Molecular Xiao Long Bao。

メニュー表記はすべて欧文なのだが、ん? 何かと思えば、つまり、分子小籠包というわけだ。

これもシグニチャー・サイドディッシュの一品。

Bo Innovationの名物料理のようだから、もうそこらじゅうで書かれているのかもしれないが。

この黄色いボールをレンゲとともに口に入れると、わりと熱々で、すでに小籠包っぽい香りがしている。

で、思い切ってボールを「プチュッ」と口内でつぶすと、まさに小籠包としか言いようのないスープがあふれて口内を満たす。

液体のみで、肉などの餡はない。

上に乗っている赤い一筋は生姜だった。

そう。要するにこれ、正に小籠包を食べた時の体験と同様の感覚が味わえる。

だったら普通の小籠包を食べればいいじゃないか、という容易に想定可能な野暮な突っ込みには別の機会に応えるとして、やっぱり、食べたあとに笑っちゃう。

あまりにも小籠包なので。

このワンスプーン・スタイル、分子料理にありがちなプレゼンのひとつのような気がするが、小籠包もレンゲにのっけて一口でパクっと口に入れるのが作法であり、この、食べる際の行為の類似性も、料理の考案者が言いたいことのひとつだろう。

(※昔、上海の豫園にある南翔饅頭店に行ったら、客がみな小籠包を一口でパクっとやらずに、小さく皮を破って、その穴からチューと肉汁/スープをすする、という食べ方をしていたが、今もやってるんだろうか?)

調査したわけじゃないから以下は間違ってるかもしれないが、もともと上海名物の小型の包子だった小籠包は、台湾に渡って皮がどんどん薄くなり、いかに口の中に運ぶまで皮が破れず、口内でプチュッとはじけたとき美味しいスープがあふれるようにするか、多くの麺点師が技を競ってきたのだと思う。

以上のようなピンポイントを誇張し、デフォルメし、特殊な発展を遂げてきた小籠包って、思うに、もうすでに十分モラキュラー的だと言えないか。

つまり、ある意味、分子小籠包は小籠包の究極の形なのでは・・・。

(よ)
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by brd | 2016-01-11 03:40 | 香港 | Comments(4)

『世界のシティガイド CITI×60 香港』掲載の「談風:vs:再說 Syut」が気になる。

(ゆ)です。

翻訳を担当させていただいている『世界のシティガイド CITI×60』シリーズの香港編、ロサンゼルス編、アムステルダム編が絶賛発売中です!

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三冊ともオススメですが、香港編の日本語版製作スタッフには【美味しい世界旅行!】の香港特派員である(J)が加わっておりまして、特に思い入れがあります。

本シリーズの英語版は、グラフィックデザインなどに強い香港のViction:aryという出版社が制作。地元香港なので、レアな情報満載です!

【美味しい世界旅行!】的に、とても気になるスポットを、『世界のシティガイド CITI×60 香港』から一カ所紹介しておきましょう。

「談風:vs:再說 Syut」

今はもう使われていない啓徳空港を望む九龍のはずれで営業しているというカフェ「談風:vs:再說 Syut」の料理が、かなりモダン。

「説」の広東語発音である英語名Syutは、「話す」という意味。

語る料理店? 店名もちょっと意味深。

上のFBから写真を引用してみました。

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鴨脾–––––––撒丁米+紅蘋果+紫萵苣
duck leg –––––––Fregola Sarda+Apple+Radicchio

と、題された一品。

さらに、

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意大利飯 –––– 青豆+綠茶
Risotto –––– Green Pea+Green Tea

えんどう豆と緑茶のリゾット? 見た目からしてすでに、当たり前のリゾットではなさそうです。

ネットでは日本語の情報があまり見つからないのですが、ここに少し紹介が載っていました。

このお店、料理がモダンで個性的だというだけでなく、アンダーグラウンドな映画上映会やディスカッションのイベントも開かれたりするそうで、これまた興味津々。

で、さらに惹かれるのは、お店のスタッフの本業(?)が「tfvsjs」というバンドだということ。


tfvsjs - days of daze

いわゆるポストロックと呼ばれるような、ヴォーカルのないインストルメンタルロックなのですが、結構これが良い。好きな感じです。

ツインドラムなんですよね。

あのバンドや、このバンドに似てる、という声もありますが・・・。

こういうサウンドを奏でる人たちが、上のような料理をこしらえる店を、香港のちょっとはずれで営んでいるっていうのがなんとも興味をそそられます。

まだ訪問できていないので、次回の香港では、ぜひ!と思っています。

(ゆ)

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by brd | 2015-09-07 01:07 | 本や映画 | Comments(2)

腐乳レシピ(1) <レタスの腐乳炒め> <腐乳クリームペンネ>

【美味しい世界旅行】腐乳スペシャル(笑)。レシピ編(1)です。

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まず、前回の記事でもちょっと触れましたが、手軽にできるレタスの腐乳炒めを作ってみました。

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レシピと言っても、正確な分量を記録しているわけでもないので、小さじ何杯とかの計量的な情報を省いて、だいたいの手順を普通の文章で綴る『檀流クッキング』形式、つまり日本の料理エッセイの金字塔と同じ方式でいってみます。

といっても手順はほとんどなく、鍋に油をしいてレタスを炒め、火が通ってきたところで腐乳とからめればできあがり!

最初に作るときは腐乳の分量がどのくらいかイメージしにくいと思いますが、上の写真の場合、レタスの葉を5、6枚使い、2センチ角の腐乳を1個半、という感じです。好みで調整してくださいね。

唯一の注意点はレタスから水があまり出ないように炒めることです。フライパンによるけれど、強火でさっとがよいかも。

シャキシャキ感も残りながら、火が通ってトロリとしてくるレタスの葉に、油と腐乳をまとわせてモッタリマッタリした塩気と旨味がからんで最高です。

腐乳だけでなく、ニンニク、紹興酒、干しえびなどが加わるレシピもあるようです。

腐乳をからめるさいは、あらかじめ、

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こんな感じに潰してペースト状にしておいた方がスムーズかも。このとき腐乳ペーストに紹興酒をくわえて軽くのばす、なんてのも悪くはないと思います。

レタスに関してですが、中国や香港のレタスと日本のレタスは種類が違うという、ちょっとした問題もあるのですが、日本の普通のレタスでも美味しいと思いやす。

中国のレタスは日本のレタスのように丸まらない種類なので、なんとなく近そうに見えるサンチュを使ってみたのですが、

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あんまり芳しい結果にはなりませんでした。

中国のレタスは丸まらないタイプではありますが、芯の部分がもっとしっかりしてます。サンチュを炒めたら全体的にペシャっとなってしまいました。

ほかにも例えば、

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空芯菜の腐乳炒め、なども美味しいです。

さて次は、前回の記事で紹介した香港の腐乳屋さん「廖孖記」のFBページに載っていた「腐乳カルボナーラ」を自分なりに作ってみました。

上のリンクを見る限り、フライパンで淡奶(エバミルク)を熱し「廖孖記蒜蓉腐乳醤」を溶かしたソースにコーンを加え、ペンネをあえて、最後に火腿(ハム)を飾って完成、といった手順のようです。

「蒜蓉腐乳醤」はニンニク入りの腐乳ペーストみたいな商品でしょうか。

以上のレシピにヒントを得、わたしが作ったのは、次のパスタ。

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よりカルボナーラらしく、ハムではなくベーコンをカリカリに炒め、そこにエバミルクでなく生クリームを加え、「蒜蓉腐乳醤」は買ってこなかったので普通の腐乳を溶かし、コーンは省略してペンネをあえて、最後にオリーブオイルをかけまわして、粗くコショウを挽きました。

というか、このパスタ、卵も入ってないし、カルボナーラじゃないような。

むしろ、ゴルゴンゾーラチーズなどをクリームでのばしてソースにする類のパスタに近いです。

腐乳と生クリームは、思ったより合います! 青カビチーズを生クリームでのばしたときの感じに似ていますが、酒というか麹というか、腐乳っぽい香りがするのが不思議に美味しい。

前に、タイの海老醗酵ペーストであるガピと生クリームのパスタを作ったことがありますが(たらこクリームパスタっぽい)それよりいけるような気がします。

腐乳クリームペンネを盛りつけた写真のお皿は、マカオの骨董屋さんで買ってきました。ヘンテコな柄が、このパスタに合ってる気がします。

腐乳レシピ、まだまだ続きます。

<つづく>


(ゆ)

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by brd | 2015-01-08 01:29 | おうちで世界旅行(レシピ) | Comments(2)

香港 : 猫のガーガーが出迎える「廖孖記」で腐乳を買ってきた。

以前、【美味しい世界旅行】で紹介した香港「廖孖記 LIU MA KEE」の腐乳。

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前の記事では廖孖記の<本店に行ったことないので今度行ってみよう>って書いてましたが、年末に行ってきたのでご報告します。

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店の場所は、香港在住20余年の美味しい世界旅行・香港特派員Jのうちの近所、佐敦のあたり。写真のとおり、かなりレトロ香港な下町ムードを醸し出しています。

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店に猫がいるんですよ。名前は嘉嘉(ガーガー)。ひもでつながれちゃってますが、香港や中国本土で、つながれた猫は、けっこうよく見る気がします。

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廖孖記はFBのページもあるんですが、アップされている記事には、なかりの頻度で嘉嘉の写真が・・・。

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というのも、実は最近この界隈、空前の猫ブーム。

尖東あたりにある「信和士多」という雑貨店の看板猫「クリーム兄貴」が大人気でグッズや写真集になったりメディアに露出したりで大変らしいです。

もともと、香港のこういう商店で虫よけやネズミよけのために猫を飼うことはよくあるらしいんですが、猫自体がこんなに商売になるとは、さすが・・・。

いや。猫はさておき、腐乳です。

FBに載っている廖孖記のオリジナルレシピ、「腐乳カルボナーラ」がわたし的には相当気になりました(笑)。腐乳をチーズにみたててるんでしょうね。たしかに生クリームと腐乳を混ぜたら・・・そんなに悪くないイメージではあります。こんど作ってみよう。

さて、廖孖記本店で買ってきたのは以下の三種類。

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唐辛子入りの腐乳。

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中身はこんな感じで小さなキューブ状の豆腐が瓶の中で発酵しております。唐辛子入りとはいえ、このようにチラチラと入っているだけで、あまり辛いということはありません。

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こちらは紅麹で発酵させた「南乳」と呼ばれる種類の腐乳。

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白い腐乳より豆腐のカットが大きいのが気になります。味は普通の腐乳よりツンとしたところがなく、よりまろやかで甘くて濃い感じ。

あと、腐乳系列の調味料ではありませんが、

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辣椒醤も仕入れてみました。写真は、開栓して相当使ってしまった後の瓶ですみません。

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豆鼓と唐辛子と油などで作られた辛い味噌のような調味料理で、香港や広東からもそう遠くない桂林市のモノのようです。

さて、腐乳といえばシンプルなレタス炒めや、前回の記事でも紹介した「豚ばらとレンコンの腐乳煮込み」(蓮藕炆豬腩肉 )などが思い浮かびますが、廖孖記のように品質の良い美味しい腐乳なら、そのままお酒のおつまみに、なんてのもいいですよね。沖縄の豆腐ようを泡盛のつまみにしたりしますが、あの感覚です。

腐乳だけをつまみとしてメニューに載せているお店としてすぐに思い浮かぶのは、高田馬場の老舗「餃子荘ムロ」。ここで紹興酒を飲みながら腐乳をつまんで、料理をちょっと食べて、何種類かの餃子を頼んで、最後に「鶏煮込みそば」とか「牛肉かけごはん」とかでシメるのが最高です。最近行ってないなあ。こうやって書いていると、なんだかすごく食べたくなってきますね。

さて、廖孖記で買ってきた腐乳と南乳で何か作ってみようと思います。次回は腐乳レシピをご紹介!

<つづく>

(ゆ)

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by brd | 2015-01-04 20:53 | 香港 | Comments(2)

雲南へ(1) : 香港の四川私房菜 「四姐川菜」

最近ちょこっと交流のあるポンポコ研究所の狸田さん。

その狸田さんと(ゆ)が、国境の話題で盛り上がったらしい。

そこで、ちょうど6年も前になるけれど、中国・雲南へ行ったときの話を。

ま、国境と言っても密入国にチャレンジ!とか大それた話ではなく、たんに気まぐれでミャンマーに近い「賀管」(フーグアン)という村まで行って、豚などを見て帰ってきただけなんですが。

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※賀管は野良豚が多い(当時)。

さて、まず(よ)と(ゆ)は成田より空路香港へ。

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朋友(J)と合流。

(J)が夕飯に案内してくれたのは、湾仔の私房菜、四川料理の「四姐川菜」だった。

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大廈の一室。看板などが、何も出ていない。

「私房菜」とは、もともと営業許可などを取得せずプライベートに美味しい料理を提供する香港独特のレストランムーブメントだったが、この頃(2005年)には政府も規制に乗りだし、リアルな私房菜は少なくなったそうなので、感覚としてはトレンドのひとつ、というか、いわゆる隠れ家レストランくらいの感じでとらえるのが正しいのだろうか。

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店内はそっけない。パンダの写真が脱力気味。

注文したのは、

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きゅうりの辛い冷菜。

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鶏の辛い冷菜。

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えびと唐辛子の辛い炒めもの。

みんな辛い。

四川だからしょうがないが、箸休めに、

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苦瓜の炒めもの。

これは辛くない。

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丸っこい四川唐辛子と豚肉の炒めもの。辛い。

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麻婆豆腐。花椒で口内がしびれるように辛い。

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川魚の水煮。なんだかしらんが、強烈に辛い。

このあと、たしか坦々麺も食べたのだが辛くて撮影するのを忘れてしまった。

この程度、ま、フツーの辛さレベルである気もするが(強がり)、日本から到着したばかりで味覚の平和ボケ状態だった(よ)と(ゆ)にとっては、それなりに旅の洗礼だった。

あるいは、ふだん辛いの苦手な香港人((J)いわく、そうらしい)を相手にしている(J)による、「どうだ!辛いだろ!参ったか!」的な意味合いも込めての軽いジャブだった可能性も感じつつ、スーパー『恵康wellcome』へ。

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中秋節を前に浮かれた感じ。

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なぜか、羽が光るプラスチック製竹とんぼを買ってしまった。

中秋節は、子供たちが光るおもちゃで遊ぶらしく、手に取りやすい場所にディスプレイしてあったのだろう。けっこう飲んでいたとはいえ、無駄な買い物すぎる。

バスで(J)宅に近い油麻地へ。

街角に街娼が立つ。

近所のセブンイレブンは街娼とポン引き待機場所だよと(J)が教えてくれる。

深夜のオヤツを食べるため、廟街『甜品館』へ。

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緑豆豆腐花、マンゴー豆腐花、楊枝甘露。

(J)宅で一泊。

つづく。

※2005年9月

(よ)

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by brd | 2011-09-13 02:28 | 香港 | Comments(5)

香港・広東 : 簡単なのに美味しい黒芝麻糊(黒ゴマしるこ)のレシピ

(ゆ)の趣味は、早い、安い、うまいレシピをコレクションすること。

仕事が忙しいときなど、このコレクションがかなり役に立つ。

コレクションしているうちに、世界各地に優れた早い、安い、うまいレシピがあることに気がついた。

そういうレシピはたいてい、その地に長年受け継がれているものが多い。

長いあいだ大勢の人に食べられ、今もなお生き残っている料理。

そういう料理にかぎって、簡単で費用もかからず、不動の美味しさを誇るたくましさがある。

(ゆ)はそういう料理を、「金のレシピ」と呼んで尊重している。

なるべく手をかけず、素材もできるだけ限った方が美味しいという、手抜きがかえって素晴らしい効果を生むことも少なくない。

また、素材を変えてもおいしさが変わらないという、汎用性が高いものもある。

うーん、料理って一筋縄ではいかない。おもしろいですなー。

ここでご紹介するレシピは、そういう観点で集めたもの中心だが、覚書きの目的で記録しているので、発展途上な場合が多い。

いかにアレンジ(手抜き?)しつつ、それなりの味をたもつか、がテーマなので、本格派じゃないぞ!とか怒らないでね。

前置きが長くなってしまったが、今回は香港を中心に中華圏でよく見かける黒芝麻糊(黒ゴマのおしるこ)

うちに練りゴマがなかったので、ただの黒ゴマで作れないか試してみた。

e0152073_1311528.jpg


(材料は一人分)

1. 黒ゴマ大匙3杯位を軽く炒って、すり鉢でよくする。某テレビ番組では力任せにするより、優しくすると味がよくなると言っていた。

2. 鍋に水100cc位と1.を加えて煮立てる。

3. 砂糖を好みの甘さになる分量加える。甘い方が美味しいのがダイエットにちょっとキケン・・。

4. とろみは普通は上新粉でつけるそうなのだが、うちになかったので片栗粉を使ってみた。小匙1杯位を少量の水で溶いて投入。

5. とろっとするまで加熱。

6. 正月の残りのお餅を焼いたのを小さめに切っていれたところに、5をかけて完成。具はなくてもOK。写真ではお餅が沈没してしまってます。

普通の黒ゴマでも、素朴でなかなか美味しいおしるこができた。

黒ゴマには、抜け毛、白髪の改善、美肌効果、肝機能改善などの効能があるそう。

一日にすりゴマを大匙一杯以上とると効果的と聞いていたのだが、たくさん食べるよい方法がなかなか見つからなかった。

このレシピなら、毎日とはいかないながらも、大量な黒ゴマを一度においしくいただける。

糖分が多いのがちょっと気になるが、低カロリーの伝統的な麦芽水飴などを使ったりするとよさそう。

(ゆ)

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by brd | 2011-01-24 01:35 | おうちで世界旅行(レシピ) | Comments(0)


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