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クアラルンプール : カルコサ・スリ・ネガラのミーレブス

クアラルンプールで食べた、ミーレブス Mee rebus.

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どろりと重いカレー味のスープ(ソース?)に、黄色い麺。

具はゆで卵に、豆腐、もやし、エビ。

食べた感覚は、まさにカレー麺。おそらく日本的な味覚にもそれほど違和感がないはずの、カレーをかけて食べる中華麺、といった趣。

カレーソースの独特な粘度は、マッシュしたポテトで出しているそうだ。レシピを検索すると、単に「potato」としてあったり、スイートポテトを使用することになっていたり、両方を使う記述もある。

思えば、煮込まれてジャガイモのとろけたカレーライスを食べたりするのは我々日本人にはフツーなわけで(カレーは二日目が美味い、とかなんとか)、それを黄色いホッケンミーにかけたと思えばイイ、そんな仕上がり。半分に切ったゆで卵にも親近感。

グレービーはカレー味であると同時に、わりと甘い。やっぱりスイートポテトか。あるいは砂糖をけっこう使ってるのでは、と友人。

ところで食器などのしつらえを見ていただければ一目瞭然、ここはホーカーセンターやストリートではない。

食べた場所は、

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カルコサ・スリ・ネガラ CARCOSA SERI NEGARAの「ドローイング・ルーム」。

かつての迎賓館で歴史を感じさせるコロニアルなムード。現在はホテルとして営業しており、KLの観光名所のひとつだ。今回は、ここのティールームでマレーシアの朋友たちとハイティーとしゃれこんだのであった。

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上はウエスタンスタイル。

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ウエスタンスタイルには、スコーンがつく。

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こちらがマレーシアンスタイル。

このマレー式につくのが、冒頭のミーレブスだった、というわけ。

ところでこの日は、早朝からマーケットのスナック食べ歩き朝食&早い昼食をかねたホーカーセンターでの食事、そしてココ。とにかくずーっと何かを食べ続けている。

つきあってくれている彼らは、基本ムスリムのマレーシアン。好事家のジャパニーズ・ブロガーに理解を示してくれているとはいえ、あまり過食はほめられたものではない文化のはず。執拗に異国の料理を追い求め、カメラで記録しつづける(よ)を、本当はいったいどんな気持ちでアテンドしてくれているのか。

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もし、お腹をこわしたらこれがいいよとくれた薬(笑)。

マレーシアの定番らしい。

<2012年9月>

(よ)

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by brd | 2013-06-05 01:31 | マレーシア | Comments(2)

バンコク : 王宮ちかくのレトロなB&B「ジ・アサダンThe Asadang」

バンコクの宿「ジ・アサダンThe Asadang」の朝ごはんは古風な弁当箱、ピントーで出てくる。

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よくあるのはスチール製だけど、これはホーローで雰囲気が出ている。

なかは、こんな感じ。

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カオパット。そして、ムーサテとカオニャオ。

米がダブってる(笑)。

でも、まあまあ美味しいから、許そう。

また、ある日の朝ごはん。

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やっぱり、炭水化物がダブってる気がする。

でも、プレゼンがかわいいので、許そう。

さらに、ある日の朝ごはん。

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ビーフン炒めのようなのはいいとして、カノムクロック(たこ焼きのようなの)と、カノムサイサイ(ちまきのようなの)がカノム同士でダブってる感じがする(笑)。米粉とココナッツ。

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カノムサイサイ。

ま、結局は許してしまう。

さらにさらに、ある日は早朝から移動のため朝ごはんが食べられないので、お弁当を作ってもらった。

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そしたら、サンドイッチがひもで結んであった(笑)。

いろいろディテールに遊びがあって、楽しい。

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アサダンは王宮近くのアサダン通りにある宿で、B&Bをなのっている。

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ゲストハウスでもホテルでもなくB&Bというところがポイントで、センスを感じる懐古的なしつらえは非常に凝っているけれど、造り自体は簡素でチープ、庶民的。日本で言ったら昭和テイスト?

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玄関に出してあるチョークで手書きの黒板が片付けられてしまうと、外に屋号やB&Bであることを示すサインボードはいっこもない。だから、タクシーなんかで帰って来たり、友だちに来てもらったりするとき非常に不便だったりする。

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しかしそもそも、そんなことを不便がるような旅行者は最初からここに泊まってはいけない。

バンコクっ子に言わせれば、ここはめちゃくちゃ交通の便が悪い場所なのだ。BTSの駅からも、地下鉄の駅からもアクセスは最悪。渋滞なんかした日にゃスクンビットあたりからタクシーをひろって帰ろうと思っても、かなりの高確率で乗車拒否される。

なんでまた(よ)さん、そんな場所に宿をとったわけ?なんて非難される。

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いいじゃないですか。のんびりできれば。

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都心に出たければ、電車より、近所の船着場から船のほうがはやいかも。

そうそう。肝心の部屋は、こんな感じ。

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天蓋の柱が少し傾いてはいるが、なかなか快適でおちつく。これは2階の部屋。

もっと面白いのは3階、というか屋根裏部屋のような部屋で、2階から足場のえらく悪い螺旋階段で上がっていく造りになっている。

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ベッドはなく、マットがおいてあるだけ。

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しつらえはなんとなくステキに見えるが、滞在感は安価なゲストハウスのそれに近い。

まわりがけっこう騒がしく、

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耳栓が常備してあったりするのもご愛嬌。

この部屋が面白いのは、ベッドルームに似合わない広めのバルコニーがあって、こんな風景が楽しめること。

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近所のお寺の仏塔が見える。

バスルームへは、いったんこのバルコニーに出てからしか行けない造りになっている。

見下ろせば、

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運河の支流ぞいに広がる庶民の暮らしが。

この日は、早朝からLOSOを大音量でかけてるヤツがいて非常に騒々しかったりしたが、やっぱりそれもご愛嬌。

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風が爽やかだったので、冷蔵庫からボトルの水を出してバルコニーで飲む。

やっぱり古風な、ガラス瓶のコレだった。

<2012年9月>

(よ)

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by brd | 2013-04-14 03:51 | タイ | Comments(8)

バンコク : のんびり創作オーガニック料理 『プラナコーン・ノーレン』 その3

タイ・バンコクの旅、その11。

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プラナコーン・ノーレン、またある朝の食事。

スイカとオレンジジュース。

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黒米、ゆで卵とタイ風のコールスロー的なもの、ラタトゥイユみたいなの、グルテンを揚げたようなの。

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ジンジャーティー。

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また別の朝の、食事。

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リンゴとパイナップルジュース。

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モツァレラのカレーとロティ。

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ミントティー。

朝食はほとんどおまかせだったと思うけど、毎日メニューがだぶることはなかった。

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散歩へ。

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タクシーと、屋台のテーブルと、茶器の青。

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古くて、モダンな建物。

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いきなり目に入った直立仏像。

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夕食は、

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イサーン風チキン・グリル。

つまり、おしゃれガイヤーン。

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黒米マムワン。

カオニャオ・マムワンの黒米版。

ここに書いてあるけれど、厳選した生産者によるオーガニックな食材ばかりを仕入れているらしい。

宿の屋上の菜園で採れたものある。

滞在中は屋上の存在に気付かなかった。行ってみればよかった。

エコでオーガニック、懐古趣味でカワイイ。

どちらかというとこれまでは、ケミカルなものがあふれ、即物的なイメージのあったタイだったけれど(失礼!)、時代もかわってきたんだな~。

つづく。

(よ)

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by brd | 2011-06-01 03:37 | タイ | Comments(0)

バンコク : 近所の市場と、タイのレトロブーム 『プラナコーン・ノーレン』 その2

タイ・バンコクの旅、その10。

プラナコーン・ノーレンについての、続き。

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朝は食堂で朝食を食べる。

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ションプーというシャリシャリした果物、スイカのジュース。

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カプチーノ。

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茸のお粥。

薬味や調味料、葉もの、干し豆腐を混ぜていただく。

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食後は宿泊客ならだれでも使えるPCでネットをチェック。

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近所を散歩してみよう。

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すぐ出られる大通りには、クルン・カセームという運河が並走している。

下町っぽい。

運河沿いのバス停からは、ホアランポーン駅行きのバスに乗れる。

橋を渡ると、

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ドリアン屋。

運河沿いの市場に行き当たった。

このあたり。

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鯰や雷魚。

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豆腐、豚の血の豆腐。

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干し魚はせいろに入っているんだ。

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街歩きから帰ってくると、この廊下にほっとする。

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けっこう、ディテールが凝っている。

ディンデーン通りのレトロ食堂「パテ」でも書いたけど、やっぱりタイも懐古趣味の時代に入ったんだ。

ただ、タイのレトロが面白いのは、あんまり後ろ向きじゃない感じがすること。

東京の昭和レトロ居酒屋っぽい店や、「三丁目の夕日」みたいなのって意外と時代考証的なものがきちんとしているけど、タイの場合、そのあたり結構いい加減。プラナコーン・ノーレンの壁にも、いきなりキティちゃんが描かれていたりする(笑)。そのミックス具合がいい。

タイムスリップしたいわけじゃなく、目指しているのはサバイ&サヌック。気持ちよく、面白ければオッケー、というタイ・スピリットだろうか。

さて、部屋にたどりついた。

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ルームナンバーの表示はタイ語。

212。

ソンヌンソン。

タイ語の数字くらい発音できるようにしておこう。

つづく。

(よ)

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by brd | 2011-05-30 01:56 | タイ | Comments(0)

バンコク : レトロ&カワイイ、居心地もいい 『プラナコーン・ノーレン Phranakorn Nornlen』 その1

タイ・バンコクの旅、その9。

またまたホテルを引っ越してみた。

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引越し先は、『プラナコーン・ノーレン』

場所は、屋号のとおり王宮やカオサン通りのあるプラナコーン区。チャオプラヤ川にいたる運河クルン・カセームの通りから路地を入ったところにある。

BTSやMRTなど、便利な交通機関へのアクセスはあまりよろしいとはいえないので、ゆっくりできる人向け。

ホテル、というよりゲストハウスのカテゴリーに入る宿だろうか。

詳しいロケーションは宿のHP参照。

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内装は、かなりトゥーマッチにレトロ&カワイイ。

キュートな壁のペインティング、色使いの鮮やかなカーテンの柄、パステル調に塗られた壁板。

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シャワールーム。

ふぞろいのタイルに、蛇行しているシャワーの真鍮管。

人によっては、ちょっと恥ずかしくなってしまうほどの過剰なカワイさなんではあるが、これが不思議なもので、ロケーションそのものの居心地のよさと相まって、いつのまにか内装の過剰さは気にならなくなり、結果的にけっこうイイ感じの滞在感に落ち着いてしまう。

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もとは下町の女子寮だった建物を改装したという。タイでは有名な元女優/歌手の人がオーナーなのだそう。

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ランチを食べに、宿の食堂へ。

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あ、金魚。

テーブル&チェアは小学校のような素朴な木製だが、よーく見ればかなり凝った絵柄がペイントされていたりする。

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テーマパークのように、レトロなデコレーションがそこかしこに。

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鶏ガパオごはんも、超キュートなプレゼンテーションで。

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カレー&ロティ。

カレーは、タイ風ゲーンではなくターメリック&クミンな感じのカレーだった。

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ホンナーム・ユーティナイ?(トイレはどこですか?)

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宿泊者も利用できるランドリーは、こちら。

つづく。

(よ)

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by brd | 2011-05-28 13:25 | タイ | Comments(0)

バンコク : 氷水ご飯は王様の正月料理“カオチェー” 『ザ・フーディー The Foodie』

タイ・バンコクの旅、その7。

なんとなく気になったので、入ってみたレストラン。

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ザ・フーディー。

店内は、

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そこそこオシャレで小奇麗。カジュアルで入りやすい。

しかし。

なぜか料理が、店の雰囲気に似合わないようなマニアックさ。

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これ↑が気になったので、なんだかわからず注文してみたところ、

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このようなものが出てきた。

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氷水茶漬け?

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優雅なカービング野菜。

あとからタイ料理通にたずねてわかったが、この料理は「カオチェー」なる宮廷料理、かつ正月料理だそうだ。

タイ正月ソンクラーンの時期にあたる4月は暑季。王様も、この爽やかなカオチェーを食べて暑気ばらいをしてきた、というわけ。

ソンクラーンは過ぎた日本のGWだったが、おおよそこの時期しか食べられない特別メニューだろう。

氷水に浸されたごはんを、つけ合わせのおかずと一緒に食べる。

揚げものにナイフを入れてみたら、

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ひき肉づめピーマンのフライだった。

衣のつけ方が、すごく凝ってる。

味は、うーん…肉づめピーマンは美味しかったけれど、やっぱり氷水ごはんは氷水ごはんでしかない印象。氷水には本来ジャスミンの花が浮べてあるそうで、確かによく味わえば、この氷水ごはんにも不思議な風味が漂っている。ジャスミン? いや、うっすらメンダー風味みたいと思ったのは、気のせい?

そのほかにも、

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“kha-jorn”とかいう花の蕾のようなのと海老のヤム(サラダ)。

これは美味。

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なまずの甘辛炒め。

こちらもまあまあ。

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なまずは、ガパオ(ホーリーバジル)やバイマックルー(こぶみかんの葉)の下に。

とにかく珍しい料理が多い、このザ・フーディー、

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実はBTSチョンノンシー駅ちかくにある、ホテル「GLOW Trinity Silom」内にある。

この「GLOW」内で、もうひとつ気になるのが

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オーガニック・ショップの「サラ・サムンプライ Sala Samoonprai」。

「サムンプライ」とはタイの薬草学で、漢方やアーユルヴェーダみたいなもの(たぶん)。

店員の女の子は「ノーケミー」と言っていた。つまりNo Chemicalってことだろう(たぶん)。

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レモングラス、タマリンド、アロエ、マンゴスチンなどいろんな種類の石鹸、喉に効くらしい怪しい丸薬などを購入してみた。

つづく。

(よ)

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by brd | 2011-05-25 01:57 | タイ | Comments(0)

バンコク : アリヤソム・ヴィラのヴェジタリアン・タイ 『ナ・アルーン Na Aroon』

バンコクの旅、その6。

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スクンビット通りソイ1の奥にある、

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アリヤソム・ヴィラに、

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引っ越した。

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アリヤソム・ヴィラの『ナ・アルーン』はベジタリアン・オーガニック・レストラン。

メニューにはヴェジとノンヴェジとあるけれど、ノンヴェジも魚まで。肉料理はメニューにない。

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チェックインして、ランチ。

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ヤム・ソムオー。

ソムオーは柑橘のザボン。そのヤム(サラダ)。

上の写真ではカシューナッツやらに隠れて見えないが、

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ザボンの果肉の一粒一粒がぷちぷちとしている。

ベジメニューなので、ナンプラーのかわりに醤油が使われている。

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海老のすり身揚げ。これはノンヴェジ。

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レストランのサービスの女の子のオススメは、なぜか空心菜炒めだった。

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ヴェジ・ダックとフルーツのレッドカレー。

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古代米。

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ヴェジ・ダックは、要するにもどき肉。あひるの皮まで表現してあるグルテンミートだった。果物はパイナップルや葡萄、フルーツトマトなど、数種類。

うーむ、なんともファンシーなお味。

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翌朝の朝食。

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クロワッサンにジャム類。

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白身魚のクイッティオ。

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調味料セットのナンプラーの場所には醤油。クイッティオは魚入りでノンヴェジなのに、調味料がヴェジというかすかな矛盾が(笑)。

砂糖は、白砂糖ではなく、オーガニック風の三温糖のようなブラウン・シュガーだった。

つづく。

(よ)

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by brd | 2011-05-20 02:05 | タイ | Comments(0)

バンコク : タイ人以上にタイ的なミシュランシェフのタイ料理 「ナーム nahm」

バンコクの旅、その3。

今回いちばんの収穫は、メトロポリタン・バンコク内にあるタイ料理レストラン「ナーム」。

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タイ料理ではじめてミシュランスターを獲得したロンドン「ナーム」のバンコク支店。シェフはオーストラリア人だそうだ。

「ナーム」とは、タイ語で「水」のこと。

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シンプルで良い店名だな、と思う。

外国人でも、タイ語をちょっとかじれば、絶対に知っている言葉だ。

例えば、

・ナーム + プラー(魚) = ナンプラー(魚醤)
・ナーム + ソム(柑橘) = ナムソム(オレンジジュース)
・ナーム + ケン(固い) = ナムケン(氷)
・バミー(中華麺) + ナーム = バミー・ナーム(汁そば)

など、食関連の言葉にも頻出する。

食だけじゃない。

バンコクそのものが川と運河に育まれる水の都であり、そう、タイの旧正月ソンクラーンは水かけ祭だった。

こんな言葉もある。

・ナーム + ジャイ(心) = ナムジャイ(思いやり)

水は、食の基本であると同時に、タイという社会の象徴でもあるような何かなのかもしれない。

タイ産のワインをたのんでみた。

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モンスーンヴァレー・コロンバール。

ワイナリーの所在地は、タイ王室の保養地があるホアヒンだそう。

フルーティで軽いんだけど、全体的に丸いような、まったりした感じもある。ミネラリー。

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アミューズ。

三角に切られたパイナップルに、タイ的な風味を凝らしたペースト、パクチー、唐辛子。

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そして、銘々皿にごはん。

サーブの仕方が素晴らしかった。

サービスの男性がおひつを持ってやってきて、大きな匙でクネルのごとくごはんをラグビーボール状にすくい、お皿にぽんっと置くと、ラグビーボールがほどけて、ほどけた間からぶわ~っといい香りの湯気が立ちのぼる。

タイ米が、つぶつぶ、立っている。

オーダーした4品の料理は、順に出るウエスタンスタイルではなく、全部が同時にテーブルに並んだ。タイ式。

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レモングラスと海老のヤム。

レモングラスは風味づけではなく、レモングラスの輪切そのものがメイン食材。「ヤム」はタイ風の和え物。

豚皮のカリカリ揚げ、「ケープムー」がアクセント。

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鶏と冬瓜のような野菜の蒸し物。

上からふられた胡椒がポイント。でも、唐辛子の辛さはまったくなし。鶏は繊維の歯ごたえがあって地鶏のよう。一見あっさりして見えるスープが濃厚なうまみ。ごはんにかけて食べても美味しい。

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牛肉のグリーンカレー。

牛肉にかなりしっかり下味がついている。そこにグリーンカレーのグレービーがちゃんとからんで美味しさを演出している。各種ハーブも香り高く、絶品。

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カエルのクミンの葉炒め。

クミンシードはインド料理などでよく使われるが、クミンの葉は珍しい感じがする。噛むと強い芳香と、すこしニチャっとするような歯ごたえがあるのがクミンの葉だろうか。

オーダーのとき、「うちの店の一番辛い料理ですが、大丈夫ですか? すごく辛いです」とサービスの男性に言われた。でも、こういうスタイリッシュなホテルにある、こういうモダンなレストランにおいて、外国人観光客に向け発せられた“very hot, very spicy”は額面どおりに受とれない。基本的に、タイ人は「外国人は辛いのが苦手」となめてかかっている、とこっちは思い込んでいるのでオッケーオッケー、ノープロブレムとか言ってオーダーしたら、う~ん、けっこう辛かった!

唐辛子だけの辛さでなく、胡椒だろうか、ほかのスパイスの辛さも混じっているような気がする。クミンの葉も少し舌にピリッとするというから、その辛味も加わっているのだろうか。

ペッテーアロイ(辛いけど美味しい)。

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デザートはカオニャオ・トゥリアン。

カオニャオ=もち米。

トゥリアン=ドリアン。

ココナツミルクで炊いた甘いもち米にドリアンを添えて食べるタイ定番デザートだけど、ここのはさらなるココナツミルクで汁気の多い仕上がり。

このギリギリまで塩気を強めたまったりした味付け、嫌う人もいるかもしれないけれど、本当に美味しいと感じる。

タイのストリートでよく見る光景で、カットフルーツに塩を添えるサービスがある。日本でもスイカに塩をかけたりするけれど、タイではパイナップルやらマンゴーやらに小さな塩の入った袋をつけてくれる。粉唐辛子の入った袋をつけてくれる場合もある。

同様、オレンジジュースに塩を入れたりする場合もある。

甘みに塩気を足すことで、よりボディの太い味わいにして楽しむタイ的な味覚センス。

米にも他の味を増幅する力があるので、ドリアンとココナッツミルクの混じったクセのあるまったりした甘みが、塩気ともち米でパワーアップした美味しさに仕立てられている。最高のタイらしさ。

話はそれるが、タイ在住の映像作家いわく「タイ人の画像処理は彩度が高い」とか。

タイ人は、きつい色が好きらしい。

塩気で甘みにパンチを加えたがるセンスと一脈通じるような気がする。

そもそも、タイ料理のイメージは辛くて甘くて酸っぱくってうまみも強いトゥーマッチさが基本にある。

さらに言うと、タイの演歌のコンサートはスピーカーがわれんばかりの爆音だとか。

淡くてミニマルな感覚を尊ぶ日本人のセンスと対極にある、タイのトゥーマッチセンスをベースにタイ文化論をまとめてみたい誘惑にかられる。

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レモングラスのハーブティー。

全体に、とても美味しく満足だった。

あまり予備知識がなく、ミシュランスターレストランだから勝手にヌーヴェル・タイ・キュイジーヌ的なものを想像していたが、全っ然違って、かなりストレートなタイ料理だった。

なのに、いままで体験したことない美味しさ。

オーストラリア出身のシェフ、デイビッド・トンプソンさんはタイ各地の料理を研究し、文献にもあたってタイ料理を追求しているそうだ。

タイ料理を知り尽くし、しかし、あえて西洋的な要素を折衷することなく、クオリティをアップしていくとこうなるのかもしれない。

タイ料理は、フレンチや中華と違って宮廷料理として発展した歴史が薄いから(たぶん。間違っていたらすいません)、こうした試みは、とても意味のあることなのかもしれない。

つづく。

(よ)

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by brd | 2011-05-16 02:07 | タイ | Comments(2)

バンコク : シーロム通りのバミー屋でタイ入りの儀式

衝動的にバンコクに行ってきた。

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成田からの飛行機は3月からチャーター便の運航が始まったばかりの、ビジネス・エアー

ビジネス・エアーって、なんかビジネス・ランチ(笑)みたいで語感として非常に寒々しい感じがするんだが、タイの新進バジェット・エアラインの名前。

とにかく安い。

GWのハイシーズンなのに、成田バンコク往復込み込み3万800円!

3月に就航したんだけど震災騒ぎで散々だったらしい。チャーター便はGW明けに一旦終了。7月から運航再開とのこと。映画などのエンタテインメントはないけど、食事はちゃんと出た。

注目すべきは、機内誌が「歩くバンコク」だったこと(書店で販売しているものと少し編集が異なる)。ていねい編集で非常に便利な「歩くバンコク」をタダでくれるとは、ポイント高し。

さて、バンコク着後はさっそくホテル近所、シーロム通りのそば屋台へ。

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バミー・ヘン(汁なしそば)と、バミー・ナーム(汁そば)。

そば屋台では米麺のクイッティオじゃなく、なぜか黄色い中華麺のバミーをたのんでしまう。

ちぢれた細くて黄色い麺をすするときの独特に頼りない感じが好き。

テーブルに置かれたナンプラー、粉唐辛子、砂糖、唐辛子酢。

これらを、味をみながら、わりとじっくり、時間をかけて混ぜ込んで好みの感じに仕立てる。これが自分なりのタイ入りの儀式なのだった。

一泊目は、

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サラデーン通りの、バーン・サラデーン

最近流行ってるお洒落なデザインホテルのチープ版とでもいいましょうか、各部屋それぞれデザインが異なっていてカワイイ感じなのだが、設備などのもろもろは簡素。

この部屋の名前は、モロッカン・スイート。

テレビの横、モロッコの水タバコのパイプがディスプレイしてあったりする。使っていいのだろうか。けっきょく触らなかったけど。ディスカウントして一泊1800バーツ。

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まずは、ひと寝いり。

つづく。

(よ)

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by brd | 2011-05-11 03:25 | タイ | Comments(0)

インド デリー : Amarya Haveli アマリャ・ハヴェリ

インドの旅。

ケララ州のコーチンからデリーへ戻り、宿泊したのは「アーバンB&B」なるふれこみのプチホテルAmarya Haveli アマリャ・ハベリ

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Bollywood!!!

実は、この電飾、部屋の内装。

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ピンクの壁に、ボリウッド映画のポスター。

ポップでキッチュ。楽しくなる。

Amarya Haveliの全6室は、それぞれインドの都市をイメージしたテーマカラーでデザインされた内装で、僕らが泊まったのはボンベイ・ルーム。

ほかにも、

Pink Room (Jaipur)
Blue Room (Jodhpur)
White Room (Cochin)
Orange Room (Gujrat)
Green Room (Srinagar)

の部屋があり、ホテルのウェブサイトを見ると、どれも捨てがたいキュートさ。

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チェックインして、ほっと一息。

マサラチャイを部屋にとった。ピーナッツとチョコクッキーのお茶うけつき。

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ロビーもポップでおしゃれ。

テーブルに雑誌や新聞ほか、インドに関する画集や写真集などがたくさん置かれていて、アートな気分にひたれる。

時間もおそく、あたりでめぼしいレストランを探すより、ホテルの食事をいただくことにした。

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派手な電飾と竹のテーブルのミスマッチ感がおしゃれエキゾな2階のテラスへ。ボッサやサルサ、マンボなど、東京のカフェとかでありそうな選曲の南米音楽が流れている。

キッチンは24時間オープンしているそうで、食事はいつでも可能。おまかせでディナーをこしらえてもらった。

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アルゴビ、パニールのカレー、チキンのカレー、バスマティライス。

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ダールカレー。

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ライタ。

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チャパティ。

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パパド。

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ケーキ(なに味か失念)とココナッツアイスクリーム。

すべてティピカルなインド料理でとくに珍しいものはないけれど、全体に丁寧に作られているようで、美味しかった。

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場所はデリー南部、グリーンパーク近くにある閑静な高級住宅街のなか。看板などは出しておらず、いい感じのプライベート感がただよっている。

デリーメトロのハウズ・カース Hauz Khas駅が最寄り。

(よ)

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by brd | 2010-11-10 04:24 | インド | Comments(0)


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