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パリ : ネオビストロ「Jadis ジャディス」のデギュスタシオン・コース

~KL-Paris-Quimper #20~

#19のつづき。

Menu Degustation of Restaurant Jadis:
For the last dinner of our last year's trip to France, we chose Restaurant Jadis in Paris, a new type of bistro having a reputation for serving traditional dishes mixed with a modern sense in a casual atmosphere. We ordered the reasonable menu degustation (45 euros!) and enjoyed the new sense backed by a genuine traditional technique.. [September, 2011]


素材の組み合わせが凝った、複雑な味のアントレ。

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魚介系の味がするシート状のゼリー。その下にはフォアグラのクリームがたっぷり。さらにその下には小角に切られたイカ、スモークされた鴨、さやいんげん。

肉と魚の風味が折り重なる。食べた第一印象、クリームとゼリーのもったりした感じと、小角切り素材のつぶつぶな食感対比。各素材のうまみ系成分が印象に残るような。赤ワインがすすむ。

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いわゆるネオビストロの雄として名をはせる「Jadis ジャディス」へ。

15区。メトロ最寄り駅はConventionだけれど、そこから10分以上歩いた気がする。

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金曜夜のディナー。満席の盛況。客層はわれわれ以外に観光客と思しき日本人客が一組、子連れの地元在住と思しき日本人家族、30代くらいでわりとおしゃれっぽい感じの地元フランス人男女グループ、そして意外と目立っているのが、近所の常連的リラックスオーラを放つ年配の夫婦、などなど。

われわれは、今回のパリ最後のディナー。

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前菜+メイン+デザートの3品プリフィックス(34ユーロ。昼は前菜+メインもしくはメイン+デザートの2品で25ユーロのチョイスもある)以外に、前菜+メイン2品+デザート2品からなるシェフおまかせのデギュスタシオンコース(45ユーロ)があったので、それにしてみる。

冒頭のアントレに続いて魚。

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レアに火入れしたマグロと、トマト味の茄子。

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一度ローストした牛肉をカットしてから、ソースや野菜と合わせたような感じ。

どうも前菜から赤っぽい重めの料理が続くのは、最初から赤ワインを頼んでしまったせいに違いない、と気づく。ま、これも悪くないけれど。

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サブレブルトン。チーズのクリームとかぼちゃのコンフィ。

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生の無花果と、コンポートの無花果。

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となりのおしゃれ系30代グループはプリフィクスで食事。どれもメインはつけあわせが別皿添えになっている。仲のいい友達グループではあるのだろうが、どことなくよそ行き感漂わせながら食事をしているのは、友達同士を紹介する会か、なにかの記念日か、ワケあってほどほど気の利いた店をチョイスしてみたという雰囲気。

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近所の老夫婦は、仔羊のロティかなにか、焼いた肉を食べているけれど、ポーションがプリフィックスのより大きい気がする。なんだか、すごく美味そうだ。単品で頼んでいるのかもしれない。

名だたる三ツ星で研鑽を積んだ華やかな経歴が取り沙汰されるシェフのイメージはモダンな感じだけれど、店名はJadis(かつて)だしクラシックなフランスの味をもしっかり押さえているのがすごい、的な評論をよく読むが、この光景を見ながら本当にそうなんだろうなあと思う。

今夜は点菜を間違った気がする。

食事を終えて、夜の散歩。

もときた駅には戻らず、クロワ・ニヴェール通りをぶらぶら適当に、歩けるところまで歩く。

中華レストランが目につく。

白黒のブルトン旗を掲げたケルティックバーもあった。

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見つけると写真を撮りたくなるスペースインベーダー、また発見。

<2011年9月>

(よ)

つづく。

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by brd | 2012-10-08 23:30 | フランス | Comments(2)

パリ : ケ・ブランリ美術館 Musée du quai Branly の非ヨーロッパ写真家展「フォトケ PHOTOQUAI」

~KL-Paris-Quimper #19~

#18のつづき。

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イラクの写真家の作品。

サダム・フセインという名の、匿名性。

ランチのあとは、エッフェル塔の第一展望台を観光。

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興味深い野外写真展が開催されていた。

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いろんな国の写真家が、作品を出展している。

この写真展、エッフェル塔の近所にあるケ・ブランリ美術館 Musée du quai Branlyが隔年で開催している「フォトケ PHOTOQUAI」なる企画展。

今回のPHOTOQUAI 2011には、世界から46人もの写真家が作品を出展。写真家は全員、ヨーロッパ以外の人たち。写真展会場はすべて屋外で、ここエッフェル塔ほか、ケ・ブランリ美術館の庭、そしてセーヌ川沿いの遊歩道でも展開されている。

近所だし、さっそくケ・ブランリ美術館 Musée du quai Branlyへ行ってみることに。

徒歩数分。いきなり目に入ってくるのは、

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壁に生きた植物が生い茂った、不思議な美術館の建物。

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観光客にも大人気。

そして、

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入り口はたくさんのテキストが書かれたガラスの壁で、向こうが透過して見える。

さらに中に入ると、

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宇宙船のような、宇宙ステーションのような、大胆な建築に圧倒される。

しかも、赤いし。

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宇宙ステーションの下には、なんか東京自宅の近所にもありそうな雑木林的な庭園があり、これまた異様なミスマッチ。

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モダン・アーキテクチャと、すすき。

なんかイイね。

かなり好きだ。

この宇宙ステーションは日本の電通本社も手がけているジャン・ヌーヴェル Jean Nouvelさんの作。庭園はアーチストのジル・クレモン Gilles Clémentさんが担当したそうな。さらに、先ほど紹介した「生きた壁」は美術家で造園家のパトリック・ブラン Patrick Blancさんの作品。

ケ・ブランリは非ヨーロッパ世界から集めた美術品・民具・衣服・装飾品などなどを収蔵する、いわばエスニック美術の殿堂。オリエンタリズム美術館。

常設展示は、

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こんなのや、

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こんなのが(怖カワイイ)。

このときの目玉の企画展は、「マヤ文明展」だった。

え?上野でもやってた?みたいな気もしつつ、マヤ文明はパリでも大大大人気の長蛇の列で入場規制。こちらは諦めることに。

館内をみわたせば、民俗学探検記の金字塔『悲しき熱帯』の著者であり、フランス構造主義の始祖、南米やアジア、アフリカという非ヨーロッパ世界に目を向けたフランスの知性を代表するクロード・レヴィ=ストロースの名を冠した劇場などもあったりする。

蛇足ですが、(よ)はレヴィ=ストロースさんとおんなじ誕生日(これが言いたかっただけ・笑)。

wikiのケ・ブランリの項を読むと、美術品か、否、民俗学的資料か、という問題で美術館サイドと各国当事者が揉めたりしている事例もあるらしい。ふむ。こういうジャンルは、オリエンタリズムというか、いわゆるひとつの植民地主義的なあれこれもからんでくるわけで、言ってみればヨーロッパと非ヨーロッパの、ある部分の関係性をじっくりと味わえてしまう場所でもあって、日本人としてはかすかに微妙な気分もする。が、こういうジャンルにおいて、フランスというのは、もう不動の存在感とセンスと思い入れがあるのだなあ、と、あらためて感じ入ったりもする。

異国の文化へのイマジネーションの豊かさ。

食の分野でも、同じですよね。

しかし、なるほどフォトケが非ヨーロッパ写真家ばかり集めるのも、非ヨーロッパの民俗学的品々を集めるケ・ブランリのコンセプトを現代写真に敷衍したものなんだと、いまさら気づく。

さて。

じつはケ・ブランリには「レゾンブル」というステキそうなレストランがあって、チェックしたかったんだけれども、さっきエッフェル塔でランチしたばっかりなので、泣く泣くパス。

かわりにカフェで、

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イル・フロッタント。

これを食べながら、ディナーの予約の電話をしてみる。

きさくなビストロなのに皿がガストロノミー(ビストロノミー?)ということでサンペレグリノの世界のベストレストラン50の9位に入っちゃった!と話題のシャトーブリアン Le Chateaubriandにダメ元で電話(2012年は15位に転落)。当然満席。並びの姉妹店ル・ドーファン Restaurant le Dauphinはバルっぽい感覚なので並べば入れてくれるみたいな話も聞くけど、どーなのか。

※まったく関係ありませんが、この記事を書くためにThe World's 50 Best RestaurantsのHPをチェックしてたら、(よ)のお気に入りバンコクの「ナーム」が、50位にニューエントリーしちゃってるではないですか!

話は戻って、写真展。

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ケ・ブランリの庭をふたたび彷徨う。

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Minstrel Kuikさん(マレーシア)。

マレーシア中国社会をとりまく、人、もの、色、空気。

チャイニーズ・マレーシアンのホンマタカシか佐内正史?

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アフリカはトーゴの作家、Hélène Amouzouさん。

モノクロームの人物が、亡霊のようにゆらいでいる。

美術館の庭を出て、向かいは、

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セーヌ川のほとり。

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ここでもフォトケ、開催中。

印象的だったのは、

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これ。

右のモノクロームは、日本の岡原功祐さん作。

リストカットなど自傷とともに生きる、現代日本の若者たちの居場所。

左はコロンビアのJulián Linerosさんの作品。

コロンビアの自警団AUCの過酷すぎる訓練風景。その団員たちは、コロンビアの貧困地域からリクルートされてきた若者たちだという。

日本とコロンビアの、こうも異なる、若者たちのリアルな現実。

ま、偶然展示場所が隣り合っただけかもしれないし、「こうも異なる」なんてのは観覧者の勝手な叙情性にもとづく解釈なわけですが。

そのほか、インド人作家の楽しい作品。

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インスタント証明写真ボックスのようなブースで自分の顔を撮影して、

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これらの写真に自分の顔をはめ込む、参加型インスタレーション。

もうひとつ気になったのは、

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左に見える写真、

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これ、台湾綜芸団とかタイワニーズ・キャバレーとか呼ばれる、台湾の移動型ショーのステージ。

このデコ感覚と猥雑さ。まさに台湾。大好きなイメージ。台湾の沈昭良さんの作品。

これ、面白い。

音楽が異様にダサいトランスなのは(笑)、たぶん移動タイワニーズ・キャバレーでかかるような音楽、ということなのではないか、と想像。

ふと台湾つながりで、台湾のデコなビンロウ屋とビンロウ美女ばかりを撮影した、瀬戸正人さんの大好きな作品「binran」を思い出したのだけれど、フォトケのセーヌ川売店で写真集『binran』を売っていてビックリ! 以前出展したことがあるのかもしれない。

この日はかなり暑くて、野外写真展をじっくり鑑賞していたら、日に焼けてしまった。

つづく。

(よ)

<2011年9月>

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by brd | 2012-08-19 13:31 | フランス | Comments(8)

パリ : エッフェル塔に優先的にのぼる裏ワザ 「58トゥール・エッフェル」

~KL-Paris-Quimper #18~

#17のつづき。

カンペールからパリに帰って来た。

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高いところが好き(バカ?)なのに・・・。

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展望台行きエレベータは長蛇の列!

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こんなに並んでる!

しかーし。

第1展望台までなら、裏ワザがあるのだ。

第1展望台で営業しているレストランのブースが地上にあるので、そこに行って「レストランで食事したい」と申し出れば、

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こんなチケットをくれて、

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一気にサクっと行列ショートカット!

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難なくエレベータに乗り、

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第1展望台に到着~。やった。

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前々世紀から存在し続けている、この赤銅色の鉄骨の構造物。

その一部を間借りして、営業しているレストラン、

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58 TOUR EIFFEL 58トゥール・エッフェル

デュカスのプロデュース店で、この記事で紹介した、この本にも掲載されてる。

ここのランチは、

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バスケットに入ったお弁当でピクニックする気分、というコンセプト。

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店名の入ったバスケットは、しかし、ピクニックというにはエッフェル塔の鉄骨をイメージした鉄製でメタリックな重量感。不思議なミスマッチ感覚。

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透明なプラスチックのふたを取ると、器はプラスチックではなく、ちゃんとした陶器。フェイクチープ。

テリーヌも、イチジクも、イチジクのソースもなかなか良いお味。

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サーモンとリゾット。空豆。

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ちょろぎがたくさん使われたオリエンタルな感じの野菜のつけあわせにうもれて見えないチキン。

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デザートまですべて、このフェイクお弁当容器で。

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席からの見晴らしは、こんな。

ところで。

このエッフェル塔のレストランで、誰も、絶対にできないことが、ひとつだけある。

それは、パリ随一の名所、エッフェル塔を眺めながら、食事をすることだ。

なんちて。

そうそう。「裏ワザ」と書いたけれど、地上でエレベータに誘導されてからあとは、「58 EIFFEL」の文字が入ったチケットをチェックされることは一度もなかった。だから、食事ぜずに単に第1展望台を観光するだけで帰ってきても、バレないと思う(たぶん。保証もオススメもしません。自己責任で。念のため書いておくと、帰りはエレベータでなく階段を使用した)。

さて。

じつは、第2展望台まで一気にのぼる裏ワザも存在する。

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第2展望台にあるレストラン、Le Jules Verne ル・ジュール・ベルヌに行けばイイ。

ここは地上から専用のエレベータで、ビューンと直通。

たぶん、食事しないで帰ってくるのは不可能。

この裏ワザを使う場合は、それなりのドレスで。料金も少々お高いので、ご注意。

※2011年9月

つづく。

(よ)

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by brd | 2012-08-09 22:07 | フランス | Comments(0)

パリ : アラン・デュカスの『J'aime Paris』と マグレブ料理の「シェ・ベベール Chez Bebert」

~KL-Paris-Quimper #09~

#08の続き。

アルページュから帰ってきてひと休みして、今度は、

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猫のベベールが、

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出むかえてくれる、

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モンパルナスの「シェ・ベベール Chez Bebert」へ。

いや。

本当はこの白黒はちわれ猫が「ベベール」という名前かどうかは、訊いてないから知らない。でも、お店の猫には間違いなさそう。まねき猫。

チュニジア、アルジェリア、モロッコなど北アフリカのマグレブ料理を供する「シェ・ベベール」は泊まっている宿の近く、モンパルナス駅すぐのところにあるんだけれど、まえの晩だったか、エスニックな料理が食べたくて宿のPCで調べていたら、「異邦人の食卓」というブログのタヌ子さんの記事にココが出ていたのを読み、行くことに決めた。

で、そのタヌ子さんが、先日オフ会でお会いしたソーニャさんのお友だちだったのは、ほんとうに偶然だったのでビックリした~。

いまは店の所在だけ確認して、夕食のとき戻ってくることにしよう。ショッピングに出かける。

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セレクトショップの「colette コレット」へ。

あんまり服とかに興味がないので、見るのは雑貨か、本。

かなーり重いから悩んだけど、やっぱり買ってしまったのが、コレ。

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"J'aime Paris : Mon Paris du goût en 200 adresses"
Alain Ducasse


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『愛するパリ、僕の味 200軒』って感じだろうか(日本語タイトルとしてはダサいけど)。

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スーパーシェフのアラン・デュカスによるパリのアドレス200軒。自身が経営する「プラザ・アテネ」や「ブノワ」をはじめ、レストラン、ビストロ、カフェ、食材店、厨房道具店まで、料理に関わるパリの素晴らしい店を短いテキストとたくさんの写真で紹介した新刊。

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フランス語が読めないので、テキストの内容はイマイチ不明だが、とにかく写真が素晴らしい。

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レイアウトもいいな~。

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単なるお店カタログではまったくなく、店と人と料理が織りなす、それぞれの個性と空気を定着すべく、美意識と意外性に満ちたセンスのいい編集がすみずみまでほどこされている。

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飲食店フェチ。

そんな言葉が浮かんだ(笑)。

めちゃくちゃたくさんの店を経営するデュカス氏は、きっと飲食店フェチで、飲食店マニアに違いない。

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レストランというと皿の上しか見ない人が多いけれど、料理だけじゃなく、実は店って「ハコ」と「ヒト」。常々そう思っている(よ)にとっては納得の一冊なのだった。

余談。知り合いが、縁あってデュカス氏を都内で接待しなければならず、頭をひねっていた。条件は、美味しい日本的な居酒屋。あるイベントのあと、関係者と一緒に打ち上げ。日本を感じられる、大衆的な居酒屋(ブラッセリー)。でも、料理のクオリティはある一線をクリアしていなければならない。

緊張しそー。

てなわけで、その他もろもろ手に入れて、パリのおしゃれさんたちウォッチングもして、コレットをあとにする。

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コレットの壁に、スペースインベーダー。

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あ。こっちにも。

そして。

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百貨店の「Galeries Lafayette ギャラリー・ラファイエット」グルメ館に来た。

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パック入りのフォアグラ・テリーヌを買おうかな。

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オレンジの斑点のあるひらめ、カルレ Carrelet.

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丸っこい殻の牡蠣、ブロン Belon.

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ワイン売場のBordeauxthèque ボルドーテックはボルドーワイン専門コーナーで、なんだか神々しい内装デザイン(笑)。まんなかで琥珀色に輝くのはソーテルヌ。

閉店時間までねばって、お土産など物色。

そして、

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「シェ・ベベール Chez Bebert」に戻ってきた。

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店内、イスラミック・ムード満点。

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お~ベベール(勝手に命名)。おいで。テーブルのしたで、なでなで。

赤ワインを頼んで、

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前菜Kemiaの盛り合わせ。実際より、かなり豪華に見える、このプレゼンテーション(笑)。

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チュニジアの街中とかでリアルに使ってそうなごっついタジン鍋を、オープン!

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鴨と無花果のタジン。まったり甘いドライの無花果と鴨が合っていた。

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干し葡萄の香料か、甘い香りのきついクスクス。

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鶏のブロシェットとメルゲーズ・ソーセージ。

メルゲーズがスパイシー。

意外に、ここまででかなり満腹になってしまい、デザートはパスしてしまった。

明日は早起き。

つづく

(よ)

※2011年9月

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by brd | 2011-11-04 00:21 | フランス | Comments(10)

パリ : 菜園の平穏/鱗と羽根の欲望 「アルページュ l'Arpège」

~KL-Paris-Quimper #08~

前回の続き。

テーブルには、花のかわりに、コロンとした野菜が。

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かぼちゃの類だろうか。

奇抜だけれど、ほっとする。

王道は行かないアーティスティックさと、料理や食材に対する真摯さ。そんなイメージも受ける。

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待望の、「アルページュ l'Arpège」にやって来た。

1ヶ月前くらいに東京から電話を入れたら、すんなり席はとれた。おなじ時期に、「アストランス l'Astrance」にも連絡したが、さすがにこちらは満席。3日前にコンファームしてくださいと言われたので、KLからかけた。

Dejeuner des jardins.

「菜園の昼食」なるランチコースと、グラスのシャンパーニュをたのむ。

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アミューズ。

なんともかわいらしい、どれも野菜のクリームが主となる、ひとくちの楽しみ。

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塩気のつよい、濃い黄色をしたブルターニュのバターが美味しくて、料理が出るまえに、ついパンをつまみすぎてしまう。

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マスタードのアイスクリームをそえた、ガスパッチョ。

やや沈んだ赤の色のとおり、爽やか、というよりは濃厚。スパイシー。

ソムリエに白ワインをたのむ。

Meursault 2008 Matrot

ソムリエの彼、とても日本語が達者だ。

最初、フランス語でペラペラっと話しかけてきて、こちらが困った顔をしたら、「あ、日本人ですかー?」だって。おいおい。聞けば彼もフランス人ではなく、ローマ出身のイタリア人。奥さんが日本人だそうな。イタリアといえば、以前、ウンブリア州を旅行したときに寄った某店がすごく良かった、と話したら同意してくれた。ミラノの話もしたけれど、ミラノはあまり好きではないみたい。

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看板料理ともいわれる、半熟卵。

卵の殻の横に、BIO・・・赤い判が押してある。すごくなめらかなクリームの下に半熟卵が隠れてる。

ヨーロッパ人たちにとって、きっとこれは「懐かしフード」のオトナ版、洗練版なのかも。そういえば、子供のころディック・ブルーナの絵本に描かれていた、卵立てと半熟卵に興味を持ったことを思い出す。そのとき実物は知らなかった。そんなこんなが頭の片隅に残ったか、この翌日、ブレストのブロカントで使うかどうかわからない卵立てをいくつも買ってしまった

な~んて、自分なりに半熟卵の記憶をたぐりよせてみたり。

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Tomate naturelles

種類のことなるトマトたち。

メニューにある

golden rush, blanche arpege, noire de Russie, green zebra...

は、トマトの品種かな。

ラズベリーが添えられ、削ったチーズが散らしてある。ソースの褐色はバルサミコでなく、たぶん醤油。気になって「アルページュ 醤油」で検索すると、香川の「丸島醤油」がアルページュに採用になった、という話が出てくる。

ソムリエの彼にたずねたら、「醤油、使っています」とのことだった。

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たまねぎのグラティネ。

メニューには、こう記載されている。

Couleur, saveur, parfum et dessin du jardin
cueillette ephemere

菜園の色彩、味覚、香り、そしてデザイン
束の間の収穫

フランス語はまったくわからないけど、Google翻訳などを使って多少リライトなどもしてみた。料理法や食材への言及がひとつもない。料理名というより、もうこれは詩なのか。

おそらくチーズなどとともに、たまねぎを器にはりつけるように薄く焼いてある。これを、こそぎ取るようにして食べる。

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Mesclun de Sylvain an praline de noisette a l'ancienne
mizuna, moutarde melisse, choho, courgette floridor...

ヘーゼルナッツ・プラリネのメスクラン。

3つ星なのに、一品の料理として葉もののサラダが出るとは、さすが野菜料理のアルページュ。

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Fines ravioles potageres fleuries aux herbes fines
oignon blanc aviv, chou noriko, basilic osmin pourpre, concombre lemon...

トマトのコンソメに浮かんだ、4種類の野菜のラビオリ。

このトマトのコンソメが美味しかった。トマトだけじゃなく、バジルやミントだろうかハーブの香りもふくまれている。舌触りのさらっとしたコンソメに、野菜の濃~いエッセンスがぎゅっと凝縮。

さらにラビオリの中身が驚き。口のなかで皮がやぶけて、つめものがコンソメと混ざる一瞬が、ほんとうに楽しい。

台北の小籠湯包は、スープのたっぷり入ったミニ小籠包が、さらに別のスープに浮いていて、レンゲですくっていただくと、ミニ小籠包の中のスープと、小籠包が浮いていたスープが口内で出会う仕組みになっていた。そんな料理を思い出したり。

話をラビオリに戻すと、偶然食べた順番がよかった。最後のふたつが、とくに驚いたから。なんだか、それぞれニンニクとニラのイメージがうかぶ強めの香味。やはり中華的。メニューにあるoignon blanc avivとbasilic osmin pourpreだろうか。

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Robe des champs <<Arlequin>> a l'huile d'argan
poivron doux des Landes, aubergine barbentane, carotte white satine...

クスクスを換骨奪胎した一皿。

野菜に、クスクス。泡は抹茶? 皿のいちばん向うにあるのはふつうのソーセージではなく、なんと「アリッサ」の入った野菜のソーセージ。アリッサは、クスクスを食べるときに必須の調味料。うちでも唐辛子、オリーブ油、にんにく、クミンなどで自作する。

メインのまえに、赤ワインをたのむ。

Fixin E.GEANTET 2006

メニューにあった、メイン料理と思われる記述。

Ecailles ou plumes
reflet de la gourmandise

鱗と羽根
欲望の投影

by Google翻訳+雰囲気リライト

「鱗と羽根」って、つまり、魚と鶏ということか。

魚は

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あんこう。

でかい!

手ぶれ残念。

でも、あんこうは鱗ないけど。

そのかわり、なんか鱗のような格子の焼き目がついてる。

鶏は、

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無花果の葉に包んで焼いてある。

すごく、いい色をしてる。

あんこうは、白ワインのソースで食べるか、抹茶か訊ねられたので、抹茶にした。

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抹茶はソースではなく、あんこうの上に抹茶そのものがふりかけられているみたいだった。

お皿の左上あたり。ローストしたタマネギと白いクネルの間にある黒っぽい野菜が酸っぱくて、とてもよいアクセントになっていた。あんこうの淡白でしっかりした白身を、つけあわせの役割を逸脱した(良い意味で)個性のきわだつ野菜たちがとりかこんでいるイメージ。

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鶏のほうの皿。

食事をふりかえってみると、半熟卵と、バターやクリームなどの乳製品以外、メインまで動物由来の食材ってゼロだったんじゃないか?

禁欲的とも思える野菜の連続のあとの、人間の欲望にうったえる鱗や、羽根をまとった生き物の肉。

菜園の平穏、鱗と羽根の欲望。

そんな解釈もしてみたくなる。

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Fromages Bernard Antony
affineur

ベルナール・アントニーのフロマージュ。

ベルナールさんとは、アルザスのチーズ熟成師だそう。シェーブルなどを中心にいただく。

突然、隣のテーブルで食事をしていたフランス人のカップルが「日本人ですか?写真を撮ってあげましょう」と、話しかけてきた。聞けば、今日は結婚2周年のお祝いで来たのだそうだ。せっかくなので、女性のほうが持っていたiPhoneで、彼らの写真も撮ってあげた。「おめでとう」と言うと、「ありがと」と日本語で応えてくれた。

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小菓子。

手前のバラのような、小さなリンゴのタルトが美味しい。

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Douceur des potagers
friandises

ルバーブのコンフィの入ったミルフィーユ。

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カフェ。

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ハーブティ。

ちょうど今、シェフのアラン・パッサールさんが「ニッシム・ドゥ・カモンド美術館」でコラージュ展を開催している。

あるとき、シェフがさらさらと描いていたミルフィーユの絵がとても繊細で、口に入れて一瞬でくずれてしまうようなパイ生地のはかなさをうまく表現していた。パッサールさんに師事した狐野扶実子さんが、たしかどっかに、こんな感じの話を書いていたはず。

コラージュ展、観たかったなあ。会期がちょうど1ヵ月おそければ。

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お昼どきも、もうおわり。

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店を出て少し歩いたら、あずけたジャケットを返してくれてないことに気づいて、戻った。なんか、夢から覚めた感じだった。

つづく。

(よ)

※2011年9月

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by brd | 2011-10-25 22:49 | フランス | Comments(4)

パリ : オーガニックなブーランジェリー 「ブレッド&ローゼズ bread & roses」の朝食

~KL-Paris-Quimper #07~

前回の続き。翌日の朝食。

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Chocolat cremeux l'ancienne.

昔ながらのクリーミーチョコレート。

普通のショコラ・ショーは、ちょっとさらっとしすぎていてあまり好きではないが、このチョコレートは濃厚で、とても満足感がある。それでいて、舌触りのなめらかなこと、爽やかなこと。毎朝、こういうのが飲めたら文句なし。

どこのチョコレートかというと、

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「ブレッド&ローゼス bread & roses」

宿から歩ける場所に、BIOの粉を使用したパンや、素材重視の惣菜、ケーキなどを提供する評判の店があると聞き、朝食に出かけたのだった。

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ロケーションは、リュクサンブール公園の西側。わりとハイソなエリアらしい。店の外に並べてあった席に座った。

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Café Crème

コーヒーはイタリアのilly。

注文したあとで気になりはじめたのが、お茶。ほかのテーブルに鉄瓶の急須が出ている。再度メニューをあらためると、イギリスの紅茶のほか、中国茶がいくつかリストされていた。

ウーロン茶、プーアール茶など日本人にも馴染みのあるお茶をはじめ、雲南緑茶、中国紅茶の正山小種(Lapsang Sauchong)など、マニアックと思えるものまで。

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ごま、けしの実、ひまわりの種が、とても香ばしいバゲット。

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6種類のサラダ盛り合わせ。

手前の三つが左から、taboule a la libanaise レバノン風タブレ、salade orientale オリエンタルサラダ(唐辛子がきいたトマトソースみたいなもの)、caviar d'aubergines なすのキャビア。向こう側の三つが左から、salade fraicheur フレッシュトマトのサラダ、salade de courgettes et basilic ズッキーニとバジリコのサラダ、houmous フムス(ヒヨコマメのディップ)。

塩やオイルは、ごく控えめ。素材自体を楽しんでほしい、とのメッセージが伝わってくるような味つけだ。

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名物のブリオッシュ。

ここのオーガニックなパン類は、本当に美味しそう。

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惣菜タルトも、魅力的。

アンチョビーのタルトに、アーティチョークのタルト(ピンボケ失礼)。

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ケーキ類も大きくボリュームがあり、実に食べてみたい。

うーん、しかしこのあとランチの予約があるので、あんまり満腹になるのは困る。がまん。ここの店オリジナルのジャムを買って帰ることにした。

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お店の入口を撮影しようと思ったのに、パリのガイド本を手にした観光客らしい男性が、店の前を離れてくれなかった。

つづく。

(よ)

※2011年9月

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by brd | 2011-10-19 01:24 | フランス | Comments(4)

パリ : 週末夜のビストロタイム「ル・コントワール・デュ・ルレ Le Comptoir du Relais」

~KL-Paris-Quimper #06~

前回の続き。

パリの果て20区から、パリ中心部へ帰還。

メトロ・オデオン駅で下車。

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今夜のディナー候補のビストロ、「ル・コントワール・デュ・ルレ Le Comptoir du Relais」を下見することに。

ここは、現在のパリの料理界を象徴するネオビストロ、もしくはビストロノミーなる潮流の象徴といわれるイヴ・カンドボルドさんの店。Hôtel Relais Saint Germainの1階にあり、向って左隣には姉妹店である「ラヴァン・コントワール l'avant comptoir」が。こちらは立ち飲み形式で、クレープや、「オードブル」と呼ばれる小皿のタパスを供する、いわゆる「バル」的な店らしい。

さて、今夜のディナーについて、「ル・コントワール・デュ・ルレ」の人に聞いてみた。

いわく、予約は取らないので、直接来てください、とのこと。

「ル・コントワール・デュ・ルレ」の営業スタイルは、ちょっと変則的。平日の夜は完全予約制のフルコースの創作料理が供され、平日の昼と、週末や祝日の終日がビストロスタイルの営業になる。

完全予約のフルコースは、かなり先まで予約いっぱい。残念。でも、今日のような週末の夜も楽しそうじゃないか。

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「ル・コントワール・デュ・ルレ」の界隈。イタリアンや、ラム酒専門らしき店など、なかなか楽しい。

さて。

オデオン界隈からサン・ジェルマン大通りを歩く。

ホテルへは、レンヌ通りにさしかかったら左へ折れればいい。

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と思っていたら、気になるショコラティエを発見。

「La Maison Georges Larnicol ジョルジュ・ラルニコル」

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ショコラが量り売り。

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このキャラメル・ペーストが、本当に美味しくって、お土産に買ったのに旅行中にひと瓶なめ尽くしてしまったほど。

あとから調べて知ったことだけど、ここ、フランス・ブルターニュ地方カンペール発祥のショコラティエらしく、明後日からカンペールに旅しようとしてる(よ)にとっては、うてっつけの店だった。店の主、ラルニコルさんはMOF(国家最優秀職人章)の称号を持ち、サン・ジェルマン通りには昨年末に店を出したばかりだそうな。

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道端のコンフィズリー(駄菓子)屋台。

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ホテルの近くの雑貨屋にあった、ジロール茸。

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こちらはセップ茸。

そのほか葡萄や、胡桃、ホワイトアスパラ、グリーンアスパラなどなど。

ホテルでひと寝入り。

そして。

再出動。

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リュクサンブール宮殿を横目にチラ見しつつ、脚はオデオン界隈へと急ぐ。

21時ごろ、現地着。

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うっわ~。並んでる!

フランス人も行列ってするんだね!

ふだん東京でラーメン屋の行列など見ると、どうにも苦々しく、並んでやるものか、とか思ったりする(よ)ではあるが、どうにも今日ばかりは、おとなしく列に加わる。

と、思ったら、われわれの前に並んでいるのは日本人だった。そして、われわれのあとについたのも、また日本人。

なーんか列に日本人が多くなって気恥ずかしい感じがする。まあいいけど。

すでに席についているなかにも、日本人と思しき客が幾人か。観光客と思える団体もいれば、フランス語ペラペラで、おそらくパリで働いているのだろう日本人もいる。ようは、パリに日本人が多いのだ。

飲食店の厨房にも日本人が多いし、ミシュランスターを勝ち取った若い日本人シェフだっている。

となりの「ラヴァン・コントワール」からも、日本語の歓声が。

こう書くと、全員日本人のようだけど、もちろん集まっている大半は味と流行に敏感なフランスのグルメ老若男女たちなので、誤解なきよう。

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行列していると、なんとなく真向かいに目が行く。

そこにはカフェ「Les Editeurs レ・ゼディトゥール」が。

「編集者」の名のごとく、本がいっぱいあったり、文豪の写真が飾ってあったり、どうも文学にちなんだ店っぽい。あとから調べたら、ここ主催の「les editeurs賞」なる文学賞もあるらしい。コントワールの行列がどうしても待てない場合は、駆け込み寺的存在でもあるらしいが、某誌ウェブ版の記事によれば、味的に「ここはどうも…」という声が多いとか。ほう。

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40分くらいならんで、22時近くなり、やっと入店。

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ママ・シェルターのブランチで(ゆ)が調子に乗って食べ過ぎ、まだ腹が完全にへらないらしく「ちょっと軽い感じがイイ」なんぞ抜かすので、「ル・ペール・ジュル」のシードルを頼んでみた。

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豚がかわいい。

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ブーダンノワールのテリーヌとリンゴのサラダ。

ブーダンノワールには、血だけじゃなく肉や内臓の食感も。クドくなく、かつ食べ応えのあるテリーヌ。普通、ブーダンノワールにはコンポートなど煮たフルーツがつけ合せになることが多いけれど、フレッシュなリンゴも面白い。こういうのを食べていると、ちょっとシードルだともの足りない。

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温かいオマールのビスク。タピオカらしきものが入ってる。

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腹が減らない、などと言っときながら、隣のフランス人4人組のテーブルを見て、(ゆ)が頼んだフォアグラ・トースト。

その隣の4人組は、まずサラミやテリーヌなどのシャルキュトリー盛り合わせを頼んで全員でシェアしてから、前菜、メインと進んでいた。いいかも。

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軽め、ということで(ゆ)が頼んだハムやアーティチョークの盛り合わせだが、うーむ、ドドンと十分なボリュームあり。

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Carre d'agneau.

仔羊のあばら肉。

一緒に赤ワインも。

肉の焼き加減は、ナイフを入れると、じわっと血がしたたるレア。ラムの美味しい感じに焼けている。肉の下にしいてある赤ピーマンににんにくがきいてる。上に柑橘のピールが散らしてある。

席は、テラスではなく店内ちょうど真ん中あたり。よって、地下の厨房から容赦なくガンガン上がってくる料理を、3人のサービスがものすごい勢いで配膳している様子が余すところなく観察できた。

年配の女性の客のさばき方も達者でひと味あるけれど、われわれのテーブルについた黒人の女の子も、すごい運動神経だ。忙しくなると、飛び回りすぎて、やることがちょっと雑になってくる。けれど、それで店のどこかに鼻をぶつけて、痛くて動けなくなったりのアクシデントも、なにかちょっとした演出のような感じで店の雰囲気になじんでしまう。痛がっているのに悪いけど、なんか面白かった。

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ババ・オ・ラム。

写真だとよくわからないけど、けっこうデカい。

サーブ直前に目の前でラム酒を、ボトルからドバ~っとかけてくれるのが楽しい。

けっこう酔っ払うデザート。

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カフェ。

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まだまだ賑々しい、オデオンの夜なのであった。

つづく。

(よ)

※2011年9月

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by brd | 2011-10-18 02:30 | フランス | Comments(2)

パリ : 穴ぐらっぽかった「ママ・シェルター MAMA SHELTER」の日曜限定ブランチブッフェ

~KL-Paris-Quimper #05~

前回のつづき。

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モンパルナス。

AirAsia便でKLを夜中の1時過ぎに発ち、パリのオルリー空港に朝の9時着。Orlyval→RER→メトロを乗り継ぎ、モンパルナス・ビアンヴニュ駅へ。

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小腹が減ったので、とりあえず近くのブラッスリーで、

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サンドイッチ、シードル、カプチーノ。

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チェックインしたのは、Hotel Royal Saint Germain.

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本当のところは……パリらしい今ふうの趣向を凝らした、しかし料金はそれほど高くないココココ、もしくはココなどを利用したかったけれど、今回わけあって勤め先支給の旅行クーポン券を使わなければならず、それだとアップルワールドかJHCにリストされた宿しか予約できない。そして、残念ながら上記リンクの宿、もしくはそれに類するような宿はなかった。そんなわけで、残念ながら予算と場所だけで決めたのがここ。

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室内。

でも、小奇麗だし、雰囲気も落ち着いていて、部屋も思ったより広かったし、フロントの人も親切で、なにより場所が最高に便利だし、このホテル・ロイヤル・サン・ジェルマンは悪くないと思った。

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PCも置いてあるパブリックスペース。

とりあえず、食事に行きたい。

上のリンクにある宿、「ママ・シェルター」でやっている、日曜限定ブランチが雑誌やネットで評判になっているようなので、行ってみることにした。

念のため、電話で予約。

ロイヤル・サンジェルマンのフロントの男性は、予約の電話も快く引き受けてくれた。

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メトロでモンパルナスから、

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Porte de Bagnolet駅で下車。

パリのはずれ、でも、このところ再開発で様変わりしつつもあるという20区に。

この道、rue de bagnoletを数分歩くと、

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ママ・シェルターに着いた。

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さっそくブランチをやってるダイニングに。

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そうそう、ブランチはブッフェなのだった。

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ブッフェの料理は、牛肉の煮込みや、魚のポワレ、ジャガイモのグラタン、スモークサーモン、レンズ豆の煮込み、チーズ各種、パン類各種などなど、フツーにフランス家庭料理的なものがほとんど。

「ママのシェルター」と名乗るだけあって、フランスの家庭的なムードをオシャレに提供、っていうコンセプトなのかも。そういえば、チョークで落書きされたような天井は黒板のようだし、テーブル&チェアは学校の机と椅子みたいだ。

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それにしても、

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この活気、この賑わいはなんだ。

みんな、自由に楽しんでいる。

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テーブルまん中あたりの、黄色いグラスが美味しかった。

なめらかなピュレ状の卵にベーコンのカリカリが飾られ、なかにはさらにポーチドエッグが隠れている。

ワインなどの酒類以外は、ジュースも、コーヒーも飲み放題。食べ物は、もちろんすべて食べ放題。

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タルトや

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クレープ、ほかにはムースなどのデザート類も美味しい。

とはいうものの、サービスは結構ラフで、取り皿が不足しがちだったり、頼んだワインがなかなか来なかったり、けっこう独特のノリが支配してる空間。

あっ!向うでガチャーンと皿の割れる音。客が料理を床に落っことした。

けっこうカオス。

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子連れの家族が多く、ママと子供たちがサッカーゲームに夢中だったり。

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天井が黒いせいかもしれないが、なんか、穴ぐらっぽい。

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比較的さわやかなテラス席もある。

このママ・シェルター、内装を大御所デザイナーのフィリップ・スタルク、料理監修が三つ星放棄シェフ、アラン・サンドラスが担当しているそうだ。

うーむ。

なにか、ノスタルジックなムードをスタイリッシュに、って東京でもフツーのオシャレっぽさで、逆に「フランス人もこういうのをあたりまえに喜ぶんだ」という感覚が新鮮だった。

ところで、パリではこの「ブランチ」なるものが流行っているみたいだが、ブランチといえばブッフェを提供するところが多いようだ。ブランチって、休日に楽しむ朝食と昼食を兼ねる食事、のことだと思うんだが、パリでは「ブランチ」=「ブッフェ」みたいな図式ができてるのかな?詳しい方がいたら、ぜひ教えてください。

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ピッツェリアもある。

なんとパリでは、いまピッツァも結構流行っているみたい。

フランスのイタリア料理はまずい、という図式も崩れてきているんだそうな。

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フロントの前には、これまたキッチュでカワイイ小物たちがディスプレイされてる。

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カトちゃんまで!

フランス人の日本イメージって…。

全体的に受けた印象は、なにか重厚長大な食事やサービスはやめにしてカジュアルに行こう、という方向性かな。

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外観はこんな。

左の大きな建物がママ・シェルターで、右の低い建物は、

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『愛人 ラマン』で知られる作家の名前を冠した、「メディアテーク・マルグリット・デュラス」。

なかに入ってみたら、エントランスすぐの場所には、フランスの雑誌、BD(フランスの漫画)、そして、なんとフランス語訳された日本の漫画の書棚。『バガボンド』『GTO』ほか、みんな大好きな名作が~!

そして、ママ・シェルターの道はさんで向いにも、気なるものが。

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これ、パリのグラフィティ・アーティスト「スペース・インベーダー」の作品。

今年は大きな展覧会が開かれたらしく、けっこう話題。

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メトロの駅に向って歩いてたら、

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また発見!

つづく。

(よ)

※2011年9月

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by brd | 2011-10-13 00:16 | フランス | Comments(6)


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