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『クラフトビール革命』を富山の食イベント「富がえりのレシピ」で販売します!

富山で開催される食のイベント『富がえりのレシピ』で【美味しい世界旅行】が本などの物販ブースやります。

『富がえりのレシピ』は昨年に引き続き2年目の参加。一年は早いですね。

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上がイベントのフライヤーの表面。

「地産地消」や「スローフード」を僕らに意識させてくれた、山形のイタリア料理店「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフも来場。トークショーや奥田シェフによるスペシャル・ディナー、料理教室なども開催されます。

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フライヤーの裏面。

昨年はカフェやトークショーでご一緒した「ひみつカレー」さん、「Alpaca Coffee」さん。ブースがお隣だった「濱田ファーム」さん他、魅力的な物販&飲食ブースがたくさん並びます。【美味しい世界旅行】も食べたい、買いたいものがいっぱい!

さて、【美味しい世界旅行】のブースはこれが目玉です。

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『クラフトビール革命』
スティーブ・ヒンディ(著)
DU BOOKS(刊)


NYブルックリン・ブルワリーの創業者であるスティーブ・ヒンディさんの著書「The Craft Beer Revolution」の日本語版で、翻訳を【美味しい世界旅行】の(ゆ)こと和田侑子が担当しました。

アメリカの小さなクラフトビール醸造所が、手づくり、ローカル、コミュニティにこだわりながら一致団結し、大手が独占する市場で奮闘してきた歴史を詳細に記した名著です。

日本語版の解説は、日本を代表するクラフトビール醸造所である木内酒造・常陸野ネストの木内敏之さんが執筆されていて、これもかなりの読みどころ。

今回、富山だけの特典も用意してます! ぜひ、みなさん読んでみてください。

『クラフトビール革命』の関連アイテムとして、クラフトビールのフリーペーパー『JAPAN BEER TIMES』の21号、22号、23号を配布予定です。特に21号と22号はオススメ。『クラフトビール革命』の原書である『The Craft Beer Revolution』に言及し、米国のシーンと比較しながら日本のクラフトビール界について論じる「Craft Beer is (Not) Dead」と題された編集長のライさんによるめちゃくちゃ面白くて刺激的な記事をが載っているからです。あわせて読むのがオススメ。

実際のクラフトビールも飲んでいただきたいので『クラフトビール革命』に登場する主役級の三社、ブルックリン・ブルワリーアンカー・ブルーイングボストン・ビアのビールも提供予定。

また、アメリカン・クラフトビールも飲める川崎市のかっこいいブリトー屋さん「カクタス・ブリトー」さんが日本の輸入代理店をやっているアメリカ・ポートランドのZINE専門出版社「マイクロコズムパブリッシング」のZINEをいくつか。【美味しい世界旅行】のオススメは、アメリカの発酵食の第一人者Sandor Ellix Katzさんの『WILD FERMENTATION』です。

「カクタス・ブリトー」さんからは、お店特製のハラペーニョ・ピクルス&ハラペーニョ・ソースも仕入れました!

さらに、ニッポンのローカルなリトルプレスである『PERMANENT』『せとうち暮らし』や、オールアバウト「毎日のタイ料理」ガイドのタイ料理家・下関崇子さんの通な2冊のレシピブック『バンコク思い出ごはん』『暮らして恋したバンコクごはん』の新発売の改訂版も販売。(ゆ)が翻訳を担当した『おいしいセルビー』や、世界の都市のガイドブック『CITI×60』シリーズも並べる予定です。

「富みがえりのレシピ」は2015年7月26日(日)、富山県富山市総曲輪のアートシアター「フォルツァ総曲輪」で朝の10時スタート。

それではみなさん会場でお会いしましょう!
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by brd | 2015-07-22 07:10 | 富山 | Comments(0)

熱い想いとアイデアに満ちた米国クラフトビール・ヒストリー 『クラフトビール革命』

(ゆ)です。

ずいぶんご無沙汰していました【美味しい世界旅行】ですが、こんな本を作っていました。

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『クラフトビール革命』
スティーブ・ヒンディ(著)
DU BOOKS(刊)


アメリカ東海岸を代表するクラフトビール会社、NYブルックリン・ブルワリー創業者の著書の日本語版翻訳を担当させていただきました。

米国クラフトビール史を、ここまで詳しくひも解いた日本語の本は、はじめてかもしれません。

大手の大量生産ビールだけがビールじゃない! そう意気込んだ小規模ビール醸造家たちが、よい材料を使って手づくりした、個性的で、職人的な美味しいビール。それを、全米、そして全世界に届けたい! 60年代にたった1社の醸造所から始まったアメリカのクラフトビール・ムーブメントですが、今では2兆円を超える規模(クラフトビールだけで日本のビール市場全体を超えている!)となり、毎年2桁台のパーセンテージで成長中です。

アメリカのクラフトビール業界団体ブルワーズ・アソシエーション「BA」のウェブサイトに掲載されているデータを、下にリンクしました。



上の2014年の統計では、ビール市場全体も、クラフトビールの市場も、輸入ビールも、クラフトビールの輸出も、すべて成長しています(『クラフトビール革命』の原書は2013年発刊なので当時のデータにもとづいて書かれています)。

全ビール市場の売上高は1,015億ドル(1ドル=120円換算で、約12兆円)、うちクラフトビールは196億ドル(約2兆5千億円)。割合としては20%ほどですが、90年代くらいまでバドワイザーなどの大手が市場を独占していた状況を考えると、これはものすごい快挙なのです。

簡単にアメリカのビール史を振り返ると、開拓時代に移民してきたヨーロッパ人たちが開いた醸造所が一時期は4000軒を越えていた(当時のビールこそ現在のクラフトビールのようだった、と言う醸造家もいる)にもかかわらず、その後の禁酒法のせいで醸造所はなんとゼロに! 戦後は大量生産の時代に突入し、80年代までに大手ビール会社の寡占が確立してしまいます。

現在のクラフトビール・ブームは、そんな状態からの大復活劇なのです。

ちなみに、80年代に2桁まで落ち込んだ醸造所数が、2014には3464軒に!

小規模なクラフトビール醸造者たちは、大手からアメリカのソウルドリンクである、ビールをどうやって取り戻すことができたのでしょうか?

詳細は本書をご覧いただくとして、クラフトビール醸造家たちの純粋な想いを大きく花開かせたのは、並々ならぬ根性、忍耐力、そして、熱い想いが導き出したアイデアや戦略、工夫でした。

そんな物語が詰まった一冊。夏の読書にいかがでしょう。ちょっと熱いけれど、すかっと爽快です!

(ゆ)
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by brd | 2015-07-03 23:03 | 本や映画 | Comments(0)


旅の食卓と食卓の旅。ferment booksより『味の形 迫川尚子インタビュー』発売中。姉妹ブログ【ワダ翻訳工房】もどーぞ。ツイッターは @oishiisekai @fermentbooks


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