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『料理通信』ウェブサイト記事 「アリス・ウォータースの意志を継ぐ料理人たち」を英訳しました!

(ゆ)も、毎月愛読している月刊誌『料理通信』

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発売中の2014年7月号は、特集「全国パン図鑑」。

いやー、パンブームですよね。

大林千茱萸さんの「ホットサンド倶楽部」の影響でホットサンドにハマったり、マイマイの足立さんとパーラー江古田の原田さんのバインミーコラボに舌鼓を打ったり、ミ・チョリパンさんでアルゼンチンのチョリパンなんて初めて知った~と感動したりと、最近はパン単体よりサンドイッチなどの食事パンに大注目中のわたしです。

うーん、やっぱりパンはやめられません。

さて、『料理通信』さんのウェブサイトのほうでは、いくつか記事の英訳を担当させていただいております。

一番最近は、

春の古都で、シンプル・フードを考える
アリス・ウォータースの意志を継ぐ料理人たち


の英語版、

Contemplating simple fare at an ancient setting in spring
Chefs share the spirit of Alice Waters’“Simple food”


の英訳を担当させていただきました。

アリス・ウォータースさんが生んだアメリカ西海岸の自由な食文化の象徴とも言える、レストラン「シェ・パニース」

その現総料理長であるジェローム・ワーグさん、「eatrip」主宰の野村友里さん、「レフェルヴェソンス」の生江史伸シェフという、なんともゴージャスなお三方が鎌倉の東慶寺にて、アリスの食哲学にささげる饗宴を行いました。そんな、これ以上なく個性的で、できれば列席してみたい憧れのイベントのリポートです。

シンプルフードとは何か。

日本の皆さんも、イングリッシュリーダーのみなさんも、ぜひ読んでみてください。

そのほかにも、以下の記事の翻訳を担当させていただいております。

Gastronomy in Asia
Asia’s 50 Best Restaurants announced

2014年度は、バンコクのタイ料理レストラン「ナーム Nahm」が第1位に輝いた「アジアのベストレストラン50」授賞式のレポートです。取材とオリジナルの日本語版のテキストはコラムニスト、中村孝則さん。今回1位になったナーム。実は、わたしもひそかに注目していたお店でして、本ブログ「美味しい世界旅行」でも訪問記を掲載しています。もしよろしければ、そちらもどうぞ!

Umami and Dashi Gain Foothold on the New York Palate Vol.1
Exploring Umami in a source of food culture, Brooklyn

和食人気が高まるNY。寿司はもう当たり前。いま注目されているのは、うま味とだし。天満大阪昆布の喜多條清光氏がブルックリンで「うま味の探究:昆布のだし」というクラスを開催したときの様子をリポートしています。

Umami and Dashi Gain Foothold on the New York Palate Vol.2
NY chefs incorporate dashi into their cooking with unique ideas

UMAMIとDASHIの2回目。うま味、和のだしを、独自の発想でメニューに取り入れるNYシェフたちを紹介しています。

Wakayama-made ingredients cross the sea
Report from a Tasting Event in Singapore

和歌山県産食材をシンガポールのイタリア料理店「エノテカ オペレッタ」にて紹介するイベントのリポートです。

DINING OUT SADO
Two-Day Outdoor Restaurant Background story SADO 2013

日本の自然や伝統文化をテーマに掲げた“期間限定の野外レストラン”「DINING OUT」の佐渡編。新潟県佐渡市の大膳神社で、赤坂「TAKAZAWA」の高澤義明シェフが腕をふるった様子のリポートです。

DINING OUT IYA
Two-Day Outdoor Restaurant Background story IYA 2013

上と同じシリーズの徳島県三好市・祖谷版。シェフを担当したのは、大阪「HAJIME」の米田肇さんです。

英訳は、いずれもネイティブチェッカーのSean Gastonさんにご協力いただいています。

ぜひ、読んでみてください!

(ゆ)

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by brd | 2014-06-26 00:25 | Comments(6)

富山 : 映画『100年ごはん』上映+「富がえりのレシピ」イベント

来月、7/26(土)と27(日)の二日間、富山県富山市で行われる食のイベントに【美味しい世界旅行】が参加します。

映画『100年ごはん』(大林千茱萸・監督)の上映にあわせた、食イベント「富がえりのレシピ」です。

まずはイベントのチラシが完成しましたので、裏と表を画像で張り付けておきます。詳報は随時。

富山のみなさんとお会いできるのが楽しみです!

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by brd | 2014-06-22 17:59 | 富山 | Comments(0)

サイゴン : おこわとチェーの店「Xôi Chè Bùi Thị Xuân ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアン」

サイゴンのブイ・ティー・スアン通りにある、おこわとチェーの店「Xôi Chè Bùi Thị Xuân ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアン」。

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アイデンティティカラーはグリーン。

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在住の人のブログとかを見ると、わりと最近改装してピカピカになったらしい。旧店名は「チェーソイ111」。写真入のメニューには、なんと日本語も添えてある。

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ソイガー。揚げ鶏のおこわ。

東京某店の鶏おこわは、ここのを参考にしているとか。日本のおこわは、油っぽい具材とあわせることはあまりないけれど、油ものとおこわは合う気がする。この組み合わせは不動の美味。

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きのこにベトナムソーセージ、肉でんぶなどがのったミックスおこわ。

Xôi trộn Bùi Thị Xuânってメニューにあるので、ブイ・ティー・スアン風ミックスおこわ、ということ?

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キッチンには、白いおこわとミックスおこわが入った蒸し器(?)があった。

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黒目豆のライスプディング、と日本語メニューにある。甘いおこわのようでもあるけれど、ベトナム語表記ではChè đậu trắng nếpで、チェーのカテゴリー。

ベトナムでチェーなんか食べてると、豆が美味しいなと思うことが多い。

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寒天のチェー。

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おこわとチェー。

この愛すべきベトナムおやつ2種を一緒に食べられるのは、なんだか小気味良い。おこわとチェーを一緒に売るって、ベトナムの食の世界では普通のことなのだろうか。それとも、この店の創意か。あまり関係ないかもしれないけど、日本だと和菓子屋でおこわも売っていたりするけど、どうなのだろう。

ネットで調べていたら、ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアンは最近日本のテレビでも大きく紹介されたらしい。

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ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアンの至近にはスーパーのコープマートが営業中。ベトナムの日常的に出会える。

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シウマイ(ベトナム風肉団子のトマトソース煮)の缶詰を見つけたのでトライ。レバパテ缶詰も購入。双方、食べてみたら意外と悪くない気がした。

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三段重ねのステンレス弁当箱は2個買った。1個は自分用、もう1個は東京の弁当フレンドにお土産。まったくアジアンな文脈とかない人なのだが、喜んで使ってくれた。

ベトナムみやげに、コープマートはおすすめ。

(よ)

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by brd | 2014-06-19 08:38 | ベトナム | Comments(4)

サイゴン : ゴードゥッケー通りのホアンイェンで、ごはんとおかずと日本人、について考えた。

伊藤忍さんが御著書の『ベトナムめし楽食大図鑑』で「私のなかでサイゴンNo.1のお店」とコメントしているゴードゥッケー通りのHoàng Yến ホアンイェンでディナー。

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まずは、豚ばらと卵のココナッツジュース煮。

煮汁はわりとさらっとしているのに、肉と卵に味がしっかりしみている。

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はまぐりの土鍋煮。

これも味付けがしっかりしていて、ごはんにのっけて食べると実にうまい。

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かぼちゃの花のにんにく炒め。

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紫山芋と海老のスープ。

細かく刻んだハーブはなんだろう? ミントと紫蘇かな?

スッと爽やかなハーブの風味が全体の印象をきりりと引き立てる。

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焼きなすひき肉のせ。

もうかなり満腹だったこともあり、この料理、最初はなんとなくビールのつまみイメージで食べていた。

が、ごはんにのっけて食べたら、ん?

ビールの二倍、いや、三倍美味いじゃないか!

前掲書には「ごはんのおかず系が特におすすめ」と書かれているが、やはりそうなのだ。

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ベトナムのおかずは、ごはんに合う。

そして、このごはんに合うおかずが美味しい、という感覚はドンピシャに日本人の琴線に触れる。

そんなベトナム料理論を語りながら、結局おひつのごはんをすべて平らげてしまった。

もう食べられない~、などと食後の幸せに浸りながら、上記のベトナム料理論は、次第に(よ)の脳内で以下のような別論に発展していった。

ベトナム料理においては、白いごはんにおかずをのっけてもまったく問題ない。というか、そうやって食べるのがふつうだ。

対して、日本人には白いごはんにおかずをのせたり、おかずの汁をかけたりすることを禁忌する食文化がある。ねこまんまが下卑た食べものとして扱われる、あの感覚。

ごはんに合うおかずが大好きなはずなのに、ごはんとおかずを別々に食べなくちゃいけない。

これって、つらくないか?

「口内調味」なんてのがあるけれど、思うにこれは、社会的にごはんとおかずをセパレートして食べているように見せかけながら、口内でごはんとおかずを合わせて幸せに浸るための倒錯した技術なんじゃなかろうか。

社会常識的マナーと味覚の真実は、いつも乖離する。

ただ、以上にも例外がたくさんあって、例えば丼ものとカレーは、ごはんとおかずを混ぜて食べてもいいルールの料理だ。

日本人がカレー大好きな理由は、実はこんなところにあったりもするんじゃなかろうか。

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ゴードゥッケー通りで、なぜかカレー論に至った夜だった。

(よ)

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by brd | 2014-06-11 02:16 | ベトナム | Comments(0)


旅の食卓と食卓の旅。ferment booksより『味の形 迫川尚子インタビュー』発売中。姉妹ブログ【ワダ翻訳工房】もどーぞ。ツイッターは @oishiisekai @fermentbooks


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