<   2012年 08月 ( 8 )   > この月の画像一覧

高円寺 : 熱狂の阿波おどり&ベトナム焼鳥「ビンミン」東京支店

『料理通信』9月号掲載BBQ特集で紹介されているのを見て、ぜひ利用してみようと思っていた、ベトナム・ハノイの炭火焼鳥専門店「ビンミン BINH MINH」東京支店。

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高円寺にある。

先日は越谷ベトナムフェアに出張とのことで、残念ながら営業していなかった。

で、昨日。

満を持して再チャレンジ。

念のため、お店に電話を入れてみると、

「今日は・・・すごく混んでるんで、席があるかどうか・・・」

との応答。

予約はとらないらしい。

むむむ、そんなに混んでいるのか。どうしようか悩んだが、きっと待てば大丈夫に違いない。と勝手に決めつけ、とりあえず現地に行ってみることに。

高円寺についた瞬間、混んでいる理由は、一発でわかった。

今日は、

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阿波おどり、じゃないか!

そうか~!!

知らなかったよ!!!

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すでに最高潮。

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踊る阿呆に、見る阿呆、さらに飲む阿呆も、同じ阿呆なら盛り上がらなきゃ損!損!

というわけで高円寺じゅうの飲食店はフル回転。屋外にテーブルまで出して街全体が熱狂するフェス状態。

混雑しすぎて今日もムリか、と一瞬あきらめかけたが、いやいや、飲む阿呆さらには食う阿呆として、偶然に出くわした祭にまじわる決意をかためる。

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ビンミンは、生麺フォーが名物のベトナム料理店「チョップスティックス」と一緒に、北口の大一市場内で営業中。

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屋台村のような場内も、すべての店が満席状態。

酒を酌み交わし、美味い料理に舌鼓し、歓談し、笑い、歓声をあげる祭の蕩尽ムードがメラメラと。

ビンミンに隣接する店のワインと生ビール片手に空席を待つと、ものの10分ほどで案内してもらえた。

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ベトナムビール各種で、

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モッ!ハーイ!バー!ヨ~!!!

…と、同行者全員で乾杯したところで、場内に異変が。

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ななななんと地元高円寺の阿波おどり人気連「苔作」が場内に乱入!

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大歓声のなか演武開始!

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偶然ながら最高のタイミングだなこれは。

来てよかったよ!

目前で炸裂する阿波おどりのビートに血が騒ぐ。

太鼓と鉦のはねるリズムが至近距離の大音量でグルーヴしまくっていて、もう手拍子だけでは全然足りず、自然と立ち上がり、腰が動く、踊りだす。

インド人ぽい男性がエキサイトして踊り手とダンスのコール&レスポンス。そういえば三連で強烈にはねる阿波踊りのビートは、パンジャブ地方のバングラビートにかなり似てる。

※はねる三連ビート、とか上で書いたが、このときの動画を誰かがyoutubeにアップしていたのを見たら、全っ然三連リズムじゃなかった! ドシロートの思い込みで「阿波おどりは三連」のイメージがあったけど、そうじゃないんですね~。たいへん失礼しました。しかし、それでも微妙な「はね」かたをしていて、そこがグッとくるポイントなんだと思う。8/28追記

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場内全飲食店が総立ち。興奮の坩堝。

相当ヤバい盛り上がり方をしてる。

聞けば苔作が大一市場に来るのは毎年の恒例なんだそうな。

さらなる偶然。ラッキーな出会い。

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苔作が去って、ビンミン定番の焼鳥盛り合わせにとりかかるが、う~ん興奮冷めやらない。

阿波おどりの汗をふきふき、もも、手羽、足、内臓類などガッチリとヌックマムのたれがしみた香ばしい焼鳥にかぶりつき、ビール、そして焼鳥、またビール、焼鳥、ビール・・・至福。

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牛焼肉とクレソンのサラダ。

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豚つくねの入ったつけ麺、ブン・チャー。

焼鳥以外の料理は「チョップスティックス」から運ばれてくるみたい。

いずれも、ヌックマムなどしっかりした味付けになっていて、ビールがすすむ安定感ある食べ心地。かなりイイ感じ。

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角煮ごはんも美味かった。

興奮して撮りもらした料理もあるけれど、全体に現地の味をちゃんと再現していて、男っぽい安定感のわるテイストを感じた。

鶏を焼いていたのは、たぶんベトナム人の男性。

またハノイ、行きたいな~。

そして、来年もきっと来るぜ、高円寺!

<2012年8月>

(よ)

※さらに追記 8/28

高円寺阿波おどりの衝撃さめやらず、関連の動画を検索。

うーん、興味尽きない。

ふと、いとうせいこうさんのツイートにたどり着いた。

久保田麻琴さんの暑中見舞いにリンクされていた東京天水連のリズムが凄いと、いとうせいこうさん。

確かに凄い↓



阿波おどりのことを何も知らなかった(よ)がイメージしてた、三連でシャッフルするリズムのイメージを大きく覆す、どこかモダンなムードすら漂う、強烈なビート。

東京爆音派No.1、だって。

この動画は、高円寺の阿波おどりの素晴らしい雰囲気もたっぷり味わえるので、オススメです。

はまりそう・・・。


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by brd | 2012-08-27 03:21 | 東京のベトナム | Comments(6)

パリ : ケ・ブランリ美術館 Musée du quai Branly の非ヨーロッパ写真家展「フォトケ PHOTOQUAI」

~KL-Paris-Quimper #19~

#18のつづき。

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イラクの写真家の作品。

サダム・フセインという名の、匿名性。

ランチのあとは、エッフェル塔の第一展望台を観光。

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興味深い野外写真展が開催されていた。

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いろんな国の写真家が、作品を出展している。

この写真展、エッフェル塔の近所にあるケ・ブランリ美術館 Musée du quai Branlyが隔年で開催している「フォトケ PHOTOQUAI」なる企画展。

今回のPHOTOQUAI 2011には、世界から46人もの写真家が作品を出展。写真家は全員、ヨーロッパ以外の人たち。写真展会場はすべて屋外で、ここエッフェル塔ほか、ケ・ブランリ美術館の庭、そしてセーヌ川沿いの遊歩道でも展開されている。

近所だし、さっそくケ・ブランリ美術館 Musée du quai Branlyへ行ってみることに。

徒歩数分。いきなり目に入ってくるのは、

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壁に生きた植物が生い茂った、不思議な美術館の建物。

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観光客にも大人気。

そして、

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入り口はたくさんのテキストが書かれたガラスの壁で、向こうが透過して見える。

さらに中に入ると、

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宇宙船のような、宇宙ステーションのような、大胆な建築に圧倒される。

しかも、赤いし。

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宇宙ステーションの下には、なんか東京自宅の近所にもありそうな雑木林的な庭園があり、これまた異様なミスマッチ。

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モダン・アーキテクチャと、すすき。

なんかイイね。

かなり好きだ。

この宇宙ステーションは日本の電通本社も手がけているジャン・ヌーヴェル Jean Nouvelさんの作。庭園はアーチストのジル・クレモン Gilles Clémentさんが担当したそうな。さらに、先ほど紹介した「生きた壁」は美術家で造園家のパトリック・ブラン Patrick Blancさんの作品。

ケ・ブランリは非ヨーロッパ世界から集めた美術品・民具・衣服・装飾品などなどを収蔵する、いわばエスニック美術の殿堂。オリエンタリズム美術館。

常設展示は、

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こんなのや、

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こんなのが(怖カワイイ)。

このときの目玉の企画展は、「マヤ文明展」だった。

え?上野でもやってた?みたいな気もしつつ、マヤ文明はパリでも大大大人気の長蛇の列で入場規制。こちらは諦めることに。

館内をみわたせば、民俗学探検記の金字塔『悲しき熱帯』の著者であり、フランス構造主義の始祖、南米やアジア、アフリカという非ヨーロッパ世界に目を向けたフランスの知性を代表するクロード・レヴィ=ストロースの名を冠した劇場などもあったりする。

蛇足ですが、(よ)はレヴィ=ストロースさんとおんなじ誕生日(これが言いたかっただけ・笑)。

wikiのケ・ブランリの項を読むと、美術品か、否、民俗学的資料か、という問題で美術館サイドと各国当事者が揉めたりしている事例もあるらしい。ふむ。こういうジャンルは、オリエンタリズムというか、いわゆるひとつの植民地主義的なあれこれもからんでくるわけで、言ってみればヨーロッパと非ヨーロッパの、ある部分の関係性をじっくりと味わえてしまう場所でもあって、日本人としてはかすかに微妙な気分もする。が、こういうジャンルにおいて、フランスというのは、もう不動の存在感とセンスと思い入れがあるのだなあ、と、あらためて感じ入ったりもする。

異国の文化へのイマジネーションの豊かさ。

食の分野でも、同じですよね。

しかし、なるほどフォトケが非ヨーロッパ写真家ばかり集めるのも、非ヨーロッパの民俗学的品々を集めるケ・ブランリのコンセプトを現代写真に敷衍したものなんだと、いまさら気づく。

さて。

じつはケ・ブランリには「レゾンブル」というステキそうなレストランがあって、チェックしたかったんだけれども、さっきエッフェル塔でランチしたばっかりなので、泣く泣くパス。

かわりにカフェで、

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イル・フロッタント。

これを食べながら、ディナーの予約の電話をしてみる。

きさくなビストロなのに皿がガストロノミー(ビストロノミー?)ということでサンペレグリノの世界のベストレストラン50の9位に入っちゃった!と話題のシャトーブリアン Le Chateaubriandにダメ元で電話(2012年は15位に転落)。当然満席。並びの姉妹店ル・ドーファン Restaurant le Dauphinはバルっぽい感覚なので並べば入れてくれるみたいな話も聞くけど、どーなのか。

※まったく関係ありませんが、この記事を書くためにThe World's 50 Best RestaurantsのHPをチェックしてたら、(よ)のお気に入りバンコクの「ナーム」が、50位にニューエントリーしちゃってるではないですか!

話は戻って、写真展。

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ケ・ブランリの庭をふたたび彷徨う。

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Minstrel Kuikさん(マレーシア)。

マレーシア中国社会をとりまく、人、もの、色、空気。

チャイニーズ・マレーシアンのホンマタカシか佐内正史?

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アフリカはトーゴの作家、Hélène Amouzouさん。

モノクロームの人物が、亡霊のようにゆらいでいる。

美術館の庭を出て、向かいは、

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セーヌ川のほとり。

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ここでもフォトケ、開催中。

印象的だったのは、

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これ。

右のモノクロームは、日本の岡原功祐さん作。

リストカットなど自傷とともに生きる、現代日本の若者たちの居場所。

左はコロンビアのJulián Linerosさんの作品。

コロンビアの自警団AUCの過酷すぎる訓練風景。その団員たちは、コロンビアの貧困地域からリクルートされてきた若者たちだという。

日本とコロンビアの、こうも異なる、若者たちのリアルな現実。

ま、偶然展示場所が隣り合っただけかもしれないし、「こうも異なる」なんてのは観覧者の勝手な叙情性にもとづく解釈なわけですが。

そのほか、インド人作家の楽しい作品。

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インスタント証明写真ボックスのようなブースで自分の顔を撮影して、

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これらの写真に自分の顔をはめ込む、参加型インスタレーション。

もうひとつ気になったのは、

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左に見える写真、

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これ、台湾綜芸団とかタイワニーズ・キャバレーとか呼ばれる、台湾の移動型ショーのステージ。

このデコ感覚と猥雑さ。まさに台湾。大好きなイメージ。台湾の沈昭良さんの作品。

これ、面白い。

音楽が異様にダサいトランスなのは(笑)、たぶん移動タイワニーズ・キャバレーでかかるような音楽、ということなのではないか、と想像。

ふと台湾つながりで、台湾のデコなビンロウ屋とビンロウ美女ばかりを撮影した、瀬戸正人さんの大好きな作品「binran」を思い出したのだけれど、フォトケのセーヌ川売店で写真集『binran』を売っていてビックリ! 以前出展したことがあるのかもしれない。

この日はかなり暑くて、野外写真展をじっくり鑑賞していたら、日に焼けてしまった。

つづく。

(よ)

<2011年9月>

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by brd | 2012-08-19 13:31 | フランス | Comments(8)

ハノイ その9 : 路上のバインミーとチュンビロン

その8のつづき。

ハノイのホム市場の近くの、路上にあったバインミー屋。

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スクランブルエッグを焼いて、はさんでいるところ。

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ピンボケ失礼。

パンはパリっとしたベトナムらしいバゲットだけど、具の種類(薄焼き卵に野菜)のせいなのか、フツーのサンドイッチ的。イメージしているベトナムらしいバインミー(どうやら南部で主流のタイプ)とは少し違う感じだった。

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発泡スチロールの箱にストックされたバゲット。

このあたり、2軒ほどバインミー屋台が並んでいて、となりの屋台でチュンビロン(孵化直前の有精卵のゆで卵。南部ではホビロン)を注文している客がいたので頼むと、こっちの屋台にはないとの返事。

でも、お隣から取りよせてくれた。

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殻はむいてあって、スープの入った器に生姜とハーブが添えられてる。

<2012年7月>

(よ)

つづく。

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by brd | 2012-08-13 00:04 | ベトナム | Comments(6)

パリ : エッフェル塔に優先的にのぼる裏ワザ 「58トゥール・エッフェル」

~KL-Paris-Quimper #18~

#17のつづき。

カンペールからパリに帰って来た。

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高いところが好き(バカ?)なのに・・・。

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展望台行きエレベータは長蛇の列!

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こんなに並んでる!

しかーし。

第1展望台までなら、裏ワザがあるのだ。

第1展望台で営業しているレストランのブースが地上にあるので、そこに行って「レストランで食事したい」と申し出れば、

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こんなチケットをくれて、

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一気にサクっと行列ショートカット!

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難なくエレベータに乗り、

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第1展望台に到着~。やった。

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前々世紀から存在し続けている、この赤銅色の鉄骨の構造物。

その一部を間借りして、営業しているレストラン、

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58 TOUR EIFFEL 58トゥール・エッフェル

デュカスのプロデュース店で、この記事で紹介した、この本にも掲載されてる。

ここのランチは、

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バスケットに入ったお弁当でピクニックする気分、というコンセプト。

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店名の入ったバスケットは、しかし、ピクニックというにはエッフェル塔の鉄骨をイメージした鉄製でメタリックな重量感。不思議なミスマッチ感覚。

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透明なプラスチックのふたを取ると、器はプラスチックではなく、ちゃんとした陶器。フェイクチープ。

テリーヌも、イチジクも、イチジクのソースもなかなか良いお味。

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サーモンとリゾット。空豆。

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ちょろぎがたくさん使われたオリエンタルな感じの野菜のつけあわせにうもれて見えないチキン。

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デザートまですべて、このフェイクお弁当容器で。

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席からの見晴らしは、こんな。

ところで。

このエッフェル塔のレストランで、誰も、絶対にできないことが、ひとつだけある。

それは、パリ随一の名所、エッフェル塔を眺めながら、食事をすることだ。

なんちて。

そうそう。「裏ワザ」と書いたけれど、地上でエレベータに誘導されてからあとは、「58 EIFFEL」の文字が入ったチケットをチェックされることは一度もなかった。だから、食事ぜずに単に第1展望台を観光するだけで帰ってきても、バレないと思う(たぶん。保証もオススメもしません。自己責任で。念のため書いておくと、帰りはエレベータでなく階段を使用した)。

さて。

じつは、第2展望台まで一気にのぼる裏ワザも存在する。

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第2展望台にあるレストラン、Le Jules Verne ル・ジュール・ベルヌに行けばイイ。

ここは地上から専用のエレベータで、ビューンと直通。

たぶん、食事しないで帰ってくるのは不可能。

この裏ワザを使う場合は、それなりのドレスで。料金も少々お高いので、ご注意。

※2011年9月

つづく。

(よ)

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by brd | 2012-08-09 22:07 | フランス | Comments(0)

京都 : 吉田屋料理店

桜の季節にはほんのすこし早いころ、仲間たちと京都へ。

かねてから行ってみたかった「吉田屋料理店」で夕食。

音楽家、芸術家、作家、学者などに愛されているそうで、独特な存在感がある。

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音楽家の大友良英さんが自身のグループONJO(Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra)の結成にいたるインスピレーションを得るほどの飲食店って、どんな場所だろうか。

上のリンクで大友さんが語るように、居合わせた人間がそれぞれいろんな方向性で個性を発揮しながら、同時に、美味しいものを媒介に、ポリフォニックなアンサンブルを奏でるような空間。

楽しくて、美味しくて、自由で、それでいて、ハコとヒトと料理が奏でる個性が揺らがない飲食店が好きだ。

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わかさぎ南蛮漬。

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チーズと葉もののサラダ。

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ホタルイカと菜の花。

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タコのカルパッチョ。

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長芋のピクルス。

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穴子の天ぷらベトナム春巻き風。

穴子と野菜をライスペーパーで巻くのだが、ポイントは、つけダレ。

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これ、なんだと思います?

答えは、ラッキョウをすりおろしたもの。

ラッキョウ漬けの酸っぱさ、甘さ、そして、ラッキョウ自体の香味、さらには一緒に漬けた唐辛子の辛味。以上が、ヌクマムに砂糖、柑橘、にんにく、唐辛子をくわえて作るベトナムの定番つけだれのヌクチャムに見立ててある。面白い。そして美味しい。

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九条ねぎのチヂミ。

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さばふぐの唐揚げ。

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韓国風トルティーヤ。

チーズとキムチの乗ったパリパリのピッツァのような。

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じゃこごはんと、お茶漬け。

料理は、むしろ東京っぽい気もしたのだが、不思議な居心地のよさには確かに納得するものがある。

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このブログのプロフィール写真の撮影者でもあるKL在住カメラマン/デザイナーのCDを連れて行った。ムスリムゆえ肉っぽいものを外さなきゃいけないのだが、お店の人は気さくに相談に乗ってくれた。

そのお店の人、バリかどこかで多少インドネシア語をかじったことがあるらしく、マレーシア語のCDと、なにやら意思疎通してた。

帰りがけに、大友さんのファンであることや、台北の「小慢」も好きだと話したら、女将の吉田さんが出てきて挨拶してくれた。

<2012年3月>

(よ)

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by brd | 2012-08-07 21:16 | 京都 | Comments(2)

【Arche+】バンコク女子のフリペ創刊おめでとう! ロータス&フラワーズ・ワンで打ち上げ

バンコクの女子力抜群フリーペーパー。

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Arche+

創刊0号がリリース!

タイトルの読みかたは、「アーチプラス」。

友だちが創刊にたずさわっており、東京での打ち上げに同席。

タイと日本、バンコクと東京のカルチャー、タイ在住の日本人女性たち、日本人女性とタイ人女性…などなどなど、アジアに生きる女性たちをテーマに、いろんなモノ・コト・ヒトをアーチの架け橋でつなぐフリースタイルマガジン。

表紙には「たびふぇち」な、おしゃれパッカー部長 とまこさん。

創刊0号では、とまこさんによるバンコクの中華街、ヤワラーのリポートが掲載。

あと、彼女いわく、創刊0号に紹介されているバンコクのカフェ、

Samsara cafe & meal

は、とまこさん的に世界最高の空間!とか。

バンコクの下町、ワット・パトゥム・コンカの隣で、チャオプラヤ川沿いだそうな。お店のページが見つからなかったので、タイ人ブロガーのリンクを。

お店には猫も、たくさんいるらしい。

行ってみたい!

さて。

打ち上げ会場は、東高円寺のオーガニック・ベジタリアン・レストランの「ロータス&フラワーズ・ワン」。

以下、みんなで食べたもの。

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アロエとオレンジのカルパッチョ

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かぼちゃの香草バターオーブン焼き

お酒は、

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サヴニエール・ロッシュ・オー・モワンヌ 1998

酸味が少なく、まあるくまったりしたミネラリーな珍しい味わい。10年以上前のヴィンテージ。

さらに、

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丸ズッキーニのベシャメルグラタン

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トロ茄子のステーキ

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トマトと焼き茄子のフェデリーニ

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大豆ハム柚子胡椒ステーキのスパゲティーニ

ところで、

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天然酵母パンも、ふわふわで味があって美味い。

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玄米ごはんも、つぶつぶした歯ごたえで美味しい。

塩など入れてないそうなのに、すごく味がガツンと来る。圧力鍋で炊いているんだって。

メイン的な感じで、

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大豆ハムのサイコロステーキとアボカドのタルタル

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ベジハンバーグ ほうれん草のクリームソース

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デザート盛り合わせ

…などなど。

お皿いっこいっこにコメントしていくと、もう長くなりすぎちゃうので、あっさり行きますが、うん満足満足。

ここ、オーガニック&ベジタリアンの淡いイメージを良い意味で裏切るしっかりした味付けで、食べ応えがあってとても美味しい。

前よりさらに料理が丁寧に、美味しくなっている。

もどき肉類は中国系の素食のように、もうすこし歯ごたえがあれば、かなり本物の肉に迫れる気もするが、似せることが目的ではないと思うので、このままでもいいような気がする。

素食といえば、ひさしぶりに来たら台湾の人がサービスをやっていて、もちろん台湾の素食にも詳しくて、接客もとてもていねいで、いろいろ話を聞かせてもらった。

いい打ち上げになって、よかった。

Arche+の前途を祝して、乾杯!

(よ)

2012年8月

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by brd | 2012-08-05 15:57 | 本や映画 | Comments(6)

ハノイ その8 : たにしブン、たしにネム、たにしチャー  Bún Ốc ・ Nem Ốc ・ Chả Ốc

その8のつづき。

江古田マイマイに関する記事のコメント欄で狸田所長がベトナムの

Ốc (オック)=たにし

に、ついてさまざま解説してくれたポン。

で、これが、

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Bún Ốc (ブン・オック)=たにしブン

わかりやすく言うと、たにしの汁ビーフン、という感じの料理。

ブンについては、またまた狸田所長の記事にくわしいので、そっちを見てくださいポン。

上のたにしブンは、けっこう大き目のたにしがゴロンと入ってて、たにし自体には結構歯ごたえがあり、ちょうどサザエやばい貝のよう。

スープはさっぱりしていて酸味が効いており、トマトがさらに爽やかな酸っぱさをきわだたせている。

テーブルのチリソースを加えると、けっこう辛い。

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ハーブ&野菜類がたっぷりついてくるので、一緒に。

店内は、

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こんな感じ。

プラスチックの椅子が多いベトナムだけど、ここは木製の長テーブル&長いす。味がある。

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この店、青いひさしの看板の通り、

Bún Ốc ・ Nem Ốc ・ Chả Ốc

と、うたっている。

つまり、

たにしブン、たしにネム、たにしチャー

というわけで、たにしブンだけでなく、たにしネム、たにしチャーも出しているわけだが、どうやら身振り手振りでたずねたところ、たにしネムと、たにしチャーは、朝の時間は出していないらしい。うーん、残念。

というか、姉貴っぽい女性がかなり仏頂面&つっけんどんで、どうも言葉の通じない外人を寄せつけない(もうひとりの妹っぽい女性はほがらか)。だから、ちゃんと言葉が通じれば出てきたかもしれない。

たにしネムは、たにしの揚げ春巻き。

たにしチャーは、タニシのすり身包み焼き、みたいなモノだろうか?

ここ、を見るとよくわかるので、どうぞ。

ニヒルな姉貴は、会計でドン札を渡したとき、はじめて「ニヤリ」と笑顔をみせた。

<2012年7月>

つづく。

(よ)

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by brd | 2012-08-04 22:00 | ベトナム | Comments(2)

富士見台 : 丁寧なカレーと和洋惣菜 『香菜軒』

練馬。ご近所探検。

カレーが美味しいという、富士見台の『香菜軒』へ。

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大テーブルの本棚。

すっと一冊抜いたら、90年代の『太陽』。ワイン特集。

山本益弘と田崎真也とアピシウス小林シェフの表紙が、なんだか、決まりすぎてる。いい時代。

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サンジョベーゼのデキャンタ。

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ワインのつまみに、豚レバーのパテ。

つづいて、2100円のカレーセットと、1200円のベジタリアン定食に加えて、アラカルトの料理を何皿か注文。

まず、カレーセット。

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野菜のテリーヌ。

味わいはラタトゥイユの感じ。

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追加で頼んだココナツミルクのコーンポタージュ。

甘みが爽やかで、かつコクがあって、気に入る。ココナツとコーンは面白いマッチング。真似して作ってみたい。

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有機野菜のサラダ。

ひじきの味付けがとても良い。

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カレー2種類と、ごはん、そして、よく南インドのミールスについてくる風船のようにふくらんだ揚げパンのプーリー。

カレーは、

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仔羊とごぼうのカレー。

カルダモンとクローブがきいている。

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スモークした鰹とキャベツのカレー。

次は、ベジタリアン定食。

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煮豆やお豆腐の味噌漬けなど、和風のお惣菜。

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もどき鶏肉の唐揚げと、雑穀米ごはん。

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大根と大根の葉の味噌汁。

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カレーセットについてきた、デザート2種。

マンゴーのジェラートと、パウンドケーキ(内容失念)。

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追加注文した、白ゴマのブランマンジェ。

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アイスチャイ。

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カレーの店として紹介されているみたいだが、テリーヌやポタージュなど洋風の料理も工夫があって、しっかりしている。さらにベジタリアン向けのもどき肉料理も美味しかった。豆腐の味噌漬けなど、和風で、お酒のすすみそうなアイテムもばっちり。デザートもしかり。もちろんカレーも悪くない。

カレーを中心とした、和洋惣菜の美味い店。ワインも飲める。

ありそうでなかった、かゆいところに手の届く手ごたえあり。

練馬、意外に良い店多い。

(よ)

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by brd | 2012-08-02 22:00 | 東京 | Comments(2)


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