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品川 : 夏のロゼワイン飲みくらべ 『オー・バカナル 高輪店』

品川にいる。

原美術館に向かう前に、ランチしたい。

オー・バカナルに寄ってみた。

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夏のロゼワイン特集、開催中。

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ロゼ・デギュスタシオン。

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つまり、ロゼの飲みくらべセット。

右から左に、

リステル・ピンクフラミンゴ・グリ・ド・グリ

ウィスパリング・エンジェル

リステル・フラン・ド・ピエ・グリ・ド・グリ

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テーブルに、ピンクのグラスがずらずらと並ぶことに。

昼間からなかなか壮観。

これ、結構、値段的にもお得なんじゃないだろうか?

普段ほとんどロゼって飲まないので、赤ワインとも白ワインともつかない微妙な感覚、とシロートな思いを実は抱いてたりするが、飲んでみると意外に良かった。

とても夏らしい。

個人的には、真ん中のウィスパリングエンジェルが好み。

やさしいふくらみのあるフルーティな香りが広がる。

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サラダ・二ソワーズ。

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サーモンとクリームチーズのソース。

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たっぷりメレンゲがのったレモンタルト。

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松の実のタルト。

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テラスに、ゲンズブールの伝記映画のポスターが貼ってある。

(よ)

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by brd | 2011-07-31 06:29 | 東京のフランス | Comments(0)

渋谷 : たのしいピンチョス&タパス 「BIkini TAPA」

渋谷にいる。

21時05分スタートの映画を観たい。

その前に、ささっと手みじかに食事もしたい。

そんな思惑で20時ちょうどくらいに、かけ込むように入店した、「BIkini TAPA」

スペインはカタルーニャ出身のシェフ、ジョセップ・バラオナ・ビニェスさんプロデュースの、モダン・スパニッシュ・バル/レストラン。

むかし、ジョセップ・バラオナさんがやっていた「ピンチョス・ベポ」という本場のピンチョスをリーズナブルに楽しめるお店が大好きでよく通った。

閉店となってしまって悲しんでいたところに、ここ「BIkini TAPA」が開店してほっとしたという思い出がある。

だから、いつもはじっくり味わうけど、こういう使い方もゆるされる。

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それが、魅力でもある。

さて、映画館には20時半過ぎには着きたい。

30分で、食事を済ませなくてはならないが、さすがに難しいか・・・?

おそるおそるたずねてみると、さらっと「だいじょうぶですよ」との回答。

サービスの方の素晴らしいオペレーションにより、以下の料理を30分で余裕で堪能できたのだった。

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まずは、セルベッサ(ビール)。

エストレージャ・ガリシア(左)。

アルハンブラ(右)。

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トルティーヤ。

どうやったら、こんなに密度高く、美しく、美味しく焼き上げることができるのか?

(よ)は、修行中。

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鱈のブニュエロ。

ふわふわした、ジャガイモも入った、クリームコロッケのようなタパス。

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ハモン・デ・トレベレス。

トレベレスの生ハム。

濃厚な味わい。

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ピンチョス。

手前から、エビ&カニマヨ、レバーパテ、焼き野菜。

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的鯛のラ・プランチャ。

これが実にスペインっぽい。

ローストした魚に、トマト、ナッツ、干しぶどう。

ピンチョス、タパスの類だけでなく、こういう手のかかってそうな料理も、すぐに出てきた。・

やっぱり、ホールのオペレーションが良い気がする。

これだけ美味しくて、本物のスペイン料理を、素早くバル感覚でサーブしてくれるのが、良いね。

ほかではなかなか食べられない、カッペリーニのように細いパスタでつくるパエリア、「フィデオ」もおすすめ。

(よ)

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by brd | 2011-07-28 02:04 | 東京のスペイン | Comments(4)

香港・台湾・中国 : 熱中症を緩和する中華スイーツ「緑豆沙」

このところ、ちょっと涼しいですな。

でも、今日から暑さがもどるとのこと。

(ゆ)は暑いのが大の苦手。

なのに去年からの激暑のせいで、かなりへばりぎみ。暑さで脳がよく動かず、それに伴って、顔面の動きもにぶくなっているらしく、周囲から目つきが悪く、応対も怖いと恐れられる始末。

ということで、毎年この季節になると作る、暑気払いの強い味方、緑豆のおしるこ緑豆沙(ルイイトウシャ)を今年も大量に作った。

緑豆沙は、台湾、香港、中国などに行くとよく見かけるデザート。

緑豆には体の熱をとる作用があり、熱中症などには特に効くそう。おまけに美容効果もあるという。

作るといっても、手間要らず。

1. 好きな分量の緑豆を水でよく洗う。

2. 1を鍋に入れて、かぶるくらいに水を入れて火にかける。

3. 沸騰したら湯を一度こぼす(輸入品なので、洗浄のため。気にならない人はこの工程は省いて可)。

4. たっぷり水を入れて再び火にかける。

5. 3~40分も煮ると、豆がやわらかくなる。そうしたら、砂糖(三温糖、黒砂糖などお好みで)で好みの甘さに味つけ。

6 冷蔵庫で冷やしていただく(温めても可)。

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(ゆ)はこんな感じで、お汁粉というより、ドリンク感覚で飲んでいる。

猛暑の日は、上澄みの水分がとくにおいしい。ぐいっと飲むと、なんとも爽やかで、すーっと身体の熱を冷ましてくれる感覚。なんだか涼しくなる。

豆は水をどんどん吸うので、大量に作りおきした翌日などは水気がなくなったあんこ状態になっていたりする。そうなると、ぐいっとできないので、コップに大さじ2杯程のあんこを入れて水を注ぎ、かきまぜてドリンクにしている。

もちろんお豆部分も美味しい。

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練乳をかけたり、白玉を入れたり、アイスクリームを入れたりと、いろいろとトッピングも楽しめる。

緑豆は新大久保などのインド食材店などで安く手に入るけど、Amazonなどでも売ってます。


(ちょっとお高いけど有機緑豆なんてよいかも)


(ゆ)

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by brd | 2011-07-24 02:53 | おうちで世界旅行(レシピ) | Comments(9)

北アフリカ~フランス : 土鍋でクスクス

冷蔵庫に中途半端な野菜の残りがたまってくると、よく作る料理。

土鍋で作ると簡単なうえに、火に長時間かけなくてもよいので具が崩れにくく、美味しく煮あがる。(参照記事

野菜は基本的になんでもよい。

なす、ピーマン、ニンジン、タマネギ、にんにく、かぼちゃ、じゃがいも、トマト、ズッキーニ、グリーンアスパラ、ヒヨコマメなどなど、なんでも。スープに煮とかす、トマト缶も。

クスクスの野菜は、うちでは長めに切るようにしている。

肉は、鶏肉。羊や牛もよし。(肉なしでベジ仕様も)

以下手順。

1. フライパンにオリーブオイルをひき、肉をこんがり焼き目がつくくらいに焼く。野菜を下ごしらえ。

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2. 土鍋にひたひたの水で、野菜を煮はじめる。

3. サフランをひとつかみ(省略可)と、缶詰のトマト(手でつぶす)、クミンを少々加え、1の肉を入れる(フライパンに残った肉のスープも全部入れる)。[スープにコクが欲しかったら、ここでにんにく1かけ程をすりおろして入れる。]

4. 沸騰させて少ししたら火を切って、蓋をして1時間ほど放置。

5. スムール(クスクス)をボウルにいれ、4の熱いスープを入れ(スムールとスープは同量くらい。けっこうスープを吸う)、バターもしくはオリーブオイルを入れてスプーンでよくまぜてフタをして蒸らしておく。少し塩を足してもよい。スムールそのものに塩味がついていたほうが、個人的には美味しいと感じる。

6. 土鍋は1時間ほどしたら、再度かるく火にかけて(ピーマンとかすぐ煮えそうな野菜はこの段階で投入でもオッケー)、塩コショウで味をととのえる。

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できあがり。

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ある日のクスクス。

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またある日のクスクス。

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またまたある日のクスクス。

具とスープをスムールにかけてサーブしてもいいし、具とスムールを盛り付けて、別皿にしたスープをかけながら食べても可。はたまた全部別々にしておいて、めいめいに好き勝手皿に取って食べるもよし。

クスクスにつきものの、辛い調味料「アリッサ」はチューブの既製品が売られてるけど、自作したほうが美味しい。

すりおろしたにんにくと、クミンシード、粉唐辛子をオリーブオイルでゆるゆると煮る。焦がさないように。

クミンシードはホールをそのままでもいいし、挽いてもいいし、パウダーでも、お好みで。

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これをちょっとずつ混ぜながら食べると、さらにイイ感じ。

(ゆ)

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by brd | 2011-07-20 06:16 | おうちで世界旅行(レシピ) | Comments(4)

鎌倉 : ダダイズムとナポリピッツァの接点は? 『ピッツァダダ PIZZADADA』

由比ガ浜への道すがら、いまどきピッツェリア訪問、第二弾。

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PIZZADADA

ピッツァの窯が、なんか機関車のよう。よくあるのは全面タイルが貼ってあるような牧歌的なナポリらしい窯だけど、ここのはメカニカルな感じがして、カッコイイ。

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まずは、ナストロ・アズーロ。

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黒板(メニュースタンドみたいな、黒板スタンドが各テーブルに置いてあって、黒板をカパっとはめると、押さえてなくてもきっちり立つ)から、ちょっとかるいものを選ぶ。

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ピクルス。

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鎌倉野菜の窯焼き。

ピッツァ窯で焼いた野菜は、どれも旨みが濃縮した感じ。

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ニョッキのフリット。

これ、フレンチフライみたいな感覚でイイ!

にんにくの効いたアイヨリソースをつけながら食べるとビールがすすむ。

ビールがなくなったら、おつぎは

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サンジョベーゼ。

おそめの午後、ピッツァに行く前に、かるい料理とビール&ワインでけっこう気分よくなってきたりして、まったりする感じもヨイ。

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マルゲリータ。

でも、ただのマルゲリータでなく、鎌倉産トマトのマルゲリータ。

トマトソースと、2種類のフレッシュトマトの、トマト三重奏ジューシー感覚が嬉しかった。

ピッツァは小ぶり。生地はかなり薄い。

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クアトロフォルマッジオ。

ゴルゴンゾーラはじめ4種のチーズのピッツァ。

これに、

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蜂蜜をかけて食べる!

いいね~。

もともと青カビチーズに蜂蜜やドライフルーツとか甘いのを合わせて食べるのが大好きだから、この組み合わせは相当にヤバイ。

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アフォガート。

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エスプレッソ。

砂糖のかわりに、エスプレッソで砂糖を練ったコーヒークリームを。

これ、ナポリ風。

さらに、コーヒー豆はナポリのパッサラクア社のだそうです。

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食後酒に、リモンチェッロ。

自家製だって。これもナポリ名物だよね。

ところで、DADAってダダイズムのダダだろうか。

や、まさか。

と思っていたら。

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ダダイズムみたいだ。

反体制的芸術運動と、ナポリピッツァの接点は?

気になる気になる。

(よ)

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by brd | 2011-07-11 04:49 | 神奈川のイタリア | Comments(0)

西荻窪 : お野菜ごろごろ自然派料理 『たべこと屋のらぼう』

西荻在住の友人のおさそいで、「たべごと屋 のらぼう」へ。

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ふだん内臓とか生肉ばっかり食べてると思われがちだが、野菜も大好きな美味しい世界旅行軍団。野菜がおいしくいただけるお店ときいて、うきうきして出かけた。

そうそう、お酒が自然派な品揃えで、とても楽しかった。

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とりあえずビール、ということで茨城の常陸野ネストビール

※余談だけどこのビールのHPを覗けば、独自に放射性物質の調査を依頼して未検出の結果が出たという報告書が。さすが、商品にこだわりのある生産者はこういうところも筋とおしてますね。


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農民ドライ

名前のインパクトでついたのんでしまったけど、すっきりしてて美味な白ワイン。ケルナーやシャルドネなど、いくつかの白ワイン品種がブレンドしてあるそう。和食にばっちり。栃木のワイナリー。

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ついでにもひとつ、マッコリ!

韓国のポッサム屋で飲んでおいしかった山城マッコリがあったのでオーダー。

もちろん飲んでばかりいたわけではありません。メインの食事をご紹介。

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変わりポテトサラダ。

ゆで卵に野菜もたくさん。リッチなポテトサラダ。

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炙り鯖。

火の入れ方に工夫があるそうで、火入れの部分と生の部分の混ざり具合が普通ない触感でおいしかった。

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蓮根のソテー。

ぶ厚く切られごろりとした蓮根が、もうそれだけでステキ。蓮根はいっかい素揚げしてから、ほかの野菜とソテーしてあるそう。蓮根の繊維感を心ゆくまで味わいたいという欲望(←わたしだけ?)を大いに満たしてくれる。

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ブロッコリーと蒸し鶏の海苔和え。

ふつうのブロッコリーに、ロマネスコも!

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おじゃがとワカメのかき揚げ。

かき揚げ、という言葉から想像するビジュアルから、ちょっと、いや、かなりかけ離れた痛快料理!

ごろごろしたじゃがいもの香ばしさとほっくり感を堪能。

具材をざっくり大きめに切る。これが、のらぼう料理のテーマのひとつかな。

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名物(?)炊き込みご飯。

右が穴子の炊き込みご飯。左が生姜の炊き込みご飯。

ベーコン&アボカドというのも美味しそうだったんだけど、売り切れでザンネン。

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よそっていただきました。シラスもいっぱいのっけて、ゴマもふって。

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こっちも。

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そして、またしてもお野菜ごろごろの豚汁!

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とどめは漬物好きにはうれしい、どどーんと大盛りの漬物!! 壮観です。

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デザートは豆乳のアイスクリン。

爽やかなんだけど、どこか香ばしい風味がして美味しい。ごま油かなにか、忍ばせてあるのかしら、と思ったら違って、豆乳を焦がさないよう煎り付けることで香ばしさを出してるんだそう。

いやあ満足。

野菜は三鷹や小田原など近場のもの中心で、スローフード志向なお店でした。

野菜を丸ごと楽しみつつ、自然派の美味しいお酒が楽しめる。

ちょうどみんなで細野晴臣さんのライブの話をしていたら、細野さんの素晴らしい新作アルバム「HoSoNoVa」がさりげなくかかったりして、なんとも嬉しい演出。

こういうところは西荻風(?)。音楽関係者もよく食べにくるのだとか。

そーいえば、はるかはるか昔(笑)バンドをやっていたときに西荻にスタジオがあったのでよく通っていた。

あのころは何もない通りを駅から徒歩20分のスタジオまでえっちらおっちら歩いてさみしい街だな~とぼやいたものだが、今ではおしゃれなお店でにぎわっていて驚いた。

(ゆ)

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by brd | 2011-07-09 11:40 | 東京 | Comments(4)

中目黒 : いい店オーラに引き寄せられて 『ピッツェリア・エ・トラットリア・ダ・イーサ』 oishii

ある日、所用で中目黒駅から山手通りを歩いていると、めちゃくちゃかっこいいピッツェリアが。

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Pizzeria e trattoria da ISA

いい感じのテラスがあって、この写真の後には空席待ちの行列が。列の人たちはみんな車道に背をむけ横並びになり、今か今かとテラスのテーブルに出たピッツァ眺めながらを指をくわえて待っている。

その様子がなんだか面白くて、お店も良さそうだし、こんど絶対行こうと思いつつ、その日は帰宅。

で、自宅にちょうど届いていた定期購読の超愛読誌『料理通信』8月号の表紙が、まったくおなじ映像だったので、おお~。これは呼ばれてる。

もう同誌の忠実な読者みたいになっているけれどw数日後、ふたたび中目黒へ。

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ROSSO FRIZZANTE D.O.C.

微発泡赤ワインのカラフェ。

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タコのサラダ。

このざっくりした感じの料理の作りが、もうナポリっぽい。

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CAPRICCIOSA

トマトソースにモツァレラ、ハム、黒オリーブ、アーティチョーク、マッシュルーム。

おお。生地が美味しい。ねばる弾力があってしっかりしてるのに、軽くてするりと食べやすい。

もっとプレーンな、マルゲリータとかオーダーしてもよかったかも。

お恥ずかしながら存じ上げなかったのだが、ここ、もう名実ともに東京最高のピッツェリアで、ネットを見渡せば、感想批評賛辞絶賛評判のあらし。高名な賞にも輝いたピッツァ職人である店主のプロフィールや、お店の成り立ちなど、いまさらここで説明するのは野暮ってものだ。

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PIZZA FRIRRA DA ERNE

揚げピッツァ。

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ナイフで切り分けると、ぶわ~と中から美味そうな湯気が立ち上る。サラミの美味そうな香りが鼻孔まで。

中身はそのサラミ、そしてモツァレラ、リコッタなどチーズ。

これ最高。

複数チーズのリッチ感と、美味しい生地がさらに揚げ油の旨みでパワーアップ。

でも、ひとり一個ペロリ。

『料理通信』によれば、店主は生地の熟成に冷蔵庫をつかわないとか。

なので、一日に何度も生地を仕込むんだそうな。

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確かに。

巨大なピッツァ窯の向うにチラと見える、生地こねミキサーが、ディナーのこの時間なのにグルグルグルグルと回転し続けていた。手が空くと仕込み用の木箱に入った、まるまるした熟成中の生地に霧を吹きかけ具合をコントロールしている。つねに面倒を見ている感じ。

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パンナコッタと、レモンシャーベット。

店の雰囲気がいい、ってのは、こういうことを言うんだろう。

だいたいどのテーブルもみな笑顔。みなわいわい騒ぎながら食べているけれど、うるさくない。オープンは去年の2月だそうだから、1年半に満たない営業期間なのに、そう見えない。もうずいぶん前からやってる老舗のよう。にぎやかで雑然としているけれど落ち着く。

そういえば最初、店の前を通りかかったときから、そういうオーラが出てたよなぁ。

壁にあるセレブリティ来店の写真も楽しい。

え? 店長、徹子の部屋に出たことあるの!?

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カフェ。

次回はもっと大人数で来て、料理類、そしてパスタ、そしてそしてイタリアでしか食べたことのないパスタのピッツァ包焼きにトライするのだ。と誓った夜でした。

(よ)

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by brd | 2011-07-07 02:26 | 東京のイタリア | Comments(0)

中野 : キュートな豚モツ刺専門店 『久遠の空』

我ながら悪食、である。

アンモニア臭するどい発酵エイ刺身のホンオフェに喜んだりしたかと思えば、あるときは、非常に内臓が恋しくなることもある。

とにかく、臓物が食べたい。

そんな風に思うことって、ないですか。

で、6月のはじめ、定期購読している『料理通信』2011年7月号が自宅に届き、特集タイトルを見れば“肉に恋して”。さっそくペラペラめくり、お店と料理の紹介写真にピーンときて、5分後には電話予約を完了してしまったのが、この店。

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中野の「久遠の空」

上の写真は、案内されたテーブルの脇にあるディスプレイ。

豚の絵本や、豚の置物が、かわいらしく配置されている。

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灰皿も豚。

なぜ豚だらけなのか、というと。

もちろん、ここが豚専門店だから。

しかも、ただの豚専門店ではなく、豚モツ料理専門店。

もっと言えば、お店の看板料理は豚モツの刺身。

豚モツ刺しといえば、「やきとん みつぼ」でたまに食べるけど、ここはさらにハイエンドな豚刺し(笑)にありつけそうな予感。しかも、内装はおしゃれ目でカフェのようだし、ワインを国産でそろえているのもイイ感じ。

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メニューにはこんなページも。

時節柄もあるのだろうか、生のお肉を注文するにあたって、お店からちょっとしたアナウンスあり。品質を管理するためのお店の努力や、国が肉の生食を制度として認めいていないことやら(馬肉など一部をのぞく)、サーブされたら早めに食べてほしいとか、美味しいからといってあまり食べ過ぎないように、などなど。

なるほど。こういうもろもろを最初に伝えてくれるのであれば、食の安全については信頼できそうだ。

さて。

品切れをおそれ、お店に電話を入れたときに予約注文してしまった料理が、これ。

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レバテキ。

ぶ厚くきられたレバーの刺身の表面だけをきれいに炙ってあり、ネギ、ごま油などの味つけで食べる。断面が深い赤で、すごい色。

ひとくち。悶絶。

ぷるんと滑らかな食感。

口内にうわーっとひろがる濃厚な、コクのある、ミルキーですらある味わい。

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マスカットベリーAが合う。

たまらん。

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ハツのユッケ。

コリンとしたハツらしい食感と、爽やかとすら感じる甘味。ほんと新鮮なんだろうね!

味つけは、たしかにユッケ。いいね~。

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ガツ刺し。これも爽やか、新鮮。

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ハラミのタタキ。

脂身がこてっと濃厚で満足感抜群。

あっという間に4皿。

これ以上、刺身を注文し続けると、注意されるのだろうか。

目先を変えて、

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モツ煮込み。

わりとさらっとしている。スープが激ウマで全部飲んじゃった。

そのほかサラダっぽいものやツマミっぽいものなど、一品料理もレベル高し。

お次は、焼き物。

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8本おまかせで頼んだうちの、ナンコツと、しきん(食道)。

ほかもにもコラーゲン(首のうしろ)、てっちろ(直腸の終わりの方)、こみち(産道)、チレ(脾臓)などなどなど…。

満たされた、臓物願望。

ま、いずれは全部位制覇だ。

というわけで、そうとう満腹になってはいるんだけど、なにかでシメたい。

ついつい頼んでしまった、

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モツカレー。

モツも美味しいし、チョコっぽい感じの濃厚カレー。

すばらしい満足感。

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豚モツ刺身というハードコアなジャンルに、ミスマッチとも思えるキュートな内装がリラックスを誘う。

意外にフツーっぽい飲み会の団体や、若そうなカップルが多いのも意外だった。

なんか新しい感じがする。

(よ)

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by brd | 2011-07-04 02:43 | 東京 | Comments(0)

高田馬場 : 超怪料理ホンオ・フェは本当に臭かった!『にっこりマッコリ』

発酵学者で、「味覚人飛行物体」ともあだ名され、さらには「酔っプロい」(酔っ払いのプロ)、果ては「ムサボリビッチ・カニスキー」(カニ好き)の異名までとる食の冒険家、小泉武夫先生。

かねてから敬愛する先生の著書で知り、ずっとずっと気になっていた料理が、韓国は全羅南道の木浦(モッポ)の名物、ホンオ・フェ。

なんでもこのホンオ・フェ、発酵したエイの刺身で、世界三大臭食品のひとつに数えられるほどの臭さだとか。

※ほかのふたつは、シュールストレミングと臭豆腐?

いわく、

そう、二、三秒間はあまり感じませんでしたが、五秒もすると強烈な第三波が口の中や鼻孔を襲ってまいりました。ウッ! として頭がクラッ! としてこりゃ凄い曲者です。ああああ、十五秒も噛んでいたらば、ついに強烈なアンモニア臭にガクーン! と頭を叩かれた感じで、そしたらばなんとなんと涙がポロリポロリと出てきました。

『地球を怪食する』より

すごい味覚の描写力。いや、味覚というより、度をこして臭いものを口に入れてしまったときの人間の身体の反応の記録、と言うべきか。

とにかくすごそうだ。

そんなこんなで記憶に残った。

いつか出会ったら食べてやろう、と。

で、出会ってしまった。

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こんな近所で。

高田馬場に、わりと最近できた韓国料理店、『韓国食彩 にっこりマッコリ』

日本に進出した韓国のマッコリメーカ、「二東(イードン)」のアンテナショップで、韓国料理全般とともに生マッコリが楽しめる気軽な店。窓側の席からは学生たちがたむろする馬場駅のロータリーも見渡せ、なかなか気分がよい。値段もそこそこ、味も悪くない。

ただ、おとなり新大久保リトルソウル街にありそなディープ感覚はうすい。大手企業の二東の店らしく、どこかファミレス臭は否めない。

なのに。

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おおおっ!

くだんのディープ料理が、メニューに載っているではないか!

ファミレスっぽい企業アンテナショップで、世界三大臭食品のホンオ・フェが?

「洪魚」と書いて「ホンオ」と読むらしい。なんてことはさておき、とにかくオーダーしてみた。

ま、いくら世界的臭料理ホンオ・フェとはいえ、こういう日本人向けの商業的レストランなんだから、おそらくは、そこそこ臭さおさえ目にアレンジされているんだろう。

そんなことを考えてると、すぐに出てきた。

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1000円のハーフサイズ。

わさびとコチュジャンだれをつけて、口に運ぶ。

その瞬間。

ツ~ンと鼻孔に突き刺すアンモニア臭!

きた~。

子供のころよく嗅いだ虫刺されの塗り薬「キンカン」の臭いや、昔なつかし汲み取り便所にただよっていた、ツーンとした、あのアンモニア臭。

小泉先生によると、軟骨を持つ魚は発酵するとアンモニア臭がするという。サメなども同様とか。

しかしよくよく考えたら、そもそもアンモニア臭が食べ物から漂ってくるという経験自体が初めてなのであった。いったい、これは本当に口に入れて良いモノなのか? 毒ではないのか? という激しい警告信号を脳が発している。

完全に口に入れてしまうと、アンモニアは臭わなくなる。食感は軟骨コリコリ、味は少し塩から目で、発酵した魚の味がする。

と、思っていると、またじわじわアンモニアが漂ってくる。う~。

正直、美味しいのか不味いのか、よくわからない。

そうそう。

ホンオ・フェになくてはならないのが、マッコリ。本場の木浦では、この組み合わせが決まりだそうだ。

e0152073_141226.jpg


ここのマッコリは、さすがに美味しい。

生マッコリは、少し微発泡しているようなシュワーという口当たりが爽やかでやみつきになる。

ホンオ・フェ、マッコリ、ホンオ・フェ、マッコリ、と繰り返していると、ちょっと口の中が辛くなってきた。

コチュジャンだれのせいだろうか。いや、アンモニアのせいかもしれない。

あとで、小泉先生の本を再読してわかった。

アンモニア(NH3)が口内の水分に溶けて水酸化アンモニウム(NH4OH)になるとき溶解熱を発する。

これ、辛いんじゃなくて、熱いんだ!うわー。

やはり怪料理だった。

いや、これですら実はソフトにアレンジされていて、本場で食べたらもっとシャレにならないすごさなのかも。よくわからない。

食べ続けていると、美味しさがわかってくるらしいけど、今回はまだダメだった。

アンモニア臭のする食べ物が信じられない、という思い込み。

この高い壁を、まだ全然乗り越えてない。

思うに、ヨーロッパの人などが納豆に初めて接するとき、これくらいの衝撃があるのかもなーと想像。

ホンオは、茹でた豚バラやキムチと一緒に食べたりもする。そっちのほうがとっつきやすそうなので、次回はそちらにトライ予定。

ところで。

e0152073_1411964.jpg


キムチチヂミや、

e0152073_141372.jpg


鯖カルビ(初めて食べた)や、

e0152073_1414986.jpg


豚バラ入り石焼ビビンバなどの料理も、ちゃんと美味しい。

意外な穴場なのだ、ここ。

(よ)

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by brd | 2011-07-01 01:53 | 東京の韓国 | Comments(4)


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