「ほっ」と。キャンペーン

<   2011年 05月 ( 12 )   > この月の画像一覧

バンコク : 近所の市場と、タイのレトロブーム 『プラナコーン・ノーレン』 その2

タイ・バンコクの旅、その10。

プラナコーン・ノーレンについての、続き。

e0152073_191267.jpg


朝は食堂で朝食を食べる。

e0152073_1101193.jpg


ションプーというシャリシャリした果物、スイカのジュース。

e0152073_113369.jpg


カプチーノ。

e0152073_1135473.jpg


茸のお粥。

薬味や調味料、葉もの、干し豆腐を混ぜていただく。

e0152073_1152397.jpg


食後は宿泊客ならだれでも使えるPCでネットをチェック。

e0152073_117063.jpg


近所を散歩してみよう。

e0152073_1171778.jpg


すぐ出られる大通りには、クルン・カセームという運河が並走している。

下町っぽい。

運河沿いのバス停からは、ホアランポーン駅行きのバスに乗れる。

橋を渡ると、

e0152073_1191029.jpg


ドリアン屋。

運河沿いの市場に行き当たった。

このあたり。

e0152073_1272460.jpg


鯰や雷魚。

e0152073_1275512.jpg


豆腐、豚の血の豆腐。

e0152073_1285915.jpg


干し魚はせいろに入っているんだ。

e0152073_1314970.jpg


街歩きから帰ってくると、この廊下にほっとする。

e0152073_1321489.jpg


けっこう、ディテールが凝っている。

ディンデーン通りのレトロ食堂「パテ」でも書いたけど、やっぱりタイも懐古趣味の時代に入ったんだ。

ただ、タイのレトロが面白いのは、あんまり後ろ向きじゃない感じがすること。

東京の昭和レトロ居酒屋っぽい店や、「三丁目の夕日」みたいなのって意外と時代考証的なものがきちんとしているけど、タイの場合、そのあたり結構いい加減。プラナコーン・ノーレンの壁にも、いきなりキティちゃんが描かれていたりする(笑)。そのミックス具合がいい。

タイムスリップしたいわけじゃなく、目指しているのはサバイ&サヌック。気持ちよく、面白ければオッケー、というタイ・スピリットだろうか。

さて、部屋にたどりついた。

e0152073_1323565.jpg


ルームナンバーの表示はタイ語。

212。

ソンヌンソン。

タイ語の数字くらい発音できるようにしておこう。

つづく。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-30 01:56 | タイ | Comments(0)

日比谷公園 : 『オクトーバーフェスト2011 OKTOBERFEST 2011』 平日昼間のビールはうまい。

某平日。

ビジネスタイムまっただなかの午前11時ごろ、ビールが水代わりという女子会メンバーから連絡。

「今からオクトーバーフェストに行かない?」

またとつぜんな。

それに、オクトーバーフェストってオクトーバーに開催されるんじゃないの?

な~んて言ったりはしてみたが、食べることとなると断然のフットワークの軽さを誇る(ゆ)は、昼下がりには日比谷にいたのだった。

e0152073_0394219.jpg


すかっと晴天! ビール日和!

オーダーはビールに詳しい友人にまかせて、まず一杯目は、

e0152073_040894.jpg


エルディンガー・ヴァイスビア。

くせがなくすっきり。泡はまろやか。

しかし平日だというのになぜか混みあっていて、

e0152073_0402240.jpg


周囲はこのありさま。

ビールの曲(?)にあわせて踊ってる…。

次は日本初上陸だという、

e0152073_0414812.jpg


ハッカープショール。

e0152073_0405685.jpg


ヘーフェヴァイスビアとアノ1417ケラービール。

e0152073_0411995.jpg


ウインナー盛り合わせとアイスバイン。

夕方に近づくとますます混み合いだして、ブースに長蛇の列。

再び、比較的早く買えたエルディンガーに。

e0152073_0421754.jpg


エルディンガー・ヴァイスビア・デュンケル。

ビールのことはよくわからないが、やっぱりおいしいものはおいしいですな。

よいビールは酔いごこちもまろやか。

e0152073_0425297.jpg


福島四兄弟の具合はいっこうによくなってなさそな今日このごろだが、東京の自粛ムードもやわらいできたようで、よい傾向だと思った(このイベントだけ特別…?)。

(ゆ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-30 00:46 | 東京のドイツ | Comments(0)

バンコク : レトロ&カワイイ、居心地もいい 『プラナコーン・ノーレン Phranakorn Nornlen』 その1

タイ・バンコクの旅、その9。

またまたホテルを引っ越してみた。

e0152073_12272499.jpg


引越し先は、『プラナコーン・ノーレン』

場所は、屋号のとおり王宮やカオサン通りのあるプラナコーン区。チャオプラヤ川にいたる運河クルン・カセームの通りから路地を入ったところにある。

BTSやMRTなど、便利な交通機関へのアクセスはあまりよろしいとはいえないので、ゆっくりできる人向け。

ホテル、というよりゲストハウスのカテゴリーに入る宿だろうか。

詳しいロケーションは宿のHP参照。

e0152073_12464193.jpg


内装は、かなりトゥーマッチにレトロ&カワイイ。

キュートな壁のペインティング、色使いの鮮やかなカーテンの柄、パステル調に塗られた壁板。

e0152073_12534151.jpg


シャワールーム。

ふぞろいのタイルに、蛇行しているシャワーの真鍮管。

人によっては、ちょっと恥ずかしくなってしまうほどの過剰なカワイさなんではあるが、これが不思議なもので、ロケーションそのものの居心地のよさと相まって、いつのまにか内装の過剰さは気にならなくなり、結果的にけっこうイイ感じの滞在感に落ち着いてしまう。

e0152073_12562120.jpg


もとは下町の女子寮だった建物を改装したという。タイでは有名な元女優/歌手の人がオーナーなのだそう。

e0152073_1375360.jpg


ランチを食べに、宿の食堂へ。

e0152073_13112914.jpg


あ、金魚。

テーブル&チェアは小学校のような素朴な木製だが、よーく見ればかなり凝った絵柄がペイントされていたりする。

e0152073_1382017.jpg


テーマパークのように、レトロなデコレーションがそこかしこに。

e0152073_1385242.jpg


鶏ガパオごはんも、超キュートなプレゼンテーションで。

e0152073_13101522.jpg


カレー&ロティ。

カレーは、タイ風ゲーンではなくターメリック&クミンな感じのカレーだった。

e0152073_1581325.jpg


ホンナーム・ユーティナイ?(トイレはどこですか?)

e0152073_13143414.jpg


宿泊者も利用できるランドリーは、こちら。

つづく。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-28 13:25 | タイ | Comments(0)

バンコク : 下町散歩ぶらりパッタイ通り 『ルンパー』

タイ・バンコクの旅。その8。

パッタイって嫌いというわけじゃないんだけど、タイ料理のなかではそんなに積極的には選ばないメニュー。そんなわけで、タイでは、ひょっとしたら一度も食べたことがなかったかもしれない。

バンコクの下町を散歩していて、ふと気がつくともう昼下がり!

そういえば、すぐ近くにパッタイ屋が集まっている一角があるということを思い出し、行ってみることにした。

食堂やガソリンスタンドの敷地にパッタイの写真を掲げた屋台が何軒か集まっていたが、もう3時をまわっていたので営業はしていたものの、どこも静かだった。

適当に、あいていた食堂に入る。

e0152073_693799.jpg


素朴な感じの店内。

『ルンパー Lung Pa』というお店。

e0152073_693173.jpg


なんとなくペプシをオーダーしてしまった。

奥にいるのは料理人のおねえさん。

e0152073_692967.jpg


わかりやすいメニュー。

とりあえず、スーパー・スペシャルをオーダー。

Pad Thai "Sen Jun"の"Sen Jun"は「センジャン」で、一見「センレック」のようだが違う、もちもちしていてコシがある麺のことらしい(小麦粉やタピオカが混ぜてあるとの説あり)。

e0152073_692770.jpg


まず、野菜皿が出てくる。

ライム、もやし、ニラ、左端の白いのはバナナのつぼみだとか。

e0152073_692328.jpg


卵に包まれたスーパー・スペシャル。

e0152073_692174.jpg


あけてみると鮮やかなオレンジ色の麺。

写真には写ってないが、大きめのエビもいくつか入っていた。

e0152073_692072.jpg


唐辛子、さとう、ナンプラーなどの調味料を好みでかけて、いただきやーす。

やっぱり麺の食感が独特でおいしい。

別皿の野菜をかけると、これもパリパリしていて楽しい。

味は甘めでこくがある。海老味噌で味付けしているとのこと。

これは食べたことない感じのパッタイ。

次の日、気がつくとまた昼過ぎになっていたので、なんとなく再来店してしまった。

料理人のおねえさんにニヤリとされる。

今回は、ADD SHIRIMP'S OILをオーダー。

e0152073_691964.jpg


卵とかための豆腐のようなものが入っていた。野菜をたっぷりかけていただいた。

スーパースペシャルよりもさっぱりしていたが、やっぱり麺がもちもちしていてよかった。

実はこの店の隣に、ライバル店かつ有名店の「ティップ・サマイ」というのがあるそうなのだが、私が行ったときには見当たらなかった。中途半端な時間だったのでやってなかったのかな?

ここはパッタイ屋でにぎやかな一角のはずなので、夜に来た方が楽しいのかも。

だいたいの地図

つづく。

(ゆ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-27 06:24 | タイ | Comments(0)

バンコク : 氷水ご飯は王様の正月料理“カオチェー” 『ザ・フーディー The Foodie』

タイ・バンコクの旅、その7。

なんとなく気になったので、入ってみたレストラン。

e0152073_0212167.jpg


ザ・フーディー。

店内は、

e0152073_0241857.jpg


そこそこオシャレで小奇麗。カジュアルで入りやすい。

しかし。

なぜか料理が、店の雰囲気に似合わないようなマニアックさ。

e0152073_03963.jpg


これ↑が気になったので、なんだかわからず注文してみたところ、

e0152073_040351.jpg


このようなものが出てきた。

e0152073_043171.jpg


氷水茶漬け?

e0152073_0432487.jpg


優雅なカービング野菜。

あとからタイ料理通にたずねてわかったが、この料理は「カオチェー」なる宮廷料理、かつ正月料理だそうだ。

タイ正月ソンクラーンの時期にあたる4月は暑季。王様も、この爽やかなカオチェーを食べて暑気ばらいをしてきた、というわけ。

ソンクラーンは過ぎた日本のGWだったが、おおよそこの時期しか食べられない特別メニューだろう。

氷水に浸されたごはんを、つけ合わせのおかずと一緒に食べる。

揚げものにナイフを入れてみたら、

e0152073_0535987.jpg


ひき肉づめピーマンのフライだった。

衣のつけ方が、すごく凝ってる。

味は、うーん…肉づめピーマンは美味しかったけれど、やっぱり氷水ごはんは氷水ごはんでしかない印象。氷水には本来ジャスミンの花が浮べてあるそうで、確かによく味わえば、この氷水ごはんにも不思議な風味が漂っている。ジャスミン? いや、うっすらメンダー風味みたいと思ったのは、気のせい?

そのほかにも、

e0152073_182068.jpg


“kha-jorn”とかいう花の蕾のようなのと海老のヤム(サラダ)。

これは美味。

e0152073_1143411.jpg


なまずの甘辛炒め。

こちらもまあまあ。

e0152073_1174429.jpg


なまずは、ガパオ(ホーリーバジル)やバイマックルー(こぶみかんの葉)の下に。

とにかく珍しい料理が多い、このザ・フーディー、

e0152073_120425.jpg


実はBTSチョンノンシー駅ちかくにある、ホテル「GLOW Trinity Silom」内にある。

この「GLOW」内で、もうひとつ気になるのが

e0152073_1344816.jpg


オーガニック・ショップの「サラ・サムンプライ Sala Samoonprai」。

「サムンプライ」とはタイの薬草学で、漢方やアーユルヴェーダみたいなもの(たぶん)。

店員の女の子は「ノーケミー」と言っていた。つまりNo Chemicalってことだろう(たぶん)。

e0152073_144979.jpg


レモングラス、タマリンド、アロエ、マンゴスチンなどいろんな種類の石鹸、喉に効くらしい怪しい丸薬などを購入してみた。

つづく。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-25 01:57 | タイ | Comments(0)

新大久保 : ネパールおつまみセットでグイっとビール! 『モモ』

新大久保でかるくビールでも飲みたい、ということになり探検も兼ね、ここへ。

e0152073_2404884.jpg


ネパール料理店『モモ』。

e0152073_2424434.jpg


あやしい雑居ビルの2階。おとなりは、フード&スパイスセンター。

e0152073_2434235.jpg


ネパールビールの「ネパール・アイス」。

e0152073_2441186.jpg


店名にもなっている、ネパール餃子の「モモ」。

e0152073_244364.jpg


おつまみ盛り合わせの「ネワリ・カジャ・セット」。

丸いのが、「プレーンバラ」。食べた感じは、表面がすこしパリッとしていて、中はしっとりやわらかい。大根もちの食感を思い出した。

白っぽい生地は、南インドのドーサとかに近いんだろうか?

材料となる豆の種類をたずねたら、「マース」、あるいは「カロダル」とかいう豆だそうだ。たぶん、これはネパールの呼び方で、インド料理で言うウラドダルかもしれない。でも、よくわからない。

その下にあるのが「チウラ」という干し米。半蒸し玄米を乾かして平らにつぶしたものだそう。

その向こうにある茶色い惣菜三種が、右から「バトマス」(揚げ大豆のスパイスマリネ)、「チョエラ」(羊肉のスパイスマリネ)、「アチャール」(大根とじゃがいものネパール風漬物)。

珍しいつまみでビールが飲めて、上機嫌。

最近は、インド&ネパール料理店がふえてるけど、うちはネパール料理だけだよ、と給仕をしてくれた男性。

この界隈、大久保韓流タウンからちょっとはずれた感じの場所で、なにかが一味違う街並み。

e0152073_2595155.jpg


モスクもある。

e0152073_32559.jpg


こんな感じの、イスラムっぽい、南アジアな感じの食材店も多い。

e0152073_324266.jpg


路上には、食感ムチムチのびーるトルコのアイス屋台も。

e0152073_331848.jpg


そのむかし、90年代ごろ、各国アジア勢が入り乱れ混沌としていたころの大久保をほうふつとさせてくれ、好きだ。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-22 03:13 | 東京のネパール | Comments(4)

バンコク : アリヤソム・ヴィラのヴェジタリアン・タイ 『ナ・アルーン Na Aroon』

バンコクの旅、その6。

e0152073_1373646.jpg


スクンビット通りソイ1の奥にある、

e0152073_1381118.jpg


アリヤソム・ヴィラに、

e0152073_1395651.jpg


引っ越した。

e0152073_1405564.jpg


アリヤソム・ヴィラの『ナ・アルーン』はベジタリアン・オーガニック・レストラン。

メニューにはヴェジとノンヴェジとあるけれど、ノンヴェジも魚まで。肉料理はメニューにない。

e0152073_143288.jpg


チェックインして、ランチ。

e0152073_1435743.jpg


ヤム・ソムオー。

ソムオーは柑橘のザボン。そのヤム(サラダ)。

上の写真ではカシューナッツやらに隠れて見えないが、

e0152073_1453134.jpg


ザボンの果肉の一粒一粒がぷちぷちとしている。

ベジメニューなので、ナンプラーのかわりに醤油が使われている。

e0152073_1465166.jpg


海老のすり身揚げ。これはノンヴェジ。

e0152073_147163.jpg


レストランのサービスの女の子のオススメは、なぜか空心菜炒めだった。

e0152073_1475889.jpg


ヴェジ・ダックとフルーツのレッドカレー。

e0152073_1502870.jpg


古代米。

e0152073_1513090.jpg


ヴェジ・ダックは、要するにもどき肉。あひるの皮まで表現してあるグルテンミートだった。果物はパイナップルや葡萄、フルーツトマトなど、数種類。

うーむ、なんともファンシーなお味。

e0152073_1542260.jpg


翌朝の朝食。

e0152073_1543829.jpg


クロワッサンにジャム類。

e0152073_155021.jpg


白身魚のクイッティオ。

e0152073_156262.jpg


調味料セットのナンプラーの場所には醤油。クイッティオは魚入りでノンヴェジなのに、調味料がヴェジというかすかな矛盾が(笑)。

砂糖は、白砂糖ではなく、オーガニック風の三温糖のようなブラウン・シュガーだった。

つづく。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-20 02:05 | タイ | Comments(0)

バンコク : おとなりは、サラデーン通りの屋台街

バンコクの旅、その5。

宿のバーンサラデーンの、すぐとなりは大きな屋台街だった。

e0152073_136301.jpg


さくっと気軽にいろいろ食べられる環境でラッキー。

毎日の屋台ランチ。



e0152073_1363599.jpg


鶏のゲーン。ゆで卵のせ。

レバーも入ってるのがイイ。



e0152073_1363694.jpg


カオマンガイ(鶏ごはん)。

こちらもレバーがたっぷり。けっこうレバー好きなので、うれしい。



5月5日。

この日はタイも祝日。国王即位記念日でお休みだそう。

で、ほとんどの屋台がお休みだったが、イサーン屋台だけは営業していた。

e0152073_1364257.jpg


ソムタム(パパイヤサラダ)。

e0152073_1364328.jpg


ガイヤーン(鶏の炭火焼)と、カオニャオ(もち米)、野菜もりあわせ。

我ながらあとから写真を見ると、鶏ばっかり食べてるなー。

e0152073_1363819.jpg


カオマンガイ屋台。ぶら下がった鶏は、ハリボテ(笑)。

e0152073_1363965.jpg


ごはんをあげても食べない。鶏をくれるまで待っている。

e0152073_1363342.jpg


けっこう、なごみスポット。

つづく。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-19 02:00 | タイ | Comments(0)

バンコク : 不思議な懐古タイ食堂 「パテ pathé」

バンコクの旅、その4。

最近バンコクに関する著書をリリースしたばかりの在住ライターが連れて行ってくれた面白い店が、戦勝記念塔の東側、ディンデーン通りにある「パテ」

e0152073_053994.jpg


店内は、不思議なレトロテイストでまとめられている。

e0152073_054496.jpg


60年代基調のような気もするが、どうもよくわからない感じ。いろんな素性の「とにかく懐かしげなモノ」であふれている。

e0152073_054315.jpg


音楽はアナログディスクでプレイされていて、80年代ポップスだったりする。

テーブルクロスのチェックがなごむ。

e0152073_052581.jpg


ビアウン。

底にはった水を凍らせたグラスに、凍りかけたシャーベット状のビールを注いである。

それがビアウン。

日本では考えられないが、タイでは氷入りのビール(ワインにも氷を入れたりする)がわりとフツー。だいたいビールの適温が6~8℃なんてのは、あくまでワールドスタンダード。タイの街場のビールは冷たくなくてはならない。そんなローカル感覚を徹底したのがビアウンであって(たぶん)、そんなローカルビールを懐かしアイテムとして出したりする店が「パテ」なんである(たぶん)。

e0152073_052812.jpg


ビールのつまみ。

e0152073_052993.jpg


ヤムヌアイープン(日本風牛肉のタイ風サラダ)。

タイ料理にヤムヌア(牛肉のタイ風サラダ)という料理があるが、その日本風アレンジ。というか、これは牛肉のたたき感覚っぽい。醤油味だった。面白いなー。

e0152073_053162.jpg


料理名は失念。ゆで豚のタイ風サラダ。

e0152073_053696.jpg


クン・チェー・ナンプラー。

生の海老のタイ風マリネ。

e0152073_05326.jpg


揚げチキンのマヨネーズ&ライム。

まわりのグリーンはバイマックルー(こぶみかんの葉)。タイカレーなどに入ってるバイマックルーはかたくて食べられないが、これはカリカリに揚がってるので、鶏といっしょにサクサク食べられる。

e0152073_053457.jpg


ゲーンソム。

具沢山の酸味の効いたスープ。

e0152073_053822.jpg


めずらしい空心菜のフリット。

いっしょに出るタレで食べてもいいが、塩でもいい、と評判。

e0152073_054119.jpg


内装も、料理も、ある方向のバンコク・ローカルテイストを満喫。

こういうレトロ趣味が好まれるというのもバンコクがすっかり近代化してしまった証だろう。日本における「三丁目の夕日」みたいなもんかもしれない。

時代考証放棄ごった煮レトロテイストは、旅後半で宿泊した宿でも体験したので、またあらためて書くことにします。

つづく。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-17 01:28 | タイ | Comments(0)

バンコク : タイ人以上にタイ的なミシュランシェフのタイ料理 「ナーム nahm」

バンコクの旅、その3。

今回いちばんの収穫は、メトロポリタン・バンコク内にあるタイ料理レストラン「ナーム」。

e0152073_213096.jpg


タイ料理ではじめてミシュランスターを獲得したロンドン「ナーム」のバンコク支店。シェフはオーストラリア人だそうだ。

「ナーム」とは、タイ語で「水」のこと。

e0152073_213210.jpg


シンプルで良い店名だな、と思う。

外国人でも、タイ語をちょっとかじれば、絶対に知っている言葉だ。

例えば、

・ナーム + プラー(魚) = ナンプラー(魚醤)
・ナーム + ソム(柑橘) = ナムソム(オレンジジュース)
・ナーム + ケン(固い) = ナムケン(氷)
・バミー(中華麺) + ナーム = バミー・ナーム(汁そば)

など、食関連の言葉にも頻出する。

食だけじゃない。

バンコクそのものが川と運河に育まれる水の都であり、そう、タイの旧正月ソンクラーンは水かけ祭だった。

こんな言葉もある。

・ナーム + ジャイ(心) = ナムジャイ(思いやり)

水は、食の基本であると同時に、タイという社会の象徴でもあるような何かなのかもしれない。

タイ産のワインをたのんでみた。

e0152073_213326.jpg


モンスーンヴァレー・コロンバール。

ワイナリーの所在地は、タイ王室の保養地があるホアヒンだそう。

フルーティで軽いんだけど、全体的に丸いような、まったりした感じもある。ミネラリー。

e0152073_213599.jpg


アミューズ。

三角に切られたパイナップルに、タイ的な風味を凝らしたペースト、パクチー、唐辛子。

e0152073_213665.jpg


そして、銘々皿にごはん。

サーブの仕方が素晴らしかった。

サービスの男性がおひつを持ってやってきて、大きな匙でクネルのごとくごはんをラグビーボール状にすくい、お皿にぽんっと置くと、ラグビーボールがほどけて、ほどけた間からぶわ~っといい香りの湯気が立ちのぼる。

タイ米が、つぶつぶ、立っている。

オーダーした4品の料理は、順に出るウエスタンスタイルではなく、全部が同時にテーブルに並んだ。タイ式。

e0152073_214191.jpg


レモングラスと海老のヤム。

レモングラスは風味づけではなく、レモングラスの輪切そのものがメイン食材。「ヤム」はタイ風の和え物。

豚皮のカリカリ揚げ、「ケープムー」がアクセント。

e0152073_213815.jpg


鶏と冬瓜のような野菜の蒸し物。

上からふられた胡椒がポイント。でも、唐辛子の辛さはまったくなし。鶏は繊維の歯ごたえがあって地鶏のよう。一見あっさりして見えるスープが濃厚なうまみ。ごはんにかけて食べても美味しい。

e0152073_214283.jpg


牛肉のグリーンカレー。

牛肉にかなりしっかり下味がついている。そこにグリーンカレーのグレービーがちゃんとからんで美味しさを演出している。各種ハーブも香り高く、絶品。

e0152073_213984.jpg


カエルのクミンの葉炒め。

クミンシードはインド料理などでよく使われるが、クミンの葉は珍しい感じがする。噛むと強い芳香と、すこしニチャっとするような歯ごたえがあるのがクミンの葉だろうか。

オーダーのとき、「うちの店の一番辛い料理ですが、大丈夫ですか? すごく辛いです」とサービスの男性に言われた。でも、こういうスタイリッシュなホテルにある、こういうモダンなレストランにおいて、外国人観光客に向け発せられた“very hot, very spicy”は額面どおりに受とれない。基本的に、タイ人は「外国人は辛いのが苦手」となめてかかっている、とこっちは思い込んでいるのでオッケーオッケー、ノープロブレムとか言ってオーダーしたら、う~ん、けっこう辛かった!

唐辛子だけの辛さでなく、胡椒だろうか、ほかのスパイスの辛さも混じっているような気がする。クミンの葉も少し舌にピリッとするというから、その辛味も加わっているのだろうか。

ペッテーアロイ(辛いけど美味しい)。

e0152073_214489.jpg


デザートはカオニャオ・トゥリアン。

カオニャオ=もち米。

トゥリアン=ドリアン。

ココナツミルクで炊いた甘いもち米にドリアンを添えて食べるタイ定番デザートだけど、ここのはさらなるココナツミルクで汁気の多い仕上がり。

このギリギリまで塩気を強めたまったりした味付け、嫌う人もいるかもしれないけれど、本当に美味しいと感じる。

タイのストリートでよく見る光景で、カットフルーツに塩を添えるサービスがある。日本でもスイカに塩をかけたりするけれど、タイではパイナップルやらマンゴーやらに小さな塩の入った袋をつけてくれる。粉唐辛子の入った袋をつけてくれる場合もある。

同様、オレンジジュースに塩を入れたりする場合もある。

甘みに塩気を足すことで、よりボディの太い味わいにして楽しむタイ的な味覚センス。

米にも他の味を増幅する力があるので、ドリアンとココナッツミルクの混じったクセのあるまったりした甘みが、塩気ともち米でパワーアップした美味しさに仕立てられている。最高のタイらしさ。

話はそれるが、タイ在住の映像作家いわく「タイ人の画像処理は彩度が高い」とか。

タイ人は、きつい色が好きらしい。

塩気で甘みにパンチを加えたがるセンスと一脈通じるような気がする。

そもそも、タイ料理のイメージは辛くて甘くて酸っぱくってうまみも強いトゥーマッチさが基本にある。

さらに言うと、タイの演歌のコンサートはスピーカーがわれんばかりの爆音だとか。

淡くてミニマルな感覚を尊ぶ日本人のセンスと対極にある、タイのトゥーマッチセンスをベースにタイ文化論をまとめてみたい誘惑にかられる。

e0152073_214665.jpg


レモングラスのハーブティー。

全体に、とても美味しく満足だった。

あまり予備知識がなく、ミシュランスターレストランだから勝手にヌーヴェル・タイ・キュイジーヌ的なものを想像していたが、全っ然違って、かなりストレートなタイ料理だった。

なのに、いままで体験したことない美味しさ。

オーストラリア出身のシェフ、デイビッド・トンプソンさんはタイ各地の料理を研究し、文献にもあたってタイ料理を追求しているそうだ。

タイ料理を知り尽くし、しかし、あえて西洋的な要素を折衷することなく、クオリティをアップしていくとこうなるのかもしれない。

タイ料理は、フレンチや中華と違って宮廷料理として発展した歴史が薄いから(たぶん。間違っていたらすいません)、こうした試みは、とても意味のあることなのかもしれない。

つづく。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-05-16 02:07 | タイ | Comments(2)


旅の食卓と食卓の旅。ferment booksより『味の形 迫川尚子インタビュー』発売中。姉妹ブログ【ワダ翻訳工房】もどーぞ。ツイッターは @oishiisekai @fermentbooks


by brd

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリ

全体
インド
フランス
マレーシア
タイ
ミャンマー
中国
香港
ベトナム
韓国
東京のインド
東京のイタリア
東京の中国
東京のミャンマー
東京の韓国
東京のウイグル
東京のフランス
東京のタイ
東京のベトナム
東京のマレーシア
東京のネパール
東京のドイツ
東京のスペイン
東京のイスラエル
東京のニュージーランド
神奈川の中国
神奈川のタイ
神奈川のイタリア
富山のパキスタン
東京
神奈川
愛知
京都
石川
富山
茨城
本や映画
おうちで世界旅行(レシピ)
弁当
シンガポール
デンマーク
秋田
アメリカ
台湾
神奈川のベトナム
フィンランド
未分類

ブログパーツ

本棚

『食は東南アジアにあり』
『食は東南アジアにあり』
星野龍夫
森枝卓士


『食べもの記』
『食べもの記』
森枝卓士


『アジア菜食紀行』
『アジア菜食紀行』
森枝卓士


『考える胃袋』
『考える胃袋』
石毛直道
森枝卓士


『ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行』
『ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行』
渡辺玲


『食は広州に在り』
『食は広州に在り』
邱永漢


『檀流クッキング』
『檀流クッキング』
檀一雄


『中国料理の迷宮』
『中国料理の迷宮』
勝見洋一


『中国庶民生活図引 食』
『中国庶民生活図引 食』
島尾伸三
潮田登久子


『食卓は学校である』
『食卓は学校である』
玉村豊男


『地球怪食紀行―「鋼の胃袋」世界を飛ぶ』
『地球怪食紀行―「鋼の胃袋」世界を飛ぶ』
小泉 武夫


『世界屠畜紀行』
『世界屠畜紀行』
内澤旬子


『ソバ屋で憩う』
『ソバ屋で憩う』
杉浦日向子と ソ連


『有元葉子の料理の基本』
『有元葉子の料理の基本』
有元葉子


『ル・マンジュ・トゥー 素描(デッサン)するフランス料理』
『ル・マンジュ・トゥー 素描(デッサン)するフランス料理』
谷昇



『料理通信』


『Arche+』
アーチプラス
在タイ女性のための
日本語フリーペーパー



        ☆


料理通信
アンバサダーブログ
「ニッポン列島食だより」

に寄稿しています。

☆2013/03
江古田「HEM」のイベント
ベトナムおやつ屋台村


☆2012/05
カレー&スパイス伝道師
渡辺玲さんのプライベート・ディナー


☆2012/01
渋谷にあるブルターニュ
「クレープリー・ティ・ロランド」


☆2011/10
シャン料理「トーフー」は
高田馬場の新名物?


☆2011/08
信州食材meetsタイ料理!
「ヤム! ヤム! ソウルスープキッチン」


☆2011/07
震災後の「ソバ屋で憩う」
高田馬場「傘亭」

以前の記事

2016年 12月
2016年 10月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2009年 10月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月

検索

最新のコメント

食べ物も器もすべて異次元..
by arak_okano at 08:12
残暑お見舞い申し上げます..
by arak_okano at 15:47
商業化されたブランド的レ..
by brd at 07:50
ちなみに狸田、商業的に「..
by tanukidaponta at 23:06
>さて、ビールの、酒の、..
by tanukidaponta at 23:01
こんにちは。 とい..
by brd at 23:20
自由か自由じゃないかとい..
by tanukidaponta at 21:26
おはようございます、アラ..
by arak_okano at 06:20
アラック、こんなに高級で..
by arak_okano at 21:11
料理もビールも高級高級品..
by arak_okano at 21:32

最新のトラックバック

venusgood.com
from venusgood.com
http://venus..
from http://venusgo..
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://while..
from http://whileli..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
冬至に南瓜
from 異邦人の食卓
ドリアン
from ポンポコ研究所
久々わんこ&深谷ねぎ(2)
from ソーニャの食べればご機嫌
Saravana Bha..
from ポンポコ研究所

タグ

記事ランキング

ブログジャンル

食べ歩き
旅行・お出かけ

画像一覧