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新大久保 : 韓国料理「プングム」のヤンニョムチキン

若き新大久保コリアンタウン通に、

いま、大久保でいちばん熱い店は?

と訊いたら、返ってきた答えは、

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ヤンニョムチキンの名店「プングム」

JR新大久保駅で下車し、大久保通りを明治通りに歩き、教会を過ぎたあたり。コリアンタウンの、ちょっとはずれのあたりに見えてくる、

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ひときわ煌々と輝くネオン。

ヤンニョムチキンは、ずっと前に食べたことがあった。

むかーしむかし(5年以上前?)新宿・職安どおりドンキホーテの入り口には、中国料理の食堂があって、1階のオープンテラスでは鹹豆漿(塩味の豆乳)や油条(揚げパン)、生煎包(焼き小籠包)などの中国スナックが食べられ、とても重宝していた。

それが、あるとき突然、韓国ヤンニョムチキンの「チキンタウン」に変わっていたのである。

ヤンニョムチキンは、ちょっとビールに合う感じで、クセになりそなコリアン・スナックだったけど、夕飯のおかずに食べるにはあまりにジャンクな気がして、それから微妙に避けていた。

で、今夜の再会。

美味しかった。

この熱気のなかで食べると、美味しい。

店は、若きコリアン・ボーイズ&ガールズで満席。そこいらじゅうの席から韓国語の歓声があがる。

この感じ。和民とか日本の学生が集まりそうな安居酒屋の喧騒とは、やっぱり何かがひと味違っている。

うーん、ここは明洞か?

ふと、店の壁にあるテレビモニターに目をやる。

仮に、K-POPのPVなんかが爆音でかかってれば、もうこの場に100%似つかわしく、もういっかい素直に、うーん、ここは明洞か?って言えたのだが、幸か不幸か、K-POPはかかってなかった。

代わりに、こんな物騒な映像が。

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どっかの国の初代大統領とおんなじ名前の船がやって来たとかいう韓国のニュースを延々とやっている。

若きボーイズ&ガールズは、テレビなんかお構いなしで楽しんでいるが、ちょっと歳のいった韓国男子のグループなどは、モニターを眺めながら眉をしかめ政治談議(たぶん)に花を咲かせている様子。

ここでこんな感想も、少々不謹慎なのかもしれないけど、違う方向性で、

うーん、ここは明洞か?

教えられたとおり、「プングム」は熱かった。

新大久保の夜はふけていく。

(よ)

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by brd | 2010-11-29 01:57 | 東京の韓国 | Comments(0)

韓国 ソウル : 「バル」の寺刹飲食コース その2

ソウルの寺刹飲食(精進料理)店「バル」で食べた、「十五悟り床」コースの続き。

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松茸。塩ごま油で食べる。

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プルコギをギョウジャニンニクの葉で包んで食べる。

大豆グルテンのもどき肉。

比べるのは筋違いかもしれないけれど、台湾素食のばあい、この種のもどき料理のバリエーションが非常に豊かで、豆腐の肉、椎茸の鰻、エリンギの鮑、蒟蒻の烏賊、人参ほかいろんな野菜のピュレの蟹味噌、などなど無数のレシピが存在。

なかには、「素食」について知らない人を黙って連れて行ったら、最後まで肉が使われていなかったことに気付かないような、かなり完成度の高いもどき料理を出す店もある。

素食に対する、ある種のタイプの人の反応として、以下のような意見がある。

いわく。

ベジタリアンならば、ふつうに野菜だけを食べていればよいではないか。わざわざベジ食材で肉や魚介のもどき料理を作ることに何の意味があるのか。

以上の意見は、もっともだけれど、同時に、少々浅はかにも思えてしまう。

この回りくどさにこそ、食文化の真髄と、面白さがあるのだ。

韓国寺刹飲食においては、もどき料理は控えめのようだけれど。

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フキのエゴマ煮。

さっきの話にもどると、韓国寺刹飲食は、野草や有機野菜などの素材の健やかさに注目し、より医食同源的な養生目的というか、自然と人間の一体感のようなものを表現しようとしているのかなとも思う。

素材は「素」でも、味付けは中国料理的なしっかり&ばっりち感覚でせまってくる台湾素食と比べ、韓国寺刹飲食の淡い感覚は、日本の精進料理などに、より近いのだろうか。

味つけも、ごくごく弱く自然に。基本、塩も弱く、甘みは砂糖でなく、はちみつや柚子で、といった具合。

韓国的な発酵調味料やごま油も、ごくごく控えめにしか登場しない。

寺刹飲食体験はここがはじめてなので、ざっくりした印象に過ぎないけれど。

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おかず七種。

キムチ、チャンアチ、ナムルなど。

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蓮の葉のチマキ。

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チマキ、オープン。

もち米に入った具は栗、銀杏、ナツメ、黒胡麻、松の実。

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わかめと豆腐の味噌汁。

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冷麺。

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フルーツ、カボチャのお菓子、シッケ。

以上!

「十五悟り床」、ロ~ングコースの終了。

実は本日、ソウル到着から「バル」にたどり着くまで、ブランチ→アーリー・アフタヌーンティー→レイト・ランチ→レイト・アフタヌーンティーと、次から次へ美食にかまける「食の体育会系」を実践していた。

というのも、ソウル弾丸ツアー丸2日で、いかに多くの店を訪問できるか?の貧乏性ゆえだが…。

なので、席に着いたころには、まだあまり空腹とはいいがたいコンディションにあったが、さすが寺刹飲食、ほんとうに素晴らしく胃に優しく、ふわりとおなかに収まるような感触で、ほとんど問題なく完食できてしまった。

しかし、やはり、この種の料理は素材の風味をじんわりと味わうのが本筋であって、それなりの空腹でなければ、それは叶わない。

断食のあとに野菜をそのままかじれば、いつも気付かなかった味わいに驚く、などの例のように。

なので、飽食のすえに寺刹飲食にたどり着いたのは、我ながらちょっとどうだったのかと、反省。

みなさんは、おなかを空かせてから、じっくり味わってみてください!

※2010年7月

(よ)

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by brd | 2010-11-27 16:53 | 韓国 | Comments(0)

韓国 ソウル : 「バル」の寺刹飲食コース その1

韓国・ソウルの旅。

「サムジキル」での甘味とショッピングで日も暮れて、夕食の時間に。

「サムジキル」から歩いてすぐの、寺刹飲食(サチャルウムシク)=精進料理の店「バル」へ。

「15ケダルムサン」(十五悟り床)なる精進料理コースのスタートは、

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野菜と果物のチップス、から。

海苔、オレンジ、りんご、れんこん、さつまいもなどのチップ盛合せ。

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カクテキ。

実は、台湾素食やマクロビオティック、インド料理などのベジタリアン食に、とても興味がある。

「バル」は、韓国の曹渓寺という仏教宗派がやっている店。仏教由来のベジ、ということでは台湾素食に近いのだろうか。

仏教系ベジのばあい、刺激の強い「葷」(くん。ネギ、ラッキョウ、ニンニク、アサツキ、ニラなど)を嫌う傾向があるけれど、キムチが出るということは、それほど精進の概念を厳格にあてはめていないのかもしれない。

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ツルニンジン、いろんな野菜のサラダ。黒ごまの入ったドレッシング。

韓国で仏教と言っても、儒教やキリスト教のイメージが強く、ピンとこない感じもする。

でも、実際には人口の4分の1近くが仏教徒で、こういうオシャレ系の店も存在するとなれば、仏教由来の精進料理もそれなりのディープな世界があるんだと思う。

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豆の汁にテングサのそうめん(ところてんコングクス)。

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ジョン三種類(上から緑豆、黒ゴマとレンコン、唐辛子味噌と野菜)。

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蓮の花とレンコン三色ごはん詰め。

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戒定慧3種、なる皿。

オタカラコウの包み寿司、お寺式餃子、蒸し豆腐。

戒定慧=仏教三学だが、もしかして、包み寿司が「戒」で、餃子が「定」で、豆腐が「慧」、とかの意味があったりして(笑)。

台湾素食には、わざわざベジ食材で肉などを表現した「もどき料理」が多いけれど、こうやって餃子や寿司など「なまぐさ」をイメージさせつつ精進を表現するのも、どこか近いものがある。このあたりが精進料理の面白いところだと思っている。

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どんぐりのクレープ、ナムル巻き。

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これは何だろう?

メニューの料理リストに載ってなかったような気がする。

プルコギもどきのようだけど?

ただ、プルコギもどきなら、このあと、もどきの焼き肉をギョウジャニンニクの葉で包んで食べる料理が出てくる。うーむ、わからん。

メニューにあった七種類のキノコの炒めものが出てきてないので、きっと、その代わりの料理だろう。

ほとんどの料理が、あっさりした素材そのものに近い味わいだが、これは意外としっかりした味つけ。

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智異山の高麗人参、柚子ソース、焼いた長芋、はちみつ。

「十五悟り床」コース、まだまだ続きます!

※2010年7月

(よ)

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by brd | 2010-11-27 16:50 | 韓国 | Comments(0)

韓国 ソウル : 「サムジキル」で抹茶ピンス

ソウルの旅。

午前から、カンジャンケジャン・ランチカロスキルでワッフル自家製チャンアチ屋さんでピビンパプ&麺…ときて、夕飯前にまた甘いものを食べてしまった…。

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抹茶ピンス。

カキ氷にアーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ等のナッツ類やお餅 (求肥?) がたっぷり入っていて、抹茶シロップとアイスの抹茶も濃い目でなかなか美味。

食べたところは、

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ここ。

仁寺洞のショッピング・センター、「サムジキル」

この「サムジキル」の頂上にあるカフェ、「カルピ ~btween pages~」で、抹茶ピンスを食べながら、午後のひとやすみ。

「サムジキル」は、「カルピ ~btween pages~」以外にもカフェや雑貨屋など多数入っているショッピングセンターで、もう地元っ子にも、韓国通ジャパニーズにも超有名みたいなので、あらためて説明は不要だろう。

しかし、はじめて訪れて(よ)は、妙に楽しくはしゃいでしまった。

とにかく、感心したのは建物自体のオモシロさ。

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中庭を囲んだ回廊が緩やかなスロープになっていて、ぐるりと店を巡っているうち、いつの間にか階を上り下りしている構造。

ここにいるだけで、なんとなくワクワクしてくる。

そういえば、東京の表参道ヒルズも同じ回廊型だけど、地下にあるから開放感に乏しい。

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こちらは開放感バツグン。

空中の回廊にやたら緑があって、なごむ。

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アジアのマーケットらしい人の活気もすごい。

(よ)は、たとえば、バンコクのマーブンクロン・センターのような雑多でカオスなアジアのショッピングセンターが好きだ。

ここ、サムジキルも、かなりイイ。

安藤忠雄meetsアジアンマーケット。な~んつって。

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頂上のカフェ「カルピ ~btween pages~」は、外壁が木製の板張りのようになっていて、素朴のようだけれど奇抜でもあり面白い。

で、どうしても入ってみたくなり、すいーっとお店に吸い込まれ、頼んだのが「抹茶ピンス」なのであった。

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店内の内装も、面白かった。

壁に向かうカウンターに座って、横に細長い窓から向う側の回廊をのぞいたり。

ロフト席のような場所があったりもして、趣向が凝らしてある。

本や雑誌が多数おいてあって、ブックカフェのようでもある。韓国の出版社「伽耶メディア」がやってるとのこと。

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抹茶ピンスに、プラス、アイス抹茶オレも。

お客の書いたメッセージカードみたいなのが、席のあちこちに。

こういう趣向もおもしろい。

※2010年7月

(よ)

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by brd | 2010-11-27 07:33 | 韓国 | Comments(2)

韓国 ソウル : 「ケドンマナニム」の自家製チャンアチ (漬物)

ソウルの旅。

新沙洞カロスキルより、アートの街・三清洞(サムチョンドン)へ移動。

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韓国現代美術を知るべしと、アートソンジェ・センターで、KIM BEOM展を観覧。

ミニチュアの教室で黒板に向かってヤカンやスプレーが椅子に座っていたり、高速回転のビデオで時計などが一瞬のうちに風化したり、馬が乗馬していたり。インスタレーションやビデオ、絵画など作品の形態が多岐にわたる。「脳内の心理と現実のコンフリクトを提示する」韓国作家とのことだが、わりと難解だった。

でも、こちらは、

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ちょと変っているけど、難解ではなく、美味しかった(笑)。

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三清洞エリアの要注目店、「ケドンマナニム」

味噌、醤油、チャンアチ(漬物)など発酵食品をすべて手作りしてしまうオモニの食堂、兼、食材店。

さっきのは、朝鮮カボチャ、キノコ、海苔、そしてニワウルシの手作りチャンアチの入ったピビムパプ。

肉もコチュジャンも入ってないのに、この複雑な味のハーモニーはなに? 独特の、このチャンアチの香ばしさは、いったい…。

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つきだし。チャンアチとじゃがいも。

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チャンアチ三種。よもぎ、ニンニク&ごぼう、茶葉。

やっぱり発酵の酸味とうまみ+初めての香ばしさが独特、美味しい。

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ピビムパプ。初めての感覚。

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ホンシル麺。

いうなれば、ケドンマナニム風パスタ?

ちょいと変化球すぎる一品を注文しちゃったか? と一瞬案じたが、いやいや、これもなかなかグッド。トマトソースだろうか、なんとなく洋風な感じなのだが、しっかり発酵調味料が主張する不思議、かつ、新しい美味しさ。

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自家製チーズをのっけたパン。

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自由にキャベツにつけてテイスティングできる、自家製コチュジャン。

このコチュジャンがまたフツーと違って独特。

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店内は、意外と雑然としており、手作りのもろもろが保存中。

これは帰国してから大久保に行っても絶対手に入らない味なので、チャンアチ数種とコチュジャンを買って帰ることにした。

※2010年7月

(よ)

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by brd | 2010-11-26 02:10 | 韓国 | Comments(2)

韓国 ソウル : 新沙洞カロスキルの「coffee smith」

韓国・ソウルの旅。

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今回のソウル一食目の名店「元祖馬山ハルメアグチム」のカンジャンケジャンで胃袋が全面的に韓国シフトにチェンジし、午前からやってしまったモーニング・マッコリでイイ感じのフワフワに酔っ払ったところで、さて一服。

寄ったのは「coffee smith」という名の巨大カフェ。

「元祖馬山ハルメアグチム」から徒歩ですぐ、地下鉄3号線「新沙」の出口をやり過ごし、ソウルの代官山、新沙洞カロスキルに入ると、左手に。

とにかく、目立つ。

コーヒーとくつろぎを求めてこのストリートを歩いている人間はもう全員、自動的にスィ~っと吸い込まれていくしかないでしょ、という感じ。

写真を見てわかると思うが、撮影したのは2階席からで、1階席の前面は2階まで天井ぶち抜き&全面オープンになっている。

これは開放感抜群。リラックス。

でかいのは店だけでなく、

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ワッフルもでかい。

でかいといってもスケール感がイマイチこの写真では伝わらないと思うけど、皿の横にあるのは決してミニサイズのカトラリーなんかではなくフツーにフルサイズなので、そう見るとサイズがちょっとはわかるかなぁ?

サクサクで美味い。

一瞬大きさにたじろぐが、サクサク軽いので、食後なのに意外とすんなりおなかに収まってしまう。

韓国ラヴァーのブログなどを巡るに、みなさんカフェでワッフルを食べてらっしゃる。ワッフルを焼くイケメンが出てくるドラマもあったことだし、流行っているのかなぁ。

今回、ソウルは10年以上ぶりだけど、カロスキルを歩いてて思うのは女の子がキレイになったなぁ、ではなく(笑)、お店の若者たちがけっこうな確率で日本語を理解/話してくれること。

韓国通の方には、もう言わずもがな当然の事実なのだと思うけれど。

この親日な感じ、韓国に行ってる人/行ってない人では、相当イメージ違うのではなかろうか。

マスコミとかが作り出すバイアスのかかったパブリックイメージとは怖いもので、こんな近い場所なのに実際来てみないと実感できないニュアンスというものがあるのだなぁ、と思いつつ、マッコリの酔いがさめてきたところで、次のお店に移動!

※2010年7月

(よ)

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by brd | 2010-11-25 04:45 | 韓国 | Comments(0)

韓国 ソウル : 「元祖馬山ハルメアグチム」のカンジャンケジャン

ソウルへ行ってきた。

一食目は、

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カンジャンケジャン。

ワタリガニの醤油漬け。

自宅近所の韓国通に「地球最後の日に食べるなら、これ」と聞き、はるばるここまでやって来た。

たしかに。

蟹肉は牡丹海老に近いようなねっとりとした食感と甘み、蟹味噌はウニみたいでもあり、このふたつが合体するわけで、たまらない。

ごはんにまぶして食べると、もうとまらない。

ところで。

今回の旅は、金曜の夜中に羽田に向かい、土曜早朝フライト、土日いっぱいソウル滞在、日曜の深夜にソウルを発つ弾丸ツアー。

午前、ホテルに着いてしまえばもう自由行動。一瞬で身支度を整え、さっそく目当てのカンジャンケジャンを食べに外出。店に到着したのは、まだ全然お昼前だったが、もう、お店が入れてくれさえすれば、食べる気まんまん。

まだ支度中のようだったのに入れてくれた優しいお店は、「元祖馬山ハルメアグチム」

カンジャンケジャンの店数あれど、やっぱりここじゃなければ、と通は言う。

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長寿マッコリ。

順番が逆になるけど、まずは何もいわずとも、

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キムチなどの惣菜類が出る。

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ふわふわな卵チム。

そして、

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カンジャンケジャンが登場した、壮観なテーブル。

ごはんも、注文。

通は、蟹の殻にごはんを入れて、残った味噌と醤油だれをしっかりまぶして食べるんだそうな。

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お店はソウル江南の新沙。

アグチム(あんこうの蒸し煮)と、カンジャンケジャンの店が集まる美食街。

たまたまツアーのホテルが近所でラッキー。

※2010年7月

(よ)

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by brd | 2010-11-24 03:08 | 韓国 | Comments(0)

インド : 食の写真集「STREET FOOD OF INDIA」

インドの書店で、気になる本を見つけた。

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“STREET FOOD OF INDIA”
Sephi Bergerson 著


※上のリンクはアマゾンで売っていたUK版で、僕がインドで手に入れたのとはカバーが異なります。内容も違うかも。

インドの街のあちこちにあふれる「ストリート・フード」。

作る人、売る人、食べる人、さらにそれをとりまく風景を美しくとらえた素晴らしい写真集。

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色とりどりのラッシー。

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コーヒーやチャイの看板と、クリームをパイ生地でロールしたようなお菓子。

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ブレッド・パコラ。

野菜とパニール(カッテージチーズ)をはさんだパンを、パコラ(インド風てんぷら)に揚げてある。

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南インドのクレープ、ドーサ。

こうやって、くるんとロール状でサーブされる。

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デリーの生ジューススタンド。

お店のペインティングがおもしろい。

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ディスプレイがかわいい、ライムソーダのボトル。

いいなあ~。

見ていると、おなかが減ってくる。

そして、美味しいもののある風景に、なごむ。

気分がよくなる。

著者は、デリー在住の写真家、Sephi Bergersonさん。

本のカバーやウェブサイトのプロフィールによれば、65年テルアビブ生まれ。両親はホロコーストからの避難民だったそう。ニューヨークで写真家としての仕事をスタートし、広告・商業写真を中心に活躍していたが、2002年にインドに移住。それからは、ドキュメンタリーや旅、食にフォーカスして活動しているみたい。ニューデリー在住。

日本でいえば、報道写真から食のフィールドに転じて、アジアの食べもの事情を伝えてくれる、森枝卓士さんのような人かな。

あるいは、香港や中国の人、モノ、コトを深く深く愛し、イマジネーションかきたてる写真をたくさん発表されている、島尾伸三さんのような存在?

Sephi Bergersonさんのサイトを見ると、食関連以外にも、インドの結婚式や、インドのデコトラ(!)などもたくさん撮影しているみたいで、すんごくインドが好きなんだろうなー、という感じがする。

(よ)

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by brd | 2010-11-22 23:44 | インド | Comments(0)

新宿 : 焼き小籠包「阿杏生煎館」

新宿東口、アルタの脇から靖国通りに抜ける道を歩いていたら、道路向かって右のほうに「上海焼き小籠包」の店が。

いつできたのだろう。

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衝動的に入ってしまった。

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3個300円。

上海式焼き小籠包、けっこうブームみたい。

都内でも、いくつか専門店ができている。

生煎饅頭とか、生煎包とか、たんに生煎とも呼ばれる。

ひさびさに食べたけど、こんなだったかなぁ。

気になって、もう3個注文してしまった。

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小煎の裏側、というか、焼き面を見てください。

すんごい、こんがりしている。

もともと生煎の売り文句は…、

焼き目こんがりパリパリ、中はお肉のあんと、たっぷりのスープ。薄めの皮を気をつけて破らないと、ピューってスープが飛び出て火傷しちゃうから注意だよっ!

みたいな感じ。

つまり、

1.焼き目のこんがり感

2.たっぷりスープ

このふたつが生煎の2大特徴なのだが、1に関して、この小煎は「焼き目がこんがり」、という状態を大きく逸脱している気がするのである。

なんか、油で揚げたおせんべいの「おかき」みたいだ。

生煎は、作るときに皮をつまんだ側が焼き面になっているようだが、ここのは、焼き面の皮がかなり分厚くて、その分厚い皮の2/3くらいの厚みが「おかき」化しているのである。

上側のスープをまもる薄めの皮と、「おかき」化した焼き面の分厚い皮。

この対比が、不思議におもしろい食感を醸している。

こういうのがフツーなんだっけ? 生煎って。

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同店の、おぼろ豆腐入りスープ「豆腐花」も、わりとイケる。

話は生煎にもどる。

たとえば台湾の小籠包は、上海のオリジナル小籠包から進化した、というか、いちじるしくデフォルメされた食べ物だと、(よ)は考えている。

とにかく、限りなく皮を薄く、しかし、限りなくスープをたっぷり。

ふつう、皮を薄くして、スープをたくさん入れたら、皮が破れて食べる前にスープが漏れてしまう。

しかし、この相反する命題に挑み、大成功をおさめたのが台北の麺点師たちである。

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青島ビールを1本。

生煎の話だった。

つまり、(よ)は台湾小籠包のように、ブームに乗ってどんどん姿をデフォルメさせていった生煎を夢想する。

皮は薄く、スープはたっぷり、しかし、焼き目の皮だけは突然分厚くてさっくり「おかき」状の食感。

これ、いいと思いませんか。

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店内の品書き。

基本ジャンクフード。ここまで語る必要ない気もする生煎ではあるが、どうも気になってきた。

ほかの生煎屋にも食べに行ってきます。

(よ)

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by brd | 2010-11-22 23:22 | 東京の中国 | Comments(0)

西新宿 : ウイグル料理「シルクロード・タリム」

西新宿のウイグル料理「シルクロード・タリム」に行った。

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まず、ビールと一緒に出たつきだし。

辣油と黒酢っぽい味付け。

「ウイグル」ってどこ? という人は、ここここここなどを見てください。

都内にウイグル料理店とえいば、ここと十条と池袋にあるくらい。

十年くらい前なら、新宿の日清食品の近所に一軒あったはずだが、いつのまにか閉店してしまった。

麺や餃子など中国料理に近い部分もあるが、基本イスラム料理なので豚肉などは食べない。

肉といえば、羊が中心。

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シシ・カワプ。

シシカバブ、じゃなくて、シシ・カワプ。

中国語なら羊肉串。

新宿や池袋あたりの北方系中国料理店でも羊肉串が食べられるが、こちらは新疆ウイグル版の羊肉串というわけ。

延辺料理店の羊肉串はクミンや唐辛子などのスパイスがばっちり効いているが、こちらはもっとおだやかな味。お肉がしっとりやわらかで美味なり。

なんとなくの思い込みに過ぎないが、これまでウイグル料理といえば何を食べても小麦粉と羊の連続…というイメージだったけど、ここの料理は表情豊かで、ほんとうに美味しい。

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ピントザ・ハミセイ。

春雨とにんじんのあえもの。こちらの味付けも辣油と黒酢っぽい。

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チュチュレ。

小さなワンタンが入ったスープ。

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ウイグルのラグメンは、手延べ。

注文が入ってから延ばすってのがイイ。

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できあがったタリム・ラグメン。

汁多目の肉野菜炒めをかけて食べる。

やっぱり。麺が最高!

ほんとシコシコで腰が強くて歯ごたえ抜群。素晴らしいのどごし。はっきり言って、そこらのうどんやきしめんより美味しい。うどんとして醤油味のつゆで食べてもイイかも。

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ウイグル風炊き込みごはんのポロ。

にんじんなどが入ったピラフに、レーズン、羊肉が乗っている。ヨーグルトがついてくるので、まぶして食べる。

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デザートは、デコレーションされたアイスクリームに、なつめ、サッチマー(中国のお菓子)など。

どういう流れか、お店で飲んでいた熱きウイグル青年と天下国家を語り合っていたら、杯は重なり…、

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ウイグルのお菓子をおつまみに、もう一杯!

(よ)

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by brd | 2010-11-21 23:45 | 東京のウイグル | Comments(0)


旅の食卓と食卓の旅。ferment booksより『味の形 迫川尚子インタビュー』発売中。姉妹ブログ【ワダ翻訳工房】もどーぞ。ツイッターは @oishiisekai @fermentbooks


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