カテゴリ:東京のフランス( 6 )

年末に渋谷でコンサートを観たあと「ビストロロジウラ」で食事した。

渋谷、ビストロロジウラの合鴨ロースト。

e0152073_552048.jpg

パースニップのピュレと、小タマネギが添えてある。

年末に古い仲間たちと矢野顕子のコンサートをNHKホールで観た。

メンバーはベースが細野晴臣、ギターが鈴木茂、ドラムスが林立夫。YMOやはっぴいえんどを聴きながら物心ついた我々にとっては、なかなか特別な演奏なのだ。

ふだん人と食事に行くときは、何かを食べることが明確な目的になっていたり、そうでなければ完全に行き当たりばったりとかで、場を盛り上げるためのエスコート的なことってあんまりしないんだけど、この日は音楽でいい気分になっている一団をスムーズに美味い店に連れていくことを考えていた。

渋谷って、いろいろチョイスがあるのに、いつも迷う。

松濤、富ヶ谷、神泉方面も考えたけど、もっともっとNHKホールに近くてさくっと辿り着ける場所ってことで、この店に行きついた。

聴いてきた音楽からすると、かなり若い感じの料理で、コンサートと食事の文化的ジェネレーションが相当ミスマッチなんだけど(笑)、それはヨシしとしよう。

e0152073_5515576.jpg

ささみ、ラディッキオのサラダ。

ザクロが散らしてあるのが、見た目にも、味的にも、かなりポイントになっている。

e0152073_5515155.jpg

サーモンのミキュイに青りんご。

エジブルフラワーも添えてあって皿のルックスがかわいらしい。

e0152073_5514941.jpg

白子ベニエに菊芋のピュレ。

カリカリのチップスも菊芋かなあ。

軽くローストしてあるようなココナッツファインがかかっていて、味の組み合わせがとても面白い。

e0152073_5514731.jpg

メインは山百合豚に焼き茄子。

グレーのピュレの上に載っているのは紫蘇だろうか。肉の上にも別のハーブが添えてあって、なんとはなしに華やかさが出ている。

もう一品の肉料理が冒頭の鴨。

まだワインが残っているので、もう少し食べたい。

e0152073_5514491.jpg

フレンチフライを頼んでみた。

ミモレットがたくさん削ってあって、クミンの香りも。

ポテトに、ミモレットに、クミン。なんていうこともない組み合わせだけど、これがけっこう良い。かつ、ちょっとオシャレっぽくて気がきいている。

そして、デザート。

e0152073_551389.jpg

生姜味のブリュレ。

e0152073_5514082.jpg

タイムの香りのするモワルーフロマージュにピスタチオのアイス。

e0152073_5513647.jpg

栗、メープル、洋ナシ。と題された一品。

e0152073_5513337.jpg

ジャージー牛乳のアイスクリーム。

場所は、東急ハンズあたりから徒歩1分くらい。有名な焼肉の「ゆうじ」がある通りから、すこし奥まった一角にある。

フレンチがベースで、たしかにビストロ料理なんだけれど、「ビストロ」という言葉から一般的に連想されるオールドスクールなセンスではない、とても若くて新しい感覚の料理で楽しめた。

繊細で、気がきいていて、センスもよくて、使える感じ。なんか最近の飲食店ってレベルが高いよねーとか口にしてしまいたくなる。

渋谷ど真ん中の繁華なエリアで、こういう料理で、店名が「ビストロロジウラ」。

何かが少しずつずれているような感じも、またいいのかもしれない。

<2014年12月>

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2015-02-20 10:00 | 東京のフランス | Comments(0)

神楽坂のフランス料理店、ル・マンジュ・トゥーに行ってきた。

神楽坂のフランス料理店、ル・マンジュ・トゥーに行ってきた。

ダニエル・デュモンのシャンパーニュと、ピンカス・ミューラーのオーガニックビールでスタート。

e0152073_941867.jpg

ひとくち。口内の小爆発。まず舌にスプーンのキンとした冷たさ、次に黒いパリパリがパリンッと崩壊してイカスミの香り。追ってスルメイカと根セロリのタルタル、柚子胡椒のクリームがまじり、ねっとりイカの旨味。柚子胡椒のスパイシーな爆風がスーッとひいた後、イカの後味がほんわり残り、あっけにとられている間にすべてが消えていく。

e0152073_941550.jpg

皿が来た瞬間からブワ~っと鼻孔をくすぐる華やかなトリュフの香りと、ほっくりむちっりして素直な函館の平目が対照的。若いクレソンは柔らかくしなやかで爽やか。緑のピュレもクレソン。三様のキャラクターが揃って、皿の上にちょっとした世界が生まれてる。

フランス料理の構築的な美味しさの世界を初めて知ったのは、たぶんル・マンジュ・トゥーでだったと思う。

実に数年ぶりで、ずっと再訪したいと思っていた。ミシュランの星がついて、きっと混んでいるだろうなあと思っているうちに震災。それから何度かチャンスはあったのに、なぜか訪問に至らず気がついたらもう2015年。

フランス料理をおぼえたてのころ出会ったお店だから、とても思い入れがある。

見田盛夫さんの『エピキュリアン』を片手に都内のお店を探訪しはじめた時期は、ル・マンジュ・トゥーはじめ、四谷の北島亭、青山のラ・ブランシュ、三田のコート・ドールなど、ちょっと硬派っぽいフランス料理店が気に入った。あとキノシタとかも。

ビストロブームっぽい時期でもあって、馬場のラミティエがオープン。その近所のラ・ディネットや、御苑のメトロ、四谷三丁目のパザパとかも、よく行った。

なかでもル・マンジュ・トゥーの谷さんの料理には、サムシングを感じていた。著書のレシピ本を買ってみたりもした。

e0152073_941024.jpg

谷シェフのスペシャリテ、蝦夷鹿のコンソメ。

一口目はコンソメ、次にフォークに刺さった生ハムを召し上がってください。そのあとはご自由に、とのサジェスト。蝦夷鹿が液体に濃縮された、肉を食べているようなスープ。蝦夷鹿の肉を食うというフィクション。そのフィクションを、さらに料理に置きなおしたメタ料理、なんてファンタジーが頭を巡る。

谷昇シェフの料理は言葉を誘う。この文を書こうと思って、ディナー印象をメモっていたら、なんだか料理の構造のようなものが見えてくるような気がして筆が進む。と同時に、口内に唾液があふれてきて、また食べているような感覚になってくる。言葉と味覚の快楽は、個人的に最近のテーマだ。

e0152073_94525.jpg

鴨のソーセージに濃厚な血のソース。下に敷いてあるプレコーチェの苦みで我に返る。料理に合わせてジゴンダス。

一昨年だったか、辻静雄氏の著作の復刻に関連したイベントが代官山蔦屋で行われ、谷さんと君島佐和子さんの対談があったので、聞きに行った。

鱈ってみんな冬の魚だと思っているけど夏の方が水が出なくて美味しいんです。鱈という字は魚へんに雪だけど、なんか間違ってないかな? なんて谷節も刺激的だった。谷さんの料理に関する言葉はロジカルで、すべてに必ず裏付けがある。知識もすごい。わからないことがあると、谷さんに聞きに行っていた、と君島さん。

谷さんと君島さんといえば、『料理通信』の企画で開催された谷シェフと浅野正巳シェフのコラボレーションディナーに参加した思い出が蘇る。

もう記憶が定かじゃないけど、グレープフルーツのジュレがかかった鯛の白子のフランに日本酒を合わせる、そんな過激な料理の連続で興奮した。今回その話を谷さんにしたら、ずいぶん前ですね!あのときは浅野君に振り回されました、なんておっしゃっていた。

e0152073_94076.jpg

函館の帆立。シェフ手製の塩辛と鮎魚醤を使った塩気の強調されたソースが焼き目の香ばしいところとからむと、なんだか魚を食べているみたい。海。塩分。発酵。なんて思いながら、つけあわせを食べる。黒くてパリパリ。海苔?いや黒キャベツだった。黒く見えるのがオーブンで乾燥させたパリパリ、緑色がソテーしたしっとり。ふたつの触感。

e0152073_935786.jpg

スコットランドのペルドロー。ほとんど生に近いようなレアなささみと、香ばしく火の入った胸肉と、骨からむしゃぶるもも肉を順に食べていると、山鶉の肉を立体的に味わっているような気になってくる。たくさん乗せられたトランペット茸が、いかにもキノコらしいというか、森のような感じ。手前はクリーミーなラット種じゃがいものピュレ。白いソースを、この写真のあとさらにテーブルで足してくれ存分に味わう。

ジビエという言葉をおぼえたてくらいのとき、予約の電話で「ジビエは食べられますか」と言ったら、ペルドロー、そして猪、メインの肉料理が二種類も相当なボリュームで出た。何気なく口にした希望を最大限に汲み取ってくれたディナーは印象に残っている。

e0152073_935440.jpg

ビーツのスープの赤と苺の赤が鮮やか。

e0152073_935299.jpg

リンゴのパイ包み焼きがあつあつ、バニラのアイスが冷たい。リンゴのほんのりした甘味、ロックフォールのソースの塩気。

e0152073_934812.jpg

前よりサービスがにぎやかで明るい感じになったと思う。久しぶりなんですと伝えると、厨房に招いてくれ、谷さんと記念撮影。スタッフみんなが集まってきてくれる。春になると子羊が美味しいそうだ。

また、そのころに!

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2015-01-16 09:27 | 東京のフランス | Comments(3)

西荻窪 : ロック的、あるいはカウンターカルチャー的フランス料理とワインを 「organ」

いま、メディアにひっぱりだこの紺野真さんのお店、西荻窪の「organ」を初訪問。

e0152073_07376.jpg

人気なのは当たり前。ほんと、そういう感じ。

陳腐な言い回しだけど、旬なお店、ってこういうことだ。

店内は活気に満ちていて、お客もみんな楽しそうで、スタッフ志気抜群で、つまり、いわゆる<美味しい店オーラ>に満ちている。で、料理は実際に美味しく、しかも個性もあって、みんなが興味を持っている自然派ワインの品揃えと知識がバツグンで、かかっている音楽のセンスがよく、おいてある本のセンスがよく、店の外観も、内装もカッコイイ。

なのに、お洒落すぎず、キマりすぎてない。

おいてある本に関して言えば、ファイドンから出ているローズべーカリーの2冊がディスプレイしてあったり、最近アート好きのあいだで話題になっていたフランシス・ベーコン展の図録などさりげなく押さえてあるかと思えば、目の前にある文庫は、読み古したような石田衣良とか、新宿鮫、リングだったり(笑)。

つまり、適度にユルい。

居心地がよい。

値段も手ごろ。

どう考えても、流行るに決まっているのである。

e0152073_073577.jpg

スタッフおすすめの白ワインとシードル。

イタリア・ヴェネト州、メンティの白ワイン。自然派ワインにはよくあるらしいけれど、微発泡している。酸に個性があるような感じがする。

そして、ノンルマンディーのフォール・マネルによる、なんと自然派のシードル“ARGILE”。オレンジ色に見えるほうのグラスがシードル。濃厚で、旨みがあるというか、味がしっかりしている感覚。

ちょっと話は飛ぶけれど、同級生の誘いで先日あるワイン会に参加した。日本ワイン会の重鎮であられる山本博先生が御出でになるような会で、場所は上野精養軒。それなりに楽しかったが、どちらかといえば、かなり保守的な感じの集まりだった。

そして、なぜか偶然そのとき持っていた本が紺野さんとアヒルストアの齊藤輝彦さんの共著『ウグイス アヒルのビオトーク~ヴァン・ナチュールを求めて~』だった(ウグイスは紺野さんの、もう一軒のお店の屋号)。帰りの山手線で読み始めたところ、次のような言葉に目がとまった。

自然派ワインはロックだ!

ヴァン・ナチュールのもつ、カウンターカルチャー的思想・・・


そうか。

ワインというのはヨーロッパにおいて、ある意味、かなり保守的な文化背景を持つわけだけれど、そういうフィールドには、必ずカウンターというものが生まれる。

つまり、まさに自然派ワインはワイン界のロックであり、カウンターカルチャーなのだ。

エチケットもクセのあるデザインが多いし。

ビオディナミって、シュタイナー農法なんだよね。

サブカルだ。

対抗文化だ。

オレは、ぜったいこっち派。

なーんて真に受けまくり、今後はヴァン・ナチュール派を自称することに決め、お店を初訪問、となったワケです。

e0152073_073345.jpg

いろんな野菜にクスクスをまとわせたサラダ。

この日は入店したのが22時ちかくでけっこう遅く、切れてしまった野菜が多いとのことだった。これでもいつもより種類が少ないんだそうだ。

カレーのようなスパイスの風味が、うっすら後ろのほうで漂っていて、野菜をあれこれ食べるのが楽しい。

e0152073_073293.jpg

仄かに柚子の風味がする鶏レバーのパテ。

たしかにレバーのパテだが、どっちかというとチョコのペーストを舐めているような嬉しさがこみ上げてくる。不思議。

e0152073_072993.jpg

『ウグイス アヒルのビオトーク』にも載っているという、アルザスの自然派リースリング。

e0152073_072750.jpg

鯛のポワレ。

下に茄子のキャビアと焦がしキャベツが敷いてある。上にはアンティボワーズ。横に添えてある白いクリームはとてもなめらかなカリフラワーのピュレ。

皿上の要素も多く、けっこうボリューミーに見えるのに、食べてみると味がすごく整理されていて、すっきりしてる。鯛はふんわりジューシーに優しく焼けていて、付けあわせも全部キャラが立っていて、なのに全体として混乱したところがない。

e0152073_072631.jpg

赤ワインを頼んでいろいろスタッフに説明をうけたけれど、この頃かなり気分的にハイになってきていて、なんの件だったか連れと相当話しこんでいたため、残念ながら内容を忘れてしまった。うえのエチケットの写真を見て検索すれば絶対に思い出すので、これから復習します。

写真手前の2本をグラスでサーブしてもらった。うしろにある黒いエチケットのボトルは、手前のどっちかのワインを説明するための材料として、熱心なスタッフがわざわざテーブルまで持って来てくれた空瓶。

そのスタッフに「じつは紺野さんのファンで、御著書を持って来ているんですが…」と話したら、厨房の奥で料理と格闘していた御本人がわざわざテーブルまで来てくれたのだった。

e0152073_072390.jpg

かつて紺野さんはLAでロックスターを夢見ていた。共著者であるアヒルストアの齊藤さんも昔バンドをやっていて渋谷系だったと、著書に書いてある。(よ)も、いわゆるバンド挫折組でシンパシー。なーんて流れで音楽の話になり、聞けば紺野さんのルーツはハードロックで、オジー・オズボーンがフェイバリットなんだとか。

あるとき、お店の優しいスタッフたちから紺野さんへサプライズなプレゼントがあったそうな。それは、オジーの来日公演のチケット。お店をやっていると、なかなかライブというものが自由に観られないそうだが、今回ばかりはスタッフからの心づくし。当日は安心してお店をお休みし、コンサートを楽しんできたのだという。いい話だ。

とは言え、紺野さんの音楽の趣味がロックだけにとどまらないのは、お店に来ればわかる。きっとジャズやラテンや、いろんな音楽が好きなんだろうな。

ちなみにこのおしゃべりのバックには、細野晴臣さんのいっこまえのソロアルバム『HoSoNoVa』が渋ーい感じで流れていて、自分はハードロックやヘヴィメタルも聴いてきたけれど本当はYMO育ちなんですよ、なんて思わずカミングアウトしてしまった。それにしても(よ)が大好きなこのアルバムが、どういうわけかジャストなタイミングでかかっている、この偶然。いや、もしかしてYMOの話をしたから、気をきかせてかけてくれたんだったか。そのあたり曖昧。ま、どっちにしても気分がいい。

『ウグイス アヒルのビオトーク』には紺野さんと齊藤さんが2人でギターを演奏している写真まで掲載されていて、ウグイスとアヒルだから「The Birds」(The Byrdsのもじり)だ!なんていう音楽好きならニヤリとするやりとりもあったのだけど、紺野さんがあの写真で演奏しているギターは、たぶんオベーションかな? と聞くと、そうそう、でもオベーションって実はあんまり好きじゃないんですよ、だって。

たしかにオベーションというギターは優等生のイメージで、天然で天才肌っぽく、かつ雑食性のように見受けられる紺野さんには似合わない気がする。

そうそう、上の写真。紺野さんのサインの形、フライングV型なのだ^^

なんてやっていたら、さすがにスタッフから声がかかる。

やっば。大忙しの紺野さんをあまりテーブルに引き留めてはいけない。

e0152073_071940.jpg

岩井愛情豚の香草ロースト。

ゆっくり火を入れてあるようで、なんだかロゼ色のお肉の弾力がすごい。フォークとナイフで触っているだけで気持ちいいくらい。なまめかしくしっとりしているけれど、全然水っぽくない。

手前はクミンの香るキャロットラペ。下にはジャガイモのグラタン。

そして、写真ではお肉で隠れてしまっているけれど、皿の向こう端にはクスクスなんかに添える唐辛子ペーストのアリッサが添えられている。もちろん自家製。味も歯ざわりもやわらかく優しいお肉に、ちょっとエスニック風味が気のきいたアクセント。

自分もクスクスを作るとき、たまにオリーブ油とクミンとにんにくと粉唐辛子でアリッサもどきをでっちあげるが、こんなに美味しくない。このアリッサはすごく甘みがある。どうやって作るのか、またまた紺野さんに訊いてみた。

曰く、タマネギとか赤ピーマンとかが入るみたい。それで甘味が出ているわけだ。

e0152073_07645.jpg

パイナップルのソテー、ココナッツアイスとリ・オレ添え。

リ・オレとパイナップルの組み合わせに惹かれたけれど、紺野さん曰く、けっこうある組み合わせだそうだ。パイナップルとココナッツミルクといえばピニャ・コラーダですよ、と紺野さん。根がアジアンな(よ)は、お米とココナッツミルクとフルーツ、という組み合わせでカオニャオ・マムワンやカオニャオ・トゥリアンを連想したり。

そんな話の流れで、紺野さん、今度はいろんな食材の話をしてくれる。最近、自宅でシトロンコンフィ(レモンの塩漬け)を作ってみたりしているが、それを言うと紺野さん、すこし砂糖を入れて甘くしてみてください、絶対美味しいんで、と教えてくれた。ぜひ、やってみよう。

おっと、まだまだキッチンでの仕事を残した紺野さんをあまり引き留めてはいけない。

さて、表4(ウグイスサイド)に紺野さんのサインをいただいた著書、こうなったら表1(アヒルサイド)にも齊藤さんのサインをいただかなければならないのだった。

楽しみだな~。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2013-07-03 00:57 | 東京のフランス | Comments(2)

品川 : 夏のロゼワイン飲みくらべ 『オー・バカナル 高輪店』

品川にいる。

原美術館に向かう前に、ランチしたい。

オー・バカナルに寄ってみた。

e0152073_5481811.jpg


夏のロゼワイン特集、開催中。

e0152073_5483928.jpg


ロゼ・デギュスタシオン。

e0152073_5492791.jpg


つまり、ロゼの飲みくらべセット。

右から左に、

リステル・ピンクフラミンゴ・グリ・ド・グリ

ウィスパリング・エンジェル

リステル・フラン・ド・ピエ・グリ・ド・グリ

e0152073_558928.jpg


テーブルに、ピンクのグラスがずらずらと並ぶことに。

昼間からなかなか壮観。

これ、結構、値段的にもお得なんじゃないだろうか?

普段ほとんどロゼって飲まないので、赤ワインとも白ワインともつかない微妙な感覚、とシロートな思いを実は抱いてたりするが、飲んでみると意外に良かった。

とても夏らしい。

個人的には、真ん中のウィスパリングエンジェルが好み。

やさしいふくらみのあるフルーティな香りが広がる。

e0152073_691944.jpg


サラダ・二ソワーズ。

e0152073_6102248.jpg


サーモンとクリームチーズのソース。

e0152073_6111545.jpg


たっぷりメレンゲがのったレモンタルト。

e0152073_6114746.jpg


松の実のタルト。

e0152073_612321.jpg


テラスに、ゲンズブールの伝記映画のポスターが貼ってある。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ 人気ブログランキングへ
[PR]
by brd | 2011-07-31 06:29 | 東京のフランス | Comments(0)

有楽町 : ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル 2010 Marché de Noël de Strasbourg 2010

有楽町の東京国際フォーラムで開催されている、「ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル Marché de Noël de Strasbourg」に行ってきた。

e0152073_2202079.jpg


フランス・アルザスの都市ストラスブールで行われているクリスマス・マーケット「マルシェ・ド・ノエル」を東京で再現する、恒例になりつつある催し。

食品、雑貨、フードコートのブースや、音楽やショーを行うステージが、すっかり冬の装いとなった大勢の人々で盛況。クリスマス、そして年の瀬を感じさせてくれるステキな空間だった。

フランス料理店「ル・プレヴェール Le Pré Verre」のブースで、お昼ご飯を。

e0152073_221288.jpg


手前のカップが赤のヴァン・ショー(ホット・ワイン)。右手前のお皿が、ブーダン・ノワールとリンゴのパイ包焼き。左手前のお皿がアルザス名物シュークルート(そのままの状態のもの)、左奥のお皿がじゃがいもやソーセージ類と煮込んだシュークルート、その右がデザートのフォンダン・ショコラ。さらにその右のカップがたまねぎのスープ。向こう側にあるカップが白のヴァン・ショー。

なかでも初めて食べたのが、ブーダンノワールとリンゴのパイ包焼き。

ナイフを入れると、

e0152073_2215263.jpg


こうなってる。

芯を抜いた部分にブーダンを詰めたリンゴを、いっこ丸ごとパイ包にして焼き上げてある。

ブーダン・ノワールは甘いフルーツのコンポートなんかと相性がいいけれど、これはフルーツとブーダンがパイで包まれて一体化した素晴らしい一品。美味しかったな~。

他のブースも、いくつかまわってみる。

e0152073_2223698.jpg


アルザスのジャムおばさん、もとい(笑)ジャムの妖精、「クリスティーヌ・フェルベールChristine Ferber」のコンフィチュール。

e0152073_2225270.jpg


ブルターニュ発祥のブーランジェリー「ル・ビアン」のトラディショナル・バゲット。

e0152073_223443.jpg


「マスネ MASSENEZ」のフルーツ・ブランデー。

お土産に、野ばらの実のオード・ヴィー(ブランデー)を買ってみたが、かわいらしいフルーティな香りでなかなかだった。

本イベント、クリスマスの25日まで開催中。ぜひ!

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ
[PR]
by brd | 2010-12-20 02:27 | 東京のフランス | Comments(0)

渋谷 : クレープリー ティ・ロランド CREPERIE Ti ROLANDE

渋谷のブルターニュ風ガレット&クレープのお店、「クレープリー ティ・ロランド CREPERIE Ti ROLANDE」が好きだ。

今年オープンしたばかりで、たまたま店前を通りかかって、なんとなく気になって入店。

以来、ファンに。

e0152073_248426.jpg


ここでは、めずらしい梨のシードルが飲める。

ふつうのリンゴのシードルより、あっさり爽やかな飲み口。

上の写真、右が梨のシードル。左がリンゴのシードル。

ところで。

渋谷の、東急Bunkamuraから松涛にいたる、このあたりには何故かイイお店が多い気がする。

東急入り口前のブーランジェリー「VIRON」からスタートして、「Galettoria」、ポルトガル料理の「Manuel」、フレンチの「bacar」、ワインバー&フレンチの「LABO」などなど。

そして、「Ti ROLANDE」。

またまた、イイお店が増えてしまった。

e0152073_248722.jpg


前菜のメニューから、野菜のサラダ。

ちょっと面白いなーと思ってしまうのは、「Ti ROLANDE」さんの立地が、おなじくガレット店として結構人気のある「Galettoria」から、もうほとんど100メートルも離れていない場所であること。

なんだか、いろいろ想像してしまう。

e0152073_248913.jpg


ブルターニュ風パテ。

お肉が粗びき。さらに、レバー類が入っていないとのことで、ナイフを入れるとポロポロ崩れる感じだけれど、余計な油脂やレバーの旨みを足してない感じが、いさぎよくも滋味ぶかい。

e0152073_2481213.jpg


オニオン・グラタン・スープ。

見た目リッチな感じだが、口に運ぶと意外とあっさりしており、塩も弱め。

HPによれば、“1970年代にミシュランの星を獲得した日本人シェフの幻のレシピを再現したもの”だそうで、こういう話を知ると、このお店のマニアックさというか、お店や料理に対する思い入れみたいなものが、伝わってくる気がする。

e0152073_2481453.gif


お店のロゴマーク。

たまたまこの夜は、知り合いのグラフィック・デザイナーさんと一緒のディナーだったのだが、彼が素晴らしいポイントに気付いた。

この「Ti ROLANDE」のロゴ、Celtic Garamond セルティック・ギャラモンという書体だそうだ。

「T」のたて棒が、横棒の上につきぬけていたりする、特徴的な書体。

「セルティック」とは、つまり「ケルト」のことであり、フランスのブルターニュという場所は、もともとケルトの地なのだった。

そういえば、音楽も、そういう感じのものが流れている。

ロゴマークの「O」のなかに描かれているのは、三脚巴といって、ケルトのシンボルマークだそうだ。

十字架のような、矢印のような文様は、うさぎを表すシンボルだそうで、パテについてきたパリパリのクロッカンの形も一緒。

このパリパリも、そば粉のいい香りがしていた。

e0152073_248214.jpg


ベーコンと卵と赤ワイン煮タマネギのガレット。

ベーコンも美味しかったが、やっぱり、特筆すべきは、ガレットの生地が美味しいこと。

HPを見れば書いてあることだが、パリのそば粉の専門家、ロランド夫人がディレクションしたそば粉が使われているそうだ。

いまは、日本産のそば粉を二種類ブレンドしてあるそうだが、そば粉のコンディションは年と季節で一定ではなく、品質がかわれば産地やブレンドも変わるのだという。

そんなそば粉と、水と、塩だけの生地を、両面焼く。

e0152073_2482482.jpg


帆立貝のソテーと柑橘バターのガレット。

創作系オリジナルガレット。

e0152073_2482646.jpg


鰯のソテーとトマトのピュレのガレット。

これも創作系。

生地の間にホウレン草のピュレが忍ばせてあって、全体に生地がちょっとしっとりしており、また別の感覚が味わえる。

e0152073_2481889.jpg


デザートのクレープにうつるまえ、ちょっとキッチンをのぞかせてもらった。

四台の鉄板で焼く。

クレープは、ガレットと違って焼くのは片面だけ。そば粉のカレットには卵などは入れないが、クレープ生地には入れるそうだ。

e0152073_2482970.jpg


リンゴのクレープ。カルヴァドスでフランベ。

e0152073_2483160.jpg


リンゴのクレープにつけあわせたオプションのクレーム・シャンティ。

たんに泡立てるのでなく、特殊なボンベで空気を混ぜ込んであるそうで、ふわふわの食感。

e0152073_2483487.jpg


その名もLa vie en rose。

ばら色の人生、という名のクレープ。

バラの香りがついた生地を冷やしてあって、中にはクリームとソルベ。まわりに飾ってあるのはラズベリーと、シャンパンのゼリー。

前菜も、ガレットもクレープも美味しいし、料理に対するデリケートなこだわりや、お店そのものの魅力もさることながら、日本人の店主の方の気さくなもてなしが本当にステキで、彼のファンがけっこういるんじゃないかなぁ、と思ったりしている。

(よ)

にほんブログ村 グルメブログ 海外食べ歩きへ ブロぐるめ! 食べ歩きポータル
[PR]
by brd | 2010-11-07 04:49 | 東京のフランス | Comments(0)


旅の食卓と食卓の旅。ferment booksより『味の形 迫川尚子インタビュー』発売中。姉妹ブログ【ワダ翻訳工房】もどーぞ。ツイッターは @oishiisekai @fermentbooks


by brd

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ

全体
インド
フランス
マレーシア
タイ
ミャンマー
中国
香港
ベトナム
韓国
東京のインド
東京のイタリア
東京の中国
東京のミャンマー
東京の韓国
東京のウイグル
東京のフランス
東京のタイ
東京のベトナム
東京のマレーシア
東京のネパール
東京のドイツ
東京のスペイン
東京のイスラエル
東京のニュージーランド
神奈川の中国
神奈川のタイ
神奈川のイタリア
富山のパキスタン
東京
神奈川
愛知
京都
石川
富山
茨城
本や映画
おうちで世界旅行(レシピ)
弁当
シンガポール
デンマーク
秋田
アメリカ
台湾
神奈川のベトナム
フィンランド
未分類

ブログパーツ

本棚

『食は東南アジアにあり』
『食は東南アジアにあり』
星野龍夫
森枝卓士


『食べもの記』
『食べもの記』
森枝卓士


『アジア菜食紀行』
『アジア菜食紀行』
森枝卓士


『考える胃袋』
『考える胃袋』
石毛直道
森枝卓士


『ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行』
『ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行』
渡辺玲


『食は広州に在り』
『食は広州に在り』
邱永漢


『檀流クッキング』
『檀流クッキング』
檀一雄


『中国料理の迷宮』
『中国料理の迷宮』
勝見洋一


『中国庶民生活図引 食』
『中国庶民生活図引 食』
島尾伸三
潮田登久子


『食卓は学校である』
『食卓は学校である』
玉村豊男


『地球怪食紀行―「鋼の胃袋」世界を飛ぶ』
『地球怪食紀行―「鋼の胃袋」世界を飛ぶ』
小泉 武夫


『世界屠畜紀行』
『世界屠畜紀行』
内澤旬子


『ソバ屋で憩う』
『ソバ屋で憩う』
杉浦日向子と ソ連


『有元葉子の料理の基本』
『有元葉子の料理の基本』
有元葉子


『ル・マンジュ・トゥー 素描(デッサン)するフランス料理』
『ル・マンジュ・トゥー 素描(デッサン)するフランス料理』
谷昇



『料理通信』


『Arche+』
アーチプラス
在タイ女性のための
日本語フリーペーパー



        ☆


料理通信
アンバサダーブログ
「ニッポン列島食だより」

に寄稿しています。

☆2013/03
江古田「HEM」のイベント
ベトナムおやつ屋台村


☆2012/05
カレー&スパイス伝道師
渡辺玲さんのプライベート・ディナー


☆2012/01
渋谷にあるブルターニュ
「クレープリー・ティ・ロランド」


☆2011/10
シャン料理「トーフー」は
高田馬場の新名物?


☆2011/08
信州食材meetsタイ料理!
「ヤム! ヤム! ソウルスープキッチン」


☆2011/07
震災後の「ソバ屋で憩う」
高田馬場「傘亭」

以前の記事

2016年 12月
2016年 10月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2009年 10月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月

検索

最新のコメント

食べ物も器もすべて異次元..
by arak_okano at 08:12
残暑お見舞い申し上げます..
by arak_okano at 15:47
商業化されたブランド的レ..
by brd at 07:50
ちなみに狸田、商業的に「..
by tanukidaponta at 23:06
>さて、ビールの、酒の、..
by tanukidaponta at 23:01
こんにちは。 とい..
by brd at 23:20
自由か自由じゃないかとい..
by tanukidaponta at 21:26
おはようございます、アラ..
by arak_okano at 06:20
アラック、こんなに高級で..
by arak_okano at 21:11
料理もビールも高級高級品..
by arak_okano at 21:32

最新のトラックバック

venusgood.com
from venusgood.com
http://venus..
from http://venusgo..
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://while..
from http://whileli..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
冬至に南瓜
from 異邦人の食卓
ドリアン
from ポンポコ研究所
久々わんこ&深谷ねぎ(2)
from ソーニャの食べればご機嫌
Saravana Bha..
from ポンポコ研究所

タグ

記事ランキング

ブログジャンル

食べ歩き
旅行・お出かけ

画像一覧