カテゴリ:ベトナム( 16 )

サイゴン : 朝のバインミー、夜のバインミー

サイゴン、朝のバインミー食べくらべ。

一軒目。

ガイドブックを見てたどり着いたバインミー店「ハノイ」。

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が、シャッターが閉まってる・・・。閉店?

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いや、シャッターの前で「バインミーハノイ」って書いてある屋台が営業中だった。

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作っている手元を撮らせてもらった。レバーパテをいっぱい塗っている感じ。

できたバインミーは、記事のちほどにまとめて紹介します。



二軒目。

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屋台のかげで、おばちゃんがふたりおしゃべりしててヒマそうだった。

とりあえず一個注文。また作っているところを撮らせてもらおうと思ったが、嫌そうにするのでやめておいた。



三軒目。

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一軒目と二軒目とは違うタイプの屋台で、ショーケースがなく地べたに座って(と思ったら、例のベトナム特有の低くて小さなおもちゃみたいなプラスチックの椅子に座ってた)具の入った皿を並べている。

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何をはさむか訊かれたので、シウマイ(肉団子のトマトソース煮)を指差してみた。

マイマイの足立さんに、ベンタイン市場にもシウマイバインミーの店があると聞き、探したのが何故か辿りつけなかった。ベンタイン市場は観光客相手のしつこい感じの客引きがあるので、市場内を歩いてると疲れちゃってどうも根が続かない。



宿に帰ってゲットした朝のバインミー三種を並べてみた。

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右から、一軒目、二軒目、三軒目。

一&二軒目にように紙で巻いて輪ゴムかけるパターンが多い気がするけれど、三軒目の地べた屋台のようにビニールに入れてくれるパターンもある。

中身がどんな感じかというと、

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一軒目。やっぱりレバパテの主張が強い。ハムの印象も強い。

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二軒目。なますが波型カット。ソーセージとチリソースが目立つちょっとチープな味わい。

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三軒目。肝心なシウマイが見えないけれど、きゅうりとなますの向こうに隠れてる。シウマイのトマトソースをもっとサービスしてくれればさらに美味いのにとも思ったが、汁っぽくしすぎるのもパンがふやけてよくないかも。

ところで、具を丁寧にはさんであるバインミーをむりやり開いて中を撮影することに、なぜか若干の抵抗を感じる。



さて、次は夜中のバインミー。

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シェラトンの並びのモスクの前あたりに出ていた屋台は男性が引いていて(朝の屋台は三軒とも女性だった)、炭火のロースターまでセットされた、なかなか風情のある一軒。

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まず、バゲットを炭火で炙る。

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中にはさむ卵は、別にセットされたガス台で調理する。

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具をはさんで調味料をかける。

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そして仕上げに、さらにもう一度炭火で炙る。

宿に持ち帰った。

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よくわからない表組が印刷された書類っぽい紙で包んでくれた。再利用なんだろうけど、そこはかとない風情を感じる。

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やっぱり調理したてのホカホカは別の美味しさがある。

卵もたっぷり入っていて、ひき肉だんご(これも「シウマイ」と呼んでいいのだろうか)にもあらためて火が通してあって、ちょっとリッチな味わい。

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近くのコーヒー屋台で買ったカフェ・スア・ダーと一緒に、深夜のバインミータイムを楽しむ。

かじると、シャクっとつぶれるバケットの軽さがよい。炭火で炙ってあるので表面がカリッとしていて、なかなか美味。


【おまけ】

焼きライスペーパー。

伊藤忍さんに「サイゴンのマニアックなストリートフードを教えてください」とお願いしたら名前が挙がった、わりと最近登場したというベトナムのスナック。

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「Bánh Tráng Nướng(バインチャンヌン、焼きライスペーパー)」と紙に書いて、中央郵便局のあたりで夕涼みの人たちに見せていたら「あそこにいるよ」と教えてくれた。

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炭火の上でライスペーパーにひき肉や干しエビ、ねぎ、ウズラの卵、チリソースなどを乗せてパリパリに焼き、二つ折りにして、そのあたりから持ってきたようなチラシで挟んで手渡してくれる。

確かによく考えたら、ライスペーパーを「焼く」という調理法は、今までなかったのかもしれない。

こちらに伊藤忍さんの詳しい解説があります。

ダラットが本場のようで、上の写真のように二つ折りにするのはサイゴンスタイルだそう。たしかに、Bánh Tráng Nướngで画像検索すると、二つ折りにしていない焼きライスペーパーの画像がたくさん出てくる。

<2014年5月>

(よ)

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by brd | 2015-01-26 01:15 | ベトナム | Comments(6)

サイゴン : 定番コムビンザン店 「MINH DUC ミンドゥック」と「DONG NHAN ドンニャン」

10年数年ぶりにサイゴンへ行くのでオススメのお店を教えてください。そうベトナム通の人にお願いしたところ、サイゴンの2大定番コムビンザン屋(陳列されたおかずを指さし注文できる大衆食堂)を教えてくれた。

一件目。

ちょっと値段は高いけど、の前置きで名前が挙がったのが、南部風のおかずがそろっているという「MINH DUC ミンドゥック」。

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なんだか屋号も堂々たるどーんとした立派な店構えは、空腹の期待感を高める。

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ガラスケースのなかのバットに入った数々のおかず。

こ、これは目移りしまくりだ。

とりあえず取材のつもりで選ぶのを放棄。全種類ふむふむと眺めてみたりする。

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こちらはスープ類が並んでいるところ。

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正午ちょっと前。これからぞろぞろ客が集まるのを待ち構えているような雰囲気の店内。

さて、自分もいくつかおかずを選んでみることにする。

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肉団子のトマトソース煮、「シウマイ」。甘い味つけ。

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雷魚かなにか? 白身の魚を甘辛く煮つけたもの。

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豚とタケノコの煮もの。これもけっこう甘めの味つけ。

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焼き茄子のねぎ油かけ。

茄子と油の相性の良さを、かなりハイレベルに引き出した一品だと思う。

この料理に、店の女の子が「あなたはこれでしょ?」みたいな感じで、

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このボトルを持ってきた。

Phu Siって何だ? 富士か。日本風の醤油だった。

その少し後に別の女の子がやってきて「これ違うから」みたいな感じでヌックチャムの小皿を置いてPhu Siをさっと下げていってしまった。なんだなんだ?(笑)

この料理にヌックチャムをかけて食べるとベトナム風だけど、醤油をかければそれだけで日本風になる気がする。合いそうだ、試してみたかった。

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肉詰めゴーヤーのスープ。

これ、本物は初めて食べるけれど自宅ではたまに作っていた。けっこういい線いってた気がする。ただ、日本とベトナムではゴーヤーがかなり違う。ベトナムのゴーヤーは色が薄くてイボイボの突起が日本のゴーヤーみたいに細かくない。味も日本のほど苦くないんじゃなかろうか。

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このところずっと「白いご飯とおかずを混ぜるのを禁忌する日本の食文化」についてしゃべったり書いたりしているけれど、その考えが頭を巡り出したのはベトナムでだった。

なぜなら、ベトナムでは間違いなくバッチリ白いごはんに合うおかずを、ごはんにかけて、まぶして、混ぜて食べるのが基本的なテーブルマナーだから。

スープだって、ごはんにかけてオッケーみたいだ。日本だったら「ねこまんま」って怒られる。

直観だけど、ベトナムの食文化がストレートで、日本のが倒錯している、と感じる。ま、こんな表現の仕方もヘンだけど。

やっぱり白米が貴重だったことから「銀シャリ」をおかずや汁で汚すのは行儀が悪い、と見なされるようになったのだろうか。この辺は、ちゃんと調べてみる必要がありそう。

この「ごはんおかず問題」。やっぱり丼もの、カレー、寿司、など例外の存在から逆算して考えてくと面白い気がするのだが・・・。

さて、小理屈こねるのもたいがいにして、教えてもらった店、もう一軒のコムビンザン店へ。

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「DONG NHAN ドンニャン」は北部風のコムビンザン屋だそうだ。

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うーん、やっぱりコムビンザンは、このおかずが並ぶ様子を眺めるだけでも娯楽になる気がする(笑)。これって特殊な趣味ですか?

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ショーケースもある。

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やっぱり目移りする。

通える近所の人はいいけど、またいつ来るかわからない観光客にとって、これだけの数のおかずのなかから、いくつか選ばなきゃならないってのはなんだか苦しい、悩ましい。

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結局、選んだものは揚げ春巻き。豚と卵の煮込み、魚の煮つけ、卵焼きなど。もっと食べたいけど、こんなもんだろう。

やっぱり、タイとかマレーシアとか近隣インドシナ国に比べて、見た目も味わいも、ぐっと日本のおかずに近い。魚を醤油と砂糖で煮たり、豚ばらとゆで卵とか、卵焼きも、日本の食卓に出ていても別段おかしくないんじゃないか。

とにかく、ごはんをもりもりと美味しく食べるためのおかず。そんな感じがして「ごはん好き」を自称する自分としては、かなりコムビンザンは興奮する場所なのだった。

(よ)

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by brd | 2014-08-21 00:52 | ベトナム | Comments(0)

サイゴン : タオ・ディエンのオーガニック・ショップ 100% Alimentation Générale de Qualité

ベトナムのサイゴンで、トレーサブルなオーガニック食材を扱うというショップに行ってみた。

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100% Alimentation Générale de Qualité

サイゴン中心部からは川向こうの2区。タオ・ディエン地区のタオ・ディエン通りにある。

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お洒落に陳列されていたオーガニック・スパイスや塩を買ってみた。

ブラックペッパーは有名なフーコック産と、ハノイ産なども揃っている。

※ここ「100%」で入手したシナモン、ブラックペッパー、ターメリック、塩などを、富山で行われる「富がえりのレシピ」の販売ブースでお分けしようと思っています。興味のある方は、ぜひどうぞ。ちなみに、氷見「ひみつカレー」の仲さんとタイ料理家・下関崇子さんのトークショーはまだ定員に余裕があるようなので、お近くの皆さんは物販ブースに合わせ、ぜひどうぞ。

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美しくディスプレイされたジャム。

そしてベトナム産カカオを使用したビーントゥバーのショコラティエ「マルゥ」のチョコレート。

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日本語パッケージの「カンホアの塩」なども売られていた(ピンボケしてしまいスイマセン)。

そのほか、野菜、肉、チーズ、シャルキュトリ類、スイーツなども販売中。

フランス女性の始めた店だけあって、ベトナムらしからぬお洒落さと気のきいた雰囲気。

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照明もかわいい。

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お菓子が美味しそうだったので、お店で食べていくことに。

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ババ・オ・ラムと、パリ・ブレスト。

ちゃんとしていた。美味しかった。

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エスプレッソも、しっかりフランス風。

この「100%」のある辺りは外国人の多いエリアのようで、そうした客を当て込んだ店が増えているみたい。

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こんなカフェもある。

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こちらは世界のビールを網羅したビアバー。外で見ていると、すーっと白人のおじさん一人客が吸い寄せられていく(笑)。盛況。

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高級食材店では、また「マルゥ」を発見。

この「マルゥ」をおみやげとして食通の方たちに配ったら大好評だった。いったいどうやってこれだけのクオリティをベトナムで保っているのか、とおっしゃっていた。包みのデザインもゴージャス。

日本でも買えるらしいけれど、やっぱりこちらで買った方が安いです。

お土産にオススメ。

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このタオ・ディエンのあたりは、サイゴン中心部からタクシーで20分ほど。これから面白い食スポットがどんどん生まれてくる予感がする。

(よ)

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by brd | 2014-07-18 02:50 | ベトナム | Comments(0)

サイゴン : おこわとチェーの店「Xôi Chè Bùi Thị Xuân ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアン」

サイゴンのブイ・ティー・スアン通りにある、おこわとチェーの店「Xôi Chè Bùi Thị Xuân ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアン」。

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アイデンティティカラーはグリーン。

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在住の人のブログとかを見ると、わりと最近改装してピカピカになったらしい。旧店名は「チェーソイ111」。写真入のメニューには、なんと日本語も添えてある。

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ソイガー。揚げ鶏のおこわ。

東京某店の鶏おこわは、ここのを参考にしているとか。日本のおこわは、油っぽい具材とあわせることはあまりないけれど、油ものとおこわは合う気がする。この組み合わせは不動の美味。

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きのこにベトナムソーセージ、肉でんぶなどがのったミックスおこわ。

Xôi trộn Bùi Thị Xuânってメニューにあるので、ブイ・ティー・スアン風ミックスおこわ、ということ?

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キッチンには、白いおこわとミックスおこわが入った蒸し器(?)があった。

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黒目豆のライスプディング、と日本語メニューにある。甘いおこわのようでもあるけれど、ベトナム語表記ではChè đậu trắng nếpで、チェーのカテゴリー。

ベトナムでチェーなんか食べてると、豆が美味しいなと思うことが多い。

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寒天のチェー。

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おこわとチェー。

この愛すべきベトナムおやつ2種を一緒に食べられるのは、なんだか小気味良い。おこわとチェーを一緒に売るって、ベトナムの食の世界では普通のことなのだろうか。それとも、この店の創意か。あまり関係ないかもしれないけど、日本だと和菓子屋でおこわも売っていたりするけど、どうなのだろう。

ネットで調べていたら、ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアンは最近日本のテレビでも大きく紹介されたらしい。

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ソイ・チェー・ブイ・ティー・スアンの至近にはスーパーのコープマートが営業中。ベトナムの日常的に出会える。

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シウマイ(ベトナム風肉団子のトマトソース煮)の缶詰を見つけたのでトライ。レバパテ缶詰も購入。双方、食べてみたら意外と悪くない気がした。

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三段重ねのステンレス弁当箱は2個買った。1個は自分用、もう1個は東京の弁当フレンドにお土産。まったくアジアンな文脈とかない人なのだが、喜んで使ってくれた。

ベトナムみやげに、コープマートはおすすめ。

(よ)

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by brd | 2014-06-19 08:38 | ベトナム | Comments(4)

サイゴン : ゴードゥッケー通りのホアンイェンで、ごはんとおかずと日本人、について考えた。

伊藤忍さんが御著書の『ベトナムめし楽食大図鑑』で「私のなかでサイゴンNo.1のお店」とコメントしているゴードゥッケー通りのHoàng Yến ホアンイェンでディナー。

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まずは、豚ばらと卵のココナッツジュース煮。

煮汁はわりとさらっとしているのに、肉と卵に味がしっかりしみている。

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はまぐりの土鍋煮。

これも味付けがしっかりしていて、ごはんにのっけて食べると実にうまい。

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かぼちゃの花のにんにく炒め。

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紫山芋と海老のスープ。

細かく刻んだハーブはなんだろう? ミントと紫蘇かな?

スッと爽やかなハーブの風味が全体の印象をきりりと引き立てる。

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焼きなすひき肉のせ。

もうかなり満腹だったこともあり、この料理、最初はなんとなくビールのつまみイメージで食べていた。

が、ごはんにのっけて食べたら、ん?

ビールの二倍、いや、三倍美味いじゃないか!

前掲書には「ごはんのおかず系が特におすすめ」と書かれているが、やはりそうなのだ。

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ベトナムのおかずは、ごはんに合う。

そして、このごはんに合うおかずが美味しい、という感覚はドンピシャに日本人の琴線に触れる。

そんなベトナム料理論を語りながら、結局おひつのごはんをすべて平らげてしまった。

もう食べられない~、などと食後の幸せに浸りながら、上記のベトナム料理論は、次第に(よ)の脳内で以下のような別論に発展していった。

ベトナム料理においては、白いごはんにおかずをのっけてもまったく問題ない。というか、そうやって食べるのがふつうだ。

対して、日本人には白いごはんにおかずをのせたり、おかずの汁をかけたりすることを禁忌する食文化がある。ねこまんまが下卑た食べものとして扱われる、あの感覚。

ごはんに合うおかずが大好きなはずなのに、ごはんとおかずを別々に食べなくちゃいけない。

これって、つらくないか?

「口内調味」なんてのがあるけれど、思うにこれは、社会的にごはんとおかずをセパレートして食べているように見せかけながら、口内でごはんとおかずを合わせて幸せに浸るための倒錯した技術なんじゃなかろうか。

社会常識的マナーと味覚の真実は、いつも乖離する。

ただ、以上にも例外がたくさんあって、例えば丼ものとカレーは、ごはんとおかずを混ぜて食べてもいいルールの料理だ。

日本人がカレー大好きな理由は、実はこんなところにあったりもするんじゃなかろうか。

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ゴードゥッケー通りで、なぜかカレー論に至った夜だった。

(よ)

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by brd | 2014-06-11 02:16 | ベトナム | Comments(0)

ハノイ : 人気店のおこわをテイクアウトして機内に持ち込む 「xôi yến ソイ・エン」

ハノイ最終日に、

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やって来たのは、おこわ屋さん。

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見た目は、全然おこわ屋さんに見えない。

おしゃれっぽい店名ロゴと、ストライプを多用したしつこめの外装で、「おこわ」のイメージからほど遠い。

最初は「え?」と、かるくとまどってしまった。

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しかし、近くに寄って見れば、実はフツーににぎわっている人気店なのだ。

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店名を「xôi yến ソイ・エン」という。

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ターメリックで色付けした黄色いおこわの上に、緑豆を固めのマッシュポテト状にしたモノ(上の写真の左下のほうに見える)を薄く削って乗せ、フライドエシャロットを散らしたもの。おこわにコーンを混ぜたもの。プレーンなおこわ。以上の三種類の基本からひとつ選び、さらにトッピングとして肉や、おでんのような煮物を乗せたり、すべて客がチョイス可能なシステム。

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スチロールのランチボックスに入れて、テイクアウトも可能。

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おこわ+緑豆ピュレ+豚肉角煮、にしてみた。

この、薄くそいだ緑豆のピュレの扱いが、かなり面白い気がする。

日本人のおこわイメージからすると、ずいぶんボリューミーな、しっかり食べ応えのありそうなおこわ。

機内食はあんまり食べたくないので、移動前に余裕さえあれば機内に持ち込める弁当を滞在地で探すことにしている。

現地の味を機内に持ち込めば、旅の記憶が延長されるような気がして、なんだか嬉しくなってくる。

<2012年7月>

(よ)

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by brd | 2013-04-09 03:55 | ベトナム | Comments(6)

ハノイ その10 : 「ホアン・ブーランジェリー Hoan Boulangerie」の牛の角のパンと山羊ヨーグルト

A French type boulangerie in Hanoi, Vietnam named Hoan Boulangerie.
Croissant, cream puff, pudding and yogurt were all comforting homely taste. We particularly liked the goat milk yogurt, as it was fresh and rich.. [July, 2012]


ベトナムで目をひくもののひとつに、フランス式のパンがある。

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バインミー屋台はもちろん、道ばたで籠に山盛りにして売られてるバゲットとか、田舎のホコリっぽい商店のガラスケースをのぞくと、いきなりシュークリーム、エクレア、パンオショコラなどが売ってたりとか・・。本場ではありえないアジアンな無造作なとり扱われかたをしてるのが面白いのかも。

街歩きしてるとブーランジェリーもよく見かけるので、通りすがりにみつけた店に入ってみた。

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Hoan Boulangerie.

ホム市場の近くにある。

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ガラスケースも、後ろの棚も、棚の上に積みあげられた紙箱も、なんかいい味出している・・・。

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バゲット・カウンター。

バインミーを食べてきたばかりでお腹いっぱいなので味見は断念。

手前にある、ラップでくるまれたパテをはさんだバゲットがおいしいという噂も・・・。

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こちらは甘いものコーナー。

ケーキ、プチシュー、マカロン、プリンなどなど。

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sữa chua dê = ヤギ乳のヨーグルトも、ここの一押し商品。

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こちらはペーストリー・コーナー。おなじみのクロワッサン。

クロワッサン= bánh sừng bò =牛の角のパン。

牛の角の形に似ているパン、ということで、広東語の「牛角包」と一緒の表現。ちなみに検索してみると、ベトナム語にはbánh sừng trâu=水牛の角のパン、という言い方もあるみたい。

1個7000VND≒30円くらい。

店内に席もあるので、食べていくこともできる。

注文したのは、

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クロワッサンとプチ・シュークリーム。

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山羊ヨーグルトとプリン。

お腹いっぱいといいつつ、けっきょく食べてるし・・・。

全体に素朴な味でよかった。

特筆したいのは山羊ヨーグルト(Sua chua de)。コクがあっておいしい!


日本はいま多分、パン・ブーム?

周囲にもパン・マニアの女子がいる。

ハノイの夜市にパンの屋台があって女子がむらがってたので、ハノイでも女性はパン好きなんだな~、と思ってよく見てみたら日本人だったのでワロタ。

<2012年7月>

(ゆ)

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by brd | 2012-10-11 00:59 | ベトナム | Comments(6)

ハノイ その9 : 路上のバインミーとチュンビロン

その8のつづき。

ハノイのホム市場の近くの、路上にあったバインミー屋。

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スクランブルエッグを焼いて、はさんでいるところ。

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ピンボケ失礼。

パンはパリっとしたベトナムらしいバゲットだけど、具の種類(薄焼き卵に野菜)のせいなのか、フツーのサンドイッチ的。イメージしているベトナムらしいバインミー(どうやら南部で主流のタイプ)とは少し違う感じだった。

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発泡スチロールの箱にストックされたバゲット。

このあたり、2軒ほどバインミー屋台が並んでいて、となりの屋台でチュンビロン(孵化直前の有精卵のゆで卵。南部ではホビロン)を注文している客がいたので頼むと、こっちの屋台にはないとの返事。

でも、お隣から取りよせてくれた。

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殻はむいてあって、スープの入った器に生姜とハーブが添えられてる。

<2012年7月>

(よ)

つづく。

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by brd | 2012-08-13 00:04 | ベトナム | Comments(6)

ハノイ その8 : たにしブン、たしにネム、たにしチャー  Bún Ốc ・ Nem Ốc ・ Chả Ốc

その8のつづき。

江古田マイマイに関する記事のコメント欄で狸田所長がベトナムの

Ốc (オック)=たにし

に、ついてさまざま解説してくれたポン。

で、これが、

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Bún Ốc (ブン・オック)=たにしブン

わかりやすく言うと、たにしの汁ビーフン、という感じの料理。

ブンについては、またまた狸田所長の記事にくわしいので、そっちを見てくださいポン。

上のたにしブンは、けっこう大き目のたにしがゴロンと入ってて、たにし自体には結構歯ごたえがあり、ちょうどサザエやばい貝のよう。

スープはさっぱりしていて酸味が効いており、トマトがさらに爽やかな酸っぱさをきわだたせている。

テーブルのチリソースを加えると、けっこう辛い。

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ハーブ&野菜類がたっぷりついてくるので、一緒に。

店内は、

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こんな感じ。

プラスチックの椅子が多いベトナムだけど、ここは木製の長テーブル&長いす。味がある。

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この店、青いひさしの看板の通り、

Bún Ốc ・ Nem Ốc ・ Chả Ốc

と、うたっている。

つまり、

たにしブン、たしにネム、たにしチャー

というわけで、たにしブンだけでなく、たにしネム、たにしチャーも出しているわけだが、どうやら身振り手振りでたずねたところ、たにしネムと、たにしチャーは、朝の時間は出していないらしい。うーん、残念。

というか、姉貴っぽい女性がかなり仏頂面&つっけんどんで、どうも言葉の通じない外人を寄せつけない(もうひとりの妹っぽい女性はほがらか)。だから、ちゃんと言葉が通じれば出てきたかもしれない。

たにしネムは、たにしの揚げ春巻き。

たにしチャーは、タニシのすり身包み焼き、みたいなモノだろうか?

ここ、を見るとよくわかるので、どうぞ。

ニヒルな姉貴は、会計でドン札を渡したとき、はじめて「ニヤリ」と笑顔をみせた。

<2012年7月>

つづく。

(よ)

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by brd | 2012-08-04 22:00 | ベトナム | Comments(2)

ハノイ その7 : おしゃれカフェでカフェめしチャーカー “La Place”

その6の続き。

ハノイ大教会。

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大教会に真正面から向かった状態で、そのまま右に向くと、

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La Placeなるおしゃれカフェが。

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ハノイ名物、「チャーカー」のカフェめしバージョン。

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ミントのはいったスムージーのカクテル。

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こっちもたしか、マンゴースムージーカクテルみたいなもの。

店内はなかなかおしゃれ。

窓際の席では、モデルのような、かなりハイレベルにファッショナブルなベトナム人の若者がiPhoneで友だちと会話しながら、Mac Book AirでFace Bookとtwitterをチェック、的な光景に出くわし、珍しいので写真を撮らせてもらおうと思ったけれど、それもなんか悪いのでやめました。

店内、ちょっと混んでいたので、内装のコジャレっぷりが撮影できず残念。

壁にはこういうたぐいの

e0152073_13454914.jpg

革命系アートがかかっていたりして。

※上の写真は参考資料。別の店の写真です。

あと面白いのは、

e0152073_13531739.jpg

テーブルクロスに、こういう、ざら紙というか、わら半紙のようなものがしいてあり、はじっこにお店の採点欄のようなコーナーがあったりする。

テーブルにはクレヨンが置いてあるので、それで書けばいいのだが、採点欄とかは別にカンケーなしに、テーブルクロス全体に勝手な落書きなども可能。

e0152073_13562745.jpg

かわいいコックさんの書き順が、どうも、思い出せない。

e0152073_1357598.jpg

お絵かきしりとり、なども可。

禁煙だけど、2階のダイニングを出てちょっと上がったところに、タバコの吸えるスペースもある。

e0152073_1441926.jpg

こんな感じ。

(よ)

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by brd | 2012-07-31 22:00 | ベトナム | Comments(2)


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