デンマーク・コペンハーゲン「レレ relæ」のキッチン席。
デンマーク・コペンハーゲンのレストラン「レレ relæ」に行ってきた。
ランチのショートコースに出た、かぼちゃを使った一品。
ところで、今年こそはブログをマメに更新するぞと年頭に恒例の誓いを立ててはみたものの、本ページ右脇あたりにあるカレンダーの更新日は非常にさみしい限りのまばらさのまま、はや2月末。
北欧ネタやら香港ネタやら、書きたい話はいっぱいあるのだが、最近は書店営業やら納品やらにもかまけていたりして、あんまり手につかない日々。
とりあえず、去年の9月に旅行したコペンハーゲンの話を書いてみます。
レレです。
予約の際に「通常席」と「キッチン席」が選べたので、「キッチン」を選択してみたら、こんな眺めの席だった。
カジュアルさ、ラフさ、ヒップさ、フレンドリーさを強調した感じの雰囲気で、サービスも、位置が高めのテーブルに肘をつきながら「アレルギーとかは大丈夫かな? 何かリクエストがあったら遠慮なく我々に言ってほしいんだ」みたいな感じ。
スタッフにアジア系が、何人か。
ノマを筆頭とするいわゆるニューノルディック的カテゴリーのなか、比較的しつらえも値段もカジュアルな一店だと思われます。
飲みものは、まず地元の「コルスター KOLSTER」という名のブルワリーのビールを頼んでみた。
草のような香りがする。とてもホッピー。ライ麦のビールだそうだ。
コルスターは、コペンハーゲンより北へ35km、フレムベックという街にある「100%オーガニック」をうたうクラフトブルワリー。
デンマークでクラフトビールというと、まず「ミッケラー mikkeller」を思い浮かべるが(ミッケラー東京が閉店の知らせ・・・(2016年2月25日現在))、レレのメニューにはリストされていなかった。
ビールとは別に、ワインペアリングのコースも注文してみた。
ペアリングコースの1杯目はアップルサイダー(シードル)。
「エーブルロフ AEBLETOV」(リンゴ狩りの意味)というコペンハーゲン郊外にあるサイダリーで、やはりオーガニックで低温殺菌していないリンゴジュースからサイダーを作っているという。
作り手は、以前レレで働いていた人だとか。
突き出しとして出されたのは、
きゅうりとさやいんげんのバーニャカウダ。
パンとオリーブオイルが、こんな風に出てくる。
次の料理が出る前に、ペアリングコースの2杯目が。
La Paonnerie Voila du Gros Lot.
自然派の、なんとも「らしい」ワイン。
1品目の料理が出た。
ピックルド・マカレル。
つまり、しめ鯖だ。
つぶつぶした白いものは、カリフラワーをクスクス状に砕いたもの。
黄色いものが見えると思うが、レモンの皮。
魚の下には白いクリームがしいてあり、これはカリフラワーのクリームだろうか。
全体に、ほやーんとした感じの味わいで、鯖がなんともふっくら、ふわっとしている。レアに火を入れてあったかもしれない。そのふわっとした、あいまいで優しい鯖と、つぶつぶした少し奇妙なテクスチャーのカリフラワーの対比。
そうそう。
カトラリーとメニューは、引き出しのなかに入ってる。
ところでコースの途中ですが、ひとまず記事をアップするのが目的なので、アップ。
後半は、また次回。
つづく。
ランチのショートコースに出た、かぼちゃを使った一品。
ところで、今年こそはブログをマメに更新するぞと年頭に恒例の誓いを立ててはみたものの、本ページ右脇あたりにあるカレンダーの更新日は非常にさみしい限りのまばらさのまま、はや2月末。
北欧ネタやら香港ネタやら、書きたい話はいっぱいあるのだが、最近は書店営業やら納品やらにもかまけていたりして、あんまり手につかない日々。
とりあえず、去年の9月に旅行したコペンハーゲンの話を書いてみます。
レレです。
予約の際に「通常席」と「キッチン席」が選べたので、「キッチン」を選択してみたら、こんな眺めの席だった。
カジュアルさ、ラフさ、ヒップさ、フレンドリーさを強調した感じの雰囲気で、サービスも、位置が高めのテーブルに肘をつきながら「アレルギーとかは大丈夫かな? 何かリクエストがあったら遠慮なく我々に言ってほしいんだ」みたいな感じ。
スタッフにアジア系が、何人か。
ノマを筆頭とするいわゆるニューノルディック的カテゴリーのなか、比較的しつらえも値段もカジュアルな一店だと思われます。
飲みものは、まず地元の「コルスター KOLSTER」という名のブルワリーのビールを頼んでみた。
草のような香りがする。とてもホッピー。ライ麦のビールだそうだ。
コルスターは、コペンハーゲンより北へ35km、フレムベックという街にある「100%オーガニック」をうたうクラフトブルワリー。
デンマークでクラフトビールというと、まず「ミッケラー mikkeller」を思い浮かべるが(ミッケラー東京が閉店の知らせ・・・(2016年2月25日現在))、レレのメニューにはリストされていなかった。
ビールとは別に、ワインペアリングのコースも注文してみた。
ペアリングコースの1杯目はアップルサイダー(シードル)。
「エーブルロフ AEBLETOV」(リンゴ狩りの意味)というコペンハーゲン郊外にあるサイダリーで、やはりオーガニックで低温殺菌していないリンゴジュースからサイダーを作っているという。
作り手は、以前レレで働いていた人だとか。
突き出しとして出されたのは、
きゅうりとさやいんげんのバーニャカウダ。
パンとオリーブオイルが、こんな風に出てくる。
次の料理が出る前に、ペアリングコースの2杯目が。
La Paonnerie Voila du Gros Lot.
自然派の、なんとも「らしい」ワイン。
1品目の料理が出た。
ピックルド・マカレル。
つまり、しめ鯖だ。
つぶつぶした白いものは、カリフラワーをクスクス状に砕いたもの。
黄色いものが見えると思うが、レモンの皮。
魚の下には白いクリームがしいてあり、これはカリフラワーのクリームだろうか。
全体に、ほやーんとした感じの味わいで、鯖がなんともふっくら、ふわっとしている。レアに火を入れてあったかもしれない。そのふわっとした、あいまいで優しい鯖と、つぶつぶした少し奇妙なテクスチャーのカリフラワーの対比。
そうそう。
カトラリーとメニューは、引き出しのなかに入ってる。
ところでコースの途中ですが、ひとまず記事をアップするのが目的なので、アップ。
後半は、また次回。
つづく。
by brd
| 2016-02-26 00:36
| デンマーク
旅の食卓と食卓の旅。ferment booksより『サンダー・キャッツの発酵教室』『味の形』発売中。ツイッターは @oishiisekai @fermentbooks
by brd
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